南側の道路から見た夕景です。
十数年ぶりの電話からスタートしたプロジェクトです。人生の再出発をスタートするにあたり、ご夫婦が趣味を楽しむための家をとのことでした。
元は二間続きの和室があったところを間の仕切りと2階の床も撤去して吹抜けのある、明るくて広いリビングへリノベーションしました。」
長年、住みなれた町で暮らしたいと考えてたご夫婦が、たまたま散歩中に出会った中古の売家。立地は申し分ないけど、8人家族が暮らしてた、部屋もたくさん有る広い家でした。このボリュームを生かしつつ、ご夫婦と猫たちがゆっくりと暮らせる住まいへとリノベーションすることがご希望でした。
ご夫婦の家として、大き過ぎる建物の一部を取り壊してボリュームを小さくしました。その上で間取りを整理して使いやすくて明るく広々とした住宅へリノベーションしました。また、ちょうどリビング前の庭に地面から1mほど突出した既存のコンクリート堀車庫を使ってデッキを造りました。リビングから見ると舞台のように見えるデッキは、窓を開け放つとリビングの延長になり。大勢のゲストが集まる際に活躍しています。
福岡県久留米市の北野町、コスモス街道沿いに建つ住宅です。秋には街道沿いにコスモスの花が咲き乱れます。
以前、お住まいだった家は、10数年前にハウスメーカーで建てた家でした。結婚したばかりのご夫婦が、ハウスメーカーの進めるままに建てたその家は使いかってが悪く、不便で暮らし辛いもので、奥様にとってその家での生活はストレスの原因でした。
土地探しから係わらせていただき、じっくりとお話をすることでご家族にとっての「住み心地のいい家」を一緒に考えながら進めることが出来ました。白と黒の外壁に敷地形状に合わせて一部を斜めに振った外観はシンプルで存在感があります。室内は外観のイメージと違い無垢の木の温かみと何気なく和を感じられる落ち着いた雰囲気ながらも楽しい空間になっています。
紺色と白色の外壁に木の格子が印象的なシンプルな建物です。
何件かのハウスメーカーに相談されたそうなのですが提示されたプランに納得できなかったとの事。クライアントの希望はシンプルな外観にスキップフロアーなどの生活を楽しむ明るい空間でした。
階段を中心に各フロアーをずらしたりロフトを設けることで2階建てなのに7つのフロアーを持つ楽しい空間になりました。
白い箱と茶色の箱を重ねたシンプルな外観です。茶色いスリットの板張り部分が庭になっています。
古い住宅地の大きな通りの交差点に建つこの家は、若い二人が結婚を機に建てた住宅です。小さな敷地ですが、ビルトインガレージに8帖ほどの広さの庭もあります。リビングは大きな窓とデッキで庭と一体に 繋がりゆとりのある広々とした空間になっています。庭を取り囲む目透かしの板塀は、プライバシーを守りながらも道行く人の気配を感じる事ができます。
ご主人のこだわり、クライミングウォールのあるリビング。オーバーハングしたクライミングウォールは、杉の木目に鮮やかなホールドが楽しいです。
クライミングウォールをただ造るのではなく、生活空間に溶け込むことを意識して設計しました。白と紺色のシンプルな外観は、古い街並みの中で 存在感があり、通りのアクセントになってす。中庭の格子戸は大きく開くことができます。夜この格子戸から漏れる光がこの家の家族の優しさを感じさせてくれます。
クライアントから、この家を訪れた方はリビングのクライミングウォールに驚くけど、みんな「心地のいい家だね・・・」って言ってくれるよって。うれしいですネ。この家の建設に関係したすべての皆さんに感謝です。
交差点に建つ「クライミングウォールの家」白と紺色の外壁が印象的です。
木製の格子は引戸になって大きく開くことができます。
夕景、漏れ出す光がこの家の家族の優しい温もりを感じさせてくれます。
格子の奥は4.5帖の庭、小さな庭だが自然を感じさせてくれます。
光の差す明るいリビング、和室は小上がりになってダイニングと一体に使うことが出来ます。
キッチンからダイニングを…テーブルはオリジナルで製作しました。
小上りになった4.5帖の和室。障子を開くとダイニングと一体に使うことが出来ます。
2階寝室、階段を上がると小屋裏収納です
中庭のデッキに格子戸の隙間から光が差し込んできてます。
東側道路より昼景・・・平屋部分は銀色のガルバリウム鋼板と無垢の木の外壁に、2階建て部分の外壁はジョリパットで真っ白に塗装し ました。
郊外の住宅地の一角、10数本の梅の木が植えられ土地に出会われたクライアントからのご要望は梅の木を残す事。そこで、梅の木を取り囲む形で計画がスタートしました。
東側道路より夕景・・・玄関の格子戸や窓から漏れる光が印象的です。
東側道路より
南側道路より、既存の法面をそのままにクローバーの種を蒔きました。
南側道路、夕景1・・・格子戸を閉じた様子。中庭の光が格子から漏れていい感じです。
