ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

※スキップフロアを併用した二階LDK提案事例CG

2階リビングのメリット・デメリットを知って、

暮らしを想像するように。

木造住宅の場合は特にですが

建物の構造的な事からも

比較的開放感を

持たせることが出来る

2階リビングについて。

2階リビングの

メリット・デメリットを知ることは、

実はとても大切。

採用する、

採用しないに関わらず、

将来の暮らしを考える

良いキッカケになるからです。

まずはメリットから。

2階リビングのメリットは

遠くの景色を取り入れやすい事。

1階だと、

ある程度視界が限られてきますから

条件がよっぽど適した場所でなければ

なかなか遠くの景色を

楽しむことは難しいです。

なので、

敷地内に庭を設けたりして

緑を愉しんだりするのですが、

広い庭を確保しにくい土地、

住宅密集地では難しい。

近くに公園があれば、

その緑を眺めるように。

周りの家と家の隙間から

空が見えれば、

そちらに向かって窓をつくったり。

高台であれば、

遠くの山の稜線を眺めるように。

2階に上がることで、

切り取る景色に幅が広がります。

狭小地でなくても、

遠くの景色を取り入れるために

2階リビングにすることもあります。

遠くに山の稜線が見えれば、

自分の庭に植えた

植栽と繋げてみたり「借景」としても

風景の範囲が一階とは異なります。

シンボル的な広域の風景を

眺める大きな窓を設ける事も

開放感を生み出す過ごし方。

住宅街でも

比較的光を取り入れやすいという事。

リビングは明るい方がいいですか?。

住宅地では

お隣の家の影が

自分たちの敷地にもかかってきます。

そして当然ですが、

低い位置の方が影の影響は

大きいですね。

そこで、

明るくしたいリビングを

2階にもってくるという考え方に

繋がる訳です。

狭小地での駐車場・駐車スペースを

確保するのに最適。

当然ですが車が入ってくるのは道路から。

敷地の道路側等には

車を停めるスペースが必要です。

奈良県は特に

交通網の観点からも

マイカーでの移動が多くなります。

家族の環境変化も考えると

2台分は確保したいところ。

でも、

家を建てる敷地が広いとは限りません。

駐車場スペースにも

限りがあります。

そんな時に、

2階をリビングにして

1階をビルトインガレージ(インナーガレージ)として

計画する事で、

車庫を確保しつつ、

住宅の居住面積も

出来る限り確保できるように。

更には車から雨にぬれずに

玄関へ行けるという+αの

メリットも付いてきます。

2台分のビルトインガレージの上が

LDKというスタイルで

ホームエレベーターでの

上下階移動も

将来的な計画として視野に

間取りを考える事も重要です。

坂道が多く、

平坦な場所が少ない地域も

奈良県の山間の住宅地では多いです。

土地を小間切りされた

狭小地も意外と沢山あります。

工夫次第で

平屋のような暮らしができる

生活の主たる部分を

同じ階にしてしまえば、

1日の殆どを1フロアで過ごせるので、

平屋に住んでる感覚に近くなります。

2階にリビングを持ってくる場合、

リビング以外の部屋も一緒に

2階にもってくればそれが可能です。

2階にある平屋のような暮らしも

注文住宅での価値観のひとつに。

2階リビングのデメリット(回避可能)

家事動線は「水平動線」が基本良い。

家の条件の中に

必ずと言っていいほど

入る項目だと思うのが、

家事がしやすい家。

家づくりを考えるときには、

こだわりたい項目になるかと思います。

特に気を使いたいのが、

洗濯動線

「洗う→干す→たたむ→しまう」

間違えて、この動線が「上下動線」になってしまうと、

一気に家事が大変な家になります。

例えば、1階で洗濯して、

1階に室内干しのスペースを

計画していなかったら

2階のベランダやバルコニー

又はリビングの一部で干して、

たたんで、

1階の寝室のクローゼットにしまう。

洗濯物を持って、

階段の昇り降りって大変ですよね。

浴室・洗面脱衣室・物干し場・収納はセットにして、

近い位置関係や移動しやすい間取りで

配置するのか、

別の位置関係で

配置するのかを決めることが大切。

自身の家事効率を

どのようにイメージするのかで

随分間取り計画や

住み始めてからの暮らしが変わります。

やむを得ず家事空間を

分解しないといけない時でも、

上下移動が比較的単純に済むように。

家族構成や暮らし方で

1階2階に配置する部屋を考える。

メリットの所でも説明しましたが、

生活の主たる部分を1フロアにまとめると、

一気に暮らしやすくなります。

では、「生活の主たる部分」って

一体何の部屋なのか?

