ユーザー TAM建築設計室 新井敏洋 の写真

マンションの1LDKと2LDKを管理組合の同意のもと一体化し、スケルトン改修を行いました。
遊び盛りの2男、1女のために、広く自由に遊び回れること、子供室には秘密基地があり、
基地に上がるハシゴや脱出するうんていなどワクワクするものがあります。
子どもの成長を考えたスペースの使い方、自然材料を使った健康住宅、目が届く安全を考えました。

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こちらは姉妹3人の子供部屋です。多少年齢も離れ就寝時間もまちまちです。布団を並べて一緒に寝たい、出来れば従姉妹の寝る場所もと言うことで、3人の2畳ほど合わせて6畳の服入れの上にロフトをつくりそこがベットコーナー。勉強コーナーも3つに仕切り遮光スクリーンで閉じるようになっています。

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遊び盛りの子のいる子供室には「うんてい」や「のぼり棒」をつけることがあります。ロフトと組み合わせると子供にとっても親にとっても楽しい装置となります。わが家では子供がサッカーをしているので、上半身強化のために鉄棒を設けました。親も運動不足解消に使っています。

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わが家には受験を控えた高校生と中学生の男の子2人がいます。子供室は2階居間隣にありドアはつけていません。10畳ほどの部屋は造付けの服入、本棚、机で2つに仕切られそこにもドアはありません。最小限の仕切としてロールスクリーンはつけていますが中の様子は判ります。子供にとっては居心地が悪いとは思いますがお互いの気配が伝わることが重要だと考えました。しかし不満もあるかなという思いから、子供室上部に5畳ほどのロフトを設けています。空間はつながっていますが、閉鎖的な場所です。ここの場所は自由にさせています。ゲームで遊んだり、漫画本を読んだりしています。

(左写真)手前の子供室、(右写真)手前より奥を見る

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猛暑が続いています。家の窓からの熱気が大きいことを確認し改めて窓のデザインの奥深さを感じます。緑が少なくなり気温の上昇が続くところでは外部の熱負荷を抑える、例えば南の窓を庇で遮熱したりガラスを高遮熱としたりと窓を工夫することは特に重要に感じます。我が家では、写真のように洗面所のトップライトをホームセンターで買った葦簀をカットし手動で動くようにしました。清涼感もあり、快適な感じになりました。

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事務所兼住まいのある練馬で34.3度を記録したそうです。
今のところ、節電のためエアコンは使用していませが、
使える用意だけはしておこうと考え、内部のクリーニングをしました。
5台のエアコンがあるため、洗浄液垂れ受けの使い廻しが出来るように、
新聞紙を折りたたみクラフトテープで補強し、受けをつくりました。
それを養生テープでエアコンの直下に写真のように固定しました。
養生テープなので粘着後が残らず、使い廻しが可能です。
滞りなぐ作業は終了しました。

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梅雨が明け、夏の強い日差しが続く毎日です。
「家の作りようは夏をむねとすべし」といいますが、小さな庇でもしっかり
日陰をつくっています。

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私どもの設計では庇のある家を多く提案しています。漏水原因が少なく、外壁等の耐久性を高め、夏の日除けになるためです。また、良く提案する木製窓も木が断熱材であるため窓枠部の外部よりの熱負荷が少なく、窓枠には結露も夏の熱気もおきません。ガラス部も高遮熱、高断熱を使い分けます。木製デッキもコンクリートのように熱を蓄えないので夏向きでしょう。写真の家はTAM仕様といえる夏向きの家です。2階の庇が日除けとならない広い1階の開口には日除けテントを張って快適に過ごされています。日本の家は「夏を旨とすべし」とつくづく今の猛暑の中で感じています。

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連日の猛暑です。
断熱性の良い住まいは室内の熱損失が少なくなります。
したがって、一度入り込んだ熱はなかなか逃げてくれません。
断熱性の良い住まいでも外部よりの特に窓よりの熱で室内温度は上昇していきます。
そこで、日中は出来るだけ熱を入れない工夫が必用です。
断熱住宅は、深い庇、簾やよしずの生活、「夏を旨とすべし」が必用です。

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