ユーザー TAM建築設計室 新井敏洋 の写真

お祭りが盛んな下町の住いです。木製引戸が和の印象です。
ポーチ床の佐久鉄平石は和風にも洋風にも合い経済的な便利な石材です。
防火地域ですが扉は延焼線外です。ガラスは防犯ガラス、電子錠で利便性と安全性を高めています。
建物は木造耐火構造です。

この住いもお祭りの盛んな下町。取り壊した住いの擦りガラスの照明を玄関灯としています。
木製格子扉の引戸です。防火地域ですが扉は延焼線外。木造耐火構造で外壁も板張が可能です。
この住いにも佐久鉄平石を使用しました。(撮影:新澤一平)

扉はモダンですが、全体印象は和に近いものと考えます。
外壁は掻き落とし、ポーチ土間は固まる土です。
準防火地域ですが延焼線を外し木製扉としています。
30坪の敷地ですが、奥行きのあるアプローチです。

軒を低く抑え軒を出して「いらっしい」と出迎える玄関です。

ユーザー TAM建築設計室 新井敏洋 の写真

床はカーペット、壁・天井は楢合板の板張の曰く洋間である。
直線的デザインや庭を眺める窓は和風である。
畳間は床カーペット面と同面で縁なし畳である。欄間は無く吊り鴨居の下を襖が走る。
ちょっとしたディテールに重きを置くのは和的発想だと考える。
襖は太鼓張り、畳の縁無しも襖の太鼓張りもモダンに写る。
開口部は障子戸。洋間の障子は和モダンを決定づける。
些細なことだが、畳は琉球畳、襖は月桃紙。こだわりも和風だ。

和風でない畳間

畳間とのつながり

洋間の障子。組子を出来るだけ細くして繊細さを表現。

ユーザー TAM建築設計室 新井敏洋 の写真

無機的なコンクリートやガラスと有機的な木質と植栽などのを対比しながらも落ち着いた造りとしている。床のピーコックスレートの石材も印象深い脇役となっている。
和モダンを決定づけているのは玄関扉の格子の印象である。しかしながら全ての印象は侘び寂びを意識した調和にあると思う。

見返しの眺め

木格子(門扉)の奥に玄関のある中庭がある。間口が狭く奥行きが深い町家的敷地から中庭住宅を思いついた。
防火地域であるが玄関扉は延焼線から外し木質が可能となっている。

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19、20日一泊2日で外壁塗装を終了すべく予定を組んだ。
もともと、18、19日の予定だが、外部塗装のため天気予報により変更した。

このところ、曇が多く夏なのにこれほど晴天が無いのかと日程のめぐり合わせを恨めしく思う。天気予報も半日経てば晴れから曇り、またまた雨になる。

19日はなんとか曇りで窓廻りのシーリングと外壁の1回塗りは全て終了したが、20日は朝から雨で中止。

シーリングのマスキングやバックアップ材充填、塗装前の窓や外壁設備の養生をプロ並みに行うので時間が掛かります。(設計者なので知識は豊富ですので施工状況の理想を追ってしまいます。手並みが追いつきません。)

そこで、浴室木部のシーリング、施工後塗装(材料は下地共1回両面塗装済み)と南側の大きな木製建具の吊り込みがあったので、ここぞとばかり1回目の塗装を行なった。

ガラスを嵌めこみと1枚計算では約53KGになる建具、とても1人では取り外しは出来ない。上部や下部は取り付いてからは塗装不可能だ。また、ガラスが設置されたらガラス部のマスキングも必用となる。今回、塗装が出来たのはとても幸運であった。
建具の佐野父、兄、弟に感謝。

2日間働き詰めだが、予定の工事は後になってしまった。
とにかく施工は状況次第、付け加えれば設計次第。
設計者のこだわりに(あまり)文句を付けずにこつこつ作業をおこなってくれる職人に感謝。

暗雲の中でも富士山が見えました。

足場を取り外すべく、22日ドライヤー持参で外壁塗装決行予定。

「OUR CABIN OUR DIY」
静岡県十里木高原の小屋作りに奮闘しています。
ご興味が有りましたら是非お読み下さい。
http://blogs.yahoo.co.jp/tamworkroom/folder/1104504.html