その答えは家族によって異なります。

以下に2つ例をあげます。

1:家づくりの際、既に子供が大きい時。

現在の住まいで

一人部屋を既に持ってる場合も

同様だと思いますが、

この段階での暮らしにとって

子どものプライバシーを

確保するということも

ポイントになってきます。

その場合は、

子ども室を生活の主たる部分から外して、

1階に計画する事も考え方のひとつです。

2:家事をしながら

子どもの様子が分かるようにしたい時。

この場合は、

LDKと子ども室で

視線が通る方がベストです。

なので、

例1とは異なり、

子ども室として活用できるような

スペースをLDK近くに考えて

予備的空間を設計して

「生活の主たる部分」ということを考えて、

それ以外の部屋を

1階に計画する事もあります。

例えば、

水回り(洗濯動線は崩さない)だったり、

寝室や書斎だったりが

1階に配置する部屋の候補になります。

ここを見誤って、

家族に合わない間取りになってしまうと、

暮らしにくい家に

なりますから要注意です。

2階リビングのデメリット(不可避)。

階段の昇り降りを考える。

リビングが2階ということは、

家に帰ってきて必ず

階段を上ることになります。

毎日の階段、

出掛ける時も階段、

お客様が来ても階段、

若いうちは大丈夫でも、

年齢を重ねるごとに心配にもなります。

でもデメリットをちゃんと理解すれば、

対策は出来ます。

ここでの対策は、

最初のプラン作成時に、

必ず検討することがあります。

このブログの最初に書いた

ビルトインガレージ計画の内容に

将来的にホームエレベーターを

設置できる場所を設けておくこと。

いざ、

改築やリフォームする時に

最小限の工事で出来る様な構造にしておけば、

工事期間も短く、

費用も抑えることができます。

将来への備えは、

ある程度今から

考えておいた方が得です。

損はしません。

少し先にある将来の暮らしを

想像する事。

メリットを活かしつつ、

注意点を守って、

デメリットにはしっかりと

対策案を考えておけば、

将来までも不安の少ない

暮らしが想像できます。

身体機能が衰えた際には

ホームエレベーターで

上り下り、

上がったらそのまま

寛いだり料理を楽しんだり、

居心地の良いリビングや

ダイングを味わう。

外の景色を眺めながら

くつろいで、

お風呂に入って

夜の時間をゆったりと過ごす。

最初は子ども達が使ってた

2階の部屋が夫婦の寝室に変化したり。

1階にあった主寝室は

孫を連れた子ども達が

帰ってきた時の部屋、

ゲストルームに変化したり。

そんなふうに

可変性も持たせた

素敵な暮らしが見えて来ませんか?。

ここで書いた二階リビング(LDK)の

考え方は

2階リビングに特化したこと

ばかりではありません。

平屋でも1階リビングの2階建てでも、

3階建てでも

同じことがいえますから

家造りや間取り計画のご参考に。

住まいのリフォーム・リノベーション

模様替えや増改築について

ご相談・ご質問・ご依頼は

■やまぐち建築設計室■

ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから

気軽にご連絡ください。

-------------------------------------

■やまぐち建築設計室■

 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

https://www.y-kenchiku.jp/

-------------------------------------

I-4185、傾斜地に建つ自宅について建て替え(東京都)

ユーザー 家鴨 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

約28坪の傾斜地に建つ自宅について建て替えを検討しています。
大田区の所有地で、4mと6.8mの公道に面した角地となります。
4mの道路は傾斜道路となっており、現在はその道路を10m(高さ2m)ほど上がった所が自宅の入口となっています。
地下はほぼ全面的に鉄筋コンクリートの車庫となっており、その上に2階建ての木造住宅が建っています。
予算としては5000万程度で、可能であれば地下車庫や地下室を作りたいのですが、まずはその予算感で建築が可能か相談させて頂ければと考えています。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、砂利や砕石を採用する。