南側道路、夕景2・・・格子戸を開けた様子。中庭の梅の木を回廊と建物が取り囲んでいます
中庭の梅の木越しにデッキを見ています。デッキは日当たりもよく気持ちのいい場所になりました。
中庭のデッキはリビング、ダイニングとつながり庭と一体として使う事ができます。
リビングダイニングは吹き抜けの大きな窓から光が差し込みとても明るく気持ちのいい空間です。
2階のキャットウォークから見た吹き抜けの様子。
10日、サラリーマンの長男の夏休みに併せて外壁塗装を行なった。 大学生の次男もサークルイベントとアルバイトの間に無理やり突っ込んだ。2人共後は「ムリ」との素気ない返事。合宿帰りの次男などは前日の寝不足で午前中は車の中で長い休憩。
木の外壁は塗装等のメンテをすれば長持ちする。 今後も自分たちでメンテをするつもりなので、子らに手伝わせる。 小さな頃から現場に連れて行ってるせいか、現場なれ職人さんなれしています。 文句を言わないのはそれなりに楽しんでいると解釈する。
塗装と言ってもただ塗らせる訳ではない。まずは現場での「安全」を確認させる、常に足場からの落下の危険があるから体の支持を考えてもらう。休憩も考え判断させる。塗装汚れを防ぐために、窓廻りに養生をさせ、塗り残しが無いようにしっかり管理してもらう。塗料の安全上の注意も守らせる。 最後には手元に残る塗料の塗り面積とかかる時間の解説をしてくれるほど。ブラシ洗い、片付けもお願いし、大いにはかどりました。
もちろん帰りは温泉(今日は生富士山付)、食事付です。
外壁塗装は2回塗りを考えているので次回は1泊2日で仕上げます。
「OUR CABIN OUR DIY」 静岡県十里木高原の小屋作りに奮闘しています。ご興味が有りましたら是非お読み下さい。http://blogs.yahoo.co.jp/tamworkroom/folder/1104504.html
最後は総出で。
本日は終了。
南側立面、キツネの家族が住む裏山がすぐそこ…手前は薪棚です。
福岡の建築家が、なぜ能登で住宅の設計をしてるのか・・・それは、突然の電話からでした。
「石川県からなのですが・・・」「ハァ~、石川県って石川県ですか?」「雑誌に載っていた写真を見て・・・」
そんな感じで始まった電話から住宅雑誌に掲載されていた住宅に興味を持たれ今後の参考に電話してきたとのこと(私自身は、掲載されていた事を忘れていたのですが・・・)当然、その時点で能登半島の先端で住宅の設計をするなど、まったく考えてなかったので参考になればと設計した住宅の写真を送ったりメールをやり取りしたりしていたのですが・・・
それが、なぜか片道8時間かけていくことになるなんて・・・
能登の夕日が・・・
南側、リビング吹き抜けの大きな窓に雲が映りこんでいます。
吹き抜けのリビング、ご主人、こだわりの薪ストーブがカッコイです。冬は吹き抜けの大
リビングから吹き抜けを見上げ-2 地松の大きな地松の梁がダイナミックです。
リビングから台所、食堂を見る。奥は小上がり和室3.75帖になっています。
小上がりになった3.75帖の和室、障子を引き込むと食堂と一体になります。
2階のフリーコーナーから吹き抜けを見おろす。
2階の廊下(フリーコーナー)子供部屋の明かりがポリカ波板の壁を透して廊下を照らします。
子供部屋は、将来2室へ廊下に面する壁がポリカ波板になっています。夜は、子供部屋の明かりがポリか波板の壁から透して廊下を照らします。
南側道路からの外観です。鹿児島をイメージしたガルバの黒い外壁と木の格子が落ち着いた雰囲気の住宅です。
この住宅は、区画整理事業により新たに形つくられた街区に建っています。建主はもともとこの地で生活されてこられ、新しい住まいでも今までと変わらない地域とのつながりを大事にした生活の場をのぞまれていました。鹿児島(黒豚、黒じょか、黒麹の焼酎など黒文化の街)をイメージした黒い外観は新たに造られていく街並みの中で、際立って主張するのではなく、控えめでありながらも存在感のある住宅になっています。また、玄関部分の木の格子がこの家で暮らす家族の優しさを感じさせてくれています。
食堂、薪ストーブの廻りの石は地元産です。中庭の向こうにおばあちゃんの部屋が見える
吹き抜けのLDK。
玄関、黒い外壁に木の格子が優しい・・・
北向きの中庭、おばあちゃんの部屋とリビングがデッキを挟んで向かい合っています。
北側道路から・・・昼景です。
北側道路から・・・夜景です。
ホールからリビングを見たところです。
流し台は大工さんに作ってもらいました。真中の作業台は、おばあちゃんのお嫁入り道具のタンスをリメイクしました。
玄関は土間スペースです。
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