建具の上下を塗らせてもらいました。

浴室窓廻りのシーリング

建具の佐野さん親子、私は足場の上で残塗料を塗りじまいしています。

暗雲の中でも富士山が見えました。晴れでも見えないのに・・・

急傾斜地崩壊危険区域でも安定し地震に強い建物・桑原建築設計室 桑原 廣さん


 
急傾斜地崩壊危険区域でも傾斜地が得意な建築家に依頼することで安定し地震に強い建物を建てることは可能です。
 
急傾斜地崩壊危険区域について桑原建築設計室 桑原 廣さんに伺いました。
 

お話を伺った建築家

 

ユーザー 桑原建築設計室 桑原 廣 の写真
国立市中1-8-58国立サンハイツ402
042-505-9070

 

急傾斜地崩壊危険区域とはなんですか?

 
昭和44年に急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律によって定められた区域です。
都道府県知事により区域を指定できます。
 
都道府県により指定要件は、若干かわりますが、神奈川県の場合、 傾斜地の斜 度が30°、崖の高さが5M、被害を受ける人家が5戸以上(上下含める)ある場合に指定されています。
 

急傾斜地崩壊危険区域にはどのような建築制限があるのでしょうか?

 
切土、盛土、伐採など法律に定めた行為について、県知事の許可が必要になります。
宅地造成工事、建築工事において様々な制限を受けます。
 
神奈川県の場合、建築 を傾斜地に埋め込む場合、構造計算は、建築の構造計算ではなく、 土木用の構造計算をもとめられました。
また、小さい部分的な擁壁も宅地造成になるので、 造成工事後にしか建築工事が出来ない等、制限がありま す。
 

 

貴社が急傾斜地崩壊危険区域の建物を手がけたキッカケがありましたら教えて下さい。

 
1990年代は土地バブルがありましたので、建築主と一緒に土地探しをしま した。
予算が足りませんでしたので、眺望と予算を照らし合わせた結果、急傾斜崩壊地 区を選択しました。
 
建設した場所は、神奈川県と東京都の県境でし た。
神奈川 県は、急傾斜崩壊地区の指定をしていましたが、地図で隣の東京都は同じ土地な のに指定はされていませんでした。
 
土地価格は倍違いま した。
このとき、行政 のいい加減さにあきれました。
 
近年指定される地区は多くなりましたが、地域の 利害がからむので、広島のように指定されな い地区で豪雨災害が起こることが あります。
都道府県知事の指定に問題があると思います。
 

「傾斜地の家」は鉄筋コンクリート造のようですが木造の建物を建てることも可能なのでしょうか?

 
急傾斜崩壊地区でも、木造建物は可能です。
しかし基礎工事はかなり大がかり なものになります。
 
また、宅地造成工事後に、普通に木造を建てる ことも出来 ます。
造成には、傾斜度にもよりますが、30坪程度でも500万円以上は かります。
擁壁工事も基準が厳しいので、かなりの費用 がかかります。
 

 

急傾斜地崩壊危険区域に建物を建てる際に気をつけた点を教えて下さい。

  
急傾斜が何故危ないのかを考えると、一番に排水計画です。
上部からの雨水や 地下水(地域によってはかなりの量があります)をどのように排水していくかが、地盤の安定につながります。
 
また、傾斜地盤を変 更する時に、建築物の重量と土砂の排出重量を出来るだけ同じにし て、周囲との安定をはかることだと思います。
 

急傾斜地崩壊危険区域で建物を建てたい方になにかアドバイスがありましたらお願いします。

 
傾斜地は眺望やプライバシーに優れた土地です。
しかし、危険もありますの で、 土地の履歴と地盤調査をしっかりすることです。
 
不動産屋さんの重要事項説明はあくまでも法律の最低条件が書かれているので、 専門家の意見をセカンドオピニオンとして参考にしてください。
費 用はあまりかからないと思います。
 

傾斜地の土地調査をしていただけるでしょうか?