その時に、チェックした方がよいことを
いくつかお話ししました。

そうそう。一点補足しておきます。

以前お客様で、建物周りの空地に、
自分で砕石を敷き詰めます!
ということで、減額されました。

もちろん。
ご自身でも敷き詰めれますよ。

ただ。。
ホームセンターで買って敷き詰めても、
ビックリするほど、砂利が必要で、
敷き詰めるのって、結構大変なんです。

減額されたお客様からのアドバイスとして。
プロに頼んだ方がいいとのことでした(笑)
ぜひ参考にしてくださいね。

さて。
今日のお話しは、少し違う仕上げ。
緑化ブロックについてです。

緑化ブロックって?と思いますよね。。
こんな感じです。

よく、市役所とか公共の建物の駐車場の床で
採用されていますよね。

駐車場を、殺風景にしたくなくて、
グリーンにしたい!ということであれば、
このブロック+芝生っていいですよ。

ちなみに。
駐車場の床面って、当たり前ですけど、
タイヤ部分にかなりな荷重がかかるので、
雑草以外の植栽は、なかなか難しい。

このブロックであれば、車の荷重は、
基本的に、ブロックが負担してくれるので、
その隙間に植わっている植栽は、
踏んずけられないので、すくすく育ちます。

なので。
もしかして、駐車場しか植栽が確保できない。
そんな場合であれば、このブロックが有効かも。

それと。
全てをコンクリート等にしてしまうと、
夏場に、かなりな熱を持つことになるので、
それを軽減する意味でも、効果的ですね。
(適宜散水すると、より効果的です)

ただし。
この緑化ブロックを採用するのであれば、
気になることもあるんです。

ブロックの隙間に、天然芝を植えたとして、
芝って、当然、伸びてきます。

いざ。その芝生を刈ろう!
ということになった場合、結構大変なんです。

草刈り機は使いにくいので、
基本的に、ハサミになります。

1台くらいであればいいのですが、
2台分となると、かなり広い範囲ですから。

その手間を惜しむと。。
せっかくの見た目が台無しになったりします。

なので。
緑化ブロック+芝生にしたい場合は、
メンテのことも考えて採用しましょう。

今日はこの辺で。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

※設計実例の住まいのインナーテラス・土間で外を眺める猫達

ペットを家族として

愛する方々にとって、

ペットとの生活に適した

住環境を整えることは

必要不可欠です。

家づくりの計画を立てる際、

ペットの快適さや

安全性を考慮した住宅設計は、

多くの方にとって

重要なポイントになります。

そういう意味で

ペットとの共同生活に

最適解となる

住宅設計のポイントと

家づくりの注意点を。

ペットと暮らす

家づくりのポイント。

階段の設計

ペットの安全を考慮した

階段の設計は、

ペットとの生活において

重要な要素となります。

緩やかな階段は

ペットの足腰への負担を軽減し、

安全性を高めます。

また、

人にとっても、

日常的に緩やかな階段は

安全で使いやすい

というメリットがあります。

階段の設計は、

ペットだけでなく

家族の安全と

快適性も

考慮したものであるべきです。

ペットに優しい床材の選択

ペットの健康と

快適性を考慮した

床材の選択も

ポイントの1つになります。

滑りにくく、

肉球に優しい素材を選ぶことで、

ペットの安全を確保し、

快適な生活空間を

提供します。

また、

床材は耐久性が

高いものがおすすめです。

掃除のしやすさ

ペットとの生活では、

毎日の掃除が欠かせません。

抜け毛や汚れに

対応しやすい内装材を

選ぶことで、

清潔な環境を

維持しやすくなります。

また、

ペットが外から持ち込む

汚れに対応するために、

掃除がしやすい

素材の選択は

非常に重要ですし

例えば散歩から家に戻った際の

移動動線の中に

どのように「室外」→「室内」への移動

又は逆に「室内」→「室外」を

計画するべきなのか?

室内で過ごす場合は?

又は庭で過ごす場合は?

等の内容を踏まえた

家の間取り計画も重要になります。

散歩アクセサリーも

どこに収納しておくのか?

それだけでも日常が変わります。

ペットと暮らすため素材選び。

床や壁の傷対策

ペットとの生活において、

床や壁の傷は

避けられない問題です。

傷の対策として、

メンテナンスしやすい

床材や壁紙を

選ぶことが重要です。

例えば、

コルクマットや

ペット用の壁紙を

使用することで、

傷や汚れに強く、

長期的に

美しい住環境を

維持できます。

臭い対策

ペットとの生活では、

時間とともに

気になる臭いが

発生することがあります。

この問題に対処するためには、

24時間換気システムの

導入だけではなくて、

脱臭機能を持つ

壁材の使用が効果的です。

ペットのストレス対策
ストレスを軽減するためには、

住宅設計において

ペットの行動範囲を

考慮することが重要です。

特に、

通行人が多い道路に面した場所に

ドッグスペースを設ける際は、

ペットが吠え続けることを

避けるために、

防音対策も含めた

計画を施すことが望ましいです。

ペットとの生活に

適した住宅設計は、

ペットの快適性と安全性を

考慮することが重要です。

だからといって

人に対して不便になると

生活にも支障が出るので

考え方のバランスが重要になります。

床材の選択、

掃除のしやすさなど、

日常生活でのペットとの

快適な生活を実現する為には、

これらの要素を

総合的に考慮する必要があります。

ペットとの

幸せな生活を実現するために、

最低でも

これらのポイントを

念頭に置きながら、

住宅設計の計画をイメージしてください。

勿論「獣医」さんとのコラボも

僕のアトリエでは可能です。

住まいのリフォーム・リノベーション

模様替えや増改築について

ご相談・ご質問・ご依頼は

■やまぐち建築設計室■

ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから

気軽にご連絡ください。

-------------------------------------

■やまぐち建築設計室■

 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

https://www.y-kenchiku.jp/

-------------------------------------

伏見城下の家

●設計事例の所在地: 
京都府京都市
●面積(坪): 
38
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

メインスペース。ダイニングからリビング・キッチンを望む。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

約40坪の土地に80%の容積率。小さくなってしまうこの土地に、小ささを感じない家を計画しました。リビング・ダイニングに人が集まるという家族の特徴を最大限に重要視し、フレキシブルで様々な使い方を考える空間としました。2つの吹き抜けは、建物内のサーキュレーションに重要な役割を持ち、寒暖の激しいペリメーターゾーンに快適性を与えました。

その他の画像: 

湖里庵

●設計事例の所在地: 
滋賀県高島市
●面積(坪): 
86
●建物の種類(大分類): 
商業施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

客室から琵琶湖を望む

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

平成30年の台風で被災した滋賀県高島市琵琶湖岸に建つ「湖里庵」再建プロジェクトです。単なる再現ではなく、風や雪等の自然環境を考慮した建物形状の検討、琵琶湖の眺望を生かすため、大スパンのガラスとし、柱以外見えないよう工夫することで中外の一体化を目指しました。料亭と一日一客の旅館との両立、旧街道沿いの宿場町であったこの地域が持つ、路地空間やたまり・抜けの規則性や湖里庵らしさを取り入れる計画としました。

その他の画像: 

南新座の家

●設計事例の所在地: 
岡山県津山市
●面積(坪): 
87.6
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

道路側外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

 津山市の徳守神社の境内と道を隔てた敷地に建つ、ご両親とその娘さん夫婦が住む2世帯住宅の計画である。津山は「西の小京都」と呼ばれ、また文化圏で見ると、出雲文化と大和文化の影響を色濃く受けた城下町である。隣接する神社や民家からも、特に周囲の環境との関係(場所性・景観)を、大切にすることが重要と思われた。ただし、和風を直接表現するのではなく、現代の生活に即した、日本的空間をデザインしようと考えた。
 敷地は北側で前面道路に接し、道路に面した部分は車庫(車3台分)と各世帯へのアプローチで、間口いっぱいを必要とした。吹抜けの車庫とエントランス(前庭)・2階への外階段を、ひとつの大きなフレーム(屋根と壁)で覆い、神社とのディメンションを図った試みである。 平面計画は、車庫のコンクリートの壁で、居住スペースのセキュリティーレベルを上げてある。神社を訪れる参拝客等、往来はこの地域以外の人も多い場所柄を考慮した。諸室の構成は町屋に倣い、中庭を中心に室を配置する事で、大きな住宅で不十分になる事の多い、通風と採光を確保した計画。

その他の画像: 
ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、床の仕上げとして。
砂利とか砕石についてお話ししました。

雑草対策として効果的な仕上げだし、
防犯対策になるかも(笑)

そんなお話しでした。

今日は。
砂利や砕石を敷くにあたって、
気になる点をお話ししていこうと思います。

一つ目は、下地について。

床に砕石とか砂利を採用するとき、
駐車場みたいに、土の上にそのまま敷く。

そんな方法が馴染み深いかもしれません。
もちろん、それでも十分雑草対策にはなりますよ。

ただ。
石と石の隙間はあるので、そこを使って、
雑草って生えてきたりします