 
もちろん、セカンドオピニオンを含め、土地の調査もしています。
 

桑原建築設計室 桑原 廣さんの急傾斜地崩壊危険区域・設計事例

  

画像 建物の名称 紹介文
傾斜地の家

傾斜面が西側でしたので、西日を避けるために、大きめの屋根と庇で、眺望を得ました。

ユーザー タイラヤスヒロ建築設計事務所 平 泰博 の写真

リビングに併設する畳コーナーです。

中央奥の凹んだ部分に仏壇がおかれます。

和風な印象を和らげる為、
内装の色は
畳表の色を茶色、壁を薄紫としています。
照明は壁付けのスポットライトで壁、そして天井の杉板を照らしています。

和風過ぎず、リビングのフローリングとも馴染んでいます。
リビングからすぐにゴロンと横になれるように
扉等は現在設置していません。(将来取り付ける事も可能です)

障子の格子にアクセントを付けています。

ユーザー タイラヤスヒロ建築設計事務所 平 泰博 の写真

窓も取り付き、室内からの眺めがとても綺麗です。
写真1枚目(2階廊下)

写真2枚目(階段室)

雪止め金具も屋根と同色に塗装を行い
屋根も綺麗に仕上がりました。

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

2013年に完成した横須賀の家でつくった茶室です(^^)
間接照明を組み込んだR壁が印象的な茶室です。
外には何十年と時を刻んだ桜の樹が視界に入ってきます!

仕上には和紙を使ったり…床柱には竹を使ったり…質素で凛とした和風の空間ですが…モダンに仕上がったと思いませんか(≧◇≦)

I-0525、ヘーベルハウスの増改築(大阪府)

ユーザー nobu の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
大阪府
現住所‐郡市区町村: 
東大阪市
依頼内容: 

はじめに、当方の建物は、東大阪市の軽量鉄骨のALC住宅です。ヘーベルハウス2階建てです。屋根はカラーベストです。
市街化区域の準防火地域です。敷地面積は、137・22㎡です。
延べ面積、126・55㎡です。
 
 
現在、息子夫婦と同居していますが、将来、部屋数が足らなくなります。(0歳、1歳、4歳の子供と息子夫婦と、私と妻の7人)
 
息子夫婦は、2階で暮らしています。私の妻も2階の一部屋を使っています。
 
2階の7.5畳のベランダに息子夫婦達のDKを増築する方向で考えています。
 
 
現在、1階に15帖LD、8畳の和室、3.5帖のキッチン、庭が約20平米有ります。出来れば、庭の部分に妻の寝室を増築し、二階の全てを息子夫婦で住ませたいと考えています。浴室のみ共有のほぼ二世帯住宅が要望です。出来れば、玄関も2階に増設したいと考えています。
 
リフォームの依頼先は、やはり建てたメーカー(ヘーベルハウス)に依頼したほうが良いのでしょうか?
 
 
 
ハウスメーカーの見解では、、強度上の問題で、屋根を一度、取り外しての掛け替えが必要との事です。目に見えたメリットも無く、出来れば屋根の掛け替えしなくて良い施工方法はないのでしょうか?
 
素人の考えですが、ベランダ増築部分と既存部分の継ぎ目に対して雨仕舞いの問題で、きちんと施工すれば屋根の掛け替えは不要だと考えます。
 
また、10平米以上の増改築は法律上、無理との事ですので、2階のベランダをDKに改築すれば、1階の増築は出来ないとの事で、二世帯住宅にするには、面積が足りません。
 
ヘーベルハウス以外の他の工務店に依頼しても、同じ見解(施工方法)になるのでしょうか?
 
 
 
今回の主な相談は施工店探しに苦労しています。
 
 
難解な軽量鉄骨ALC住宅の建物(構造計算、雨仕舞い)を得意とする設計士を選択するのも重要ですが、ALC軽量鉄骨造の実績、経験が豊富な自社職人を持たれ、ALC板なので雨仕舞いを熟知された一級施工管理士を所有された、下請けに丸投げしない、自社責任施工の工務店を探すのが最も理想的だと考えます。
 
しかし、クレームの多いリフォーム業界において、ホームページだけでの情報では、そのよう施工店を探すのは危険です。
 
もし、今までの、ご経験で、そのよう施工店とコラボされて仕事された御経験が有れば、一度相談をお願いしたいと願います。
 
何卒よろしくお願い致します。
 
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない
 
 





ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

進行中の菅谷の家…実施設計がほぼ完了!!!
いよいよ見積りに入れそうです…いつもながら気合いが入った設計図を描きました!!!
オープンデスクで来てくれている子がつくってくれた模型…
少しづつ成長してきた感じで頼もしいです(≧◇≦)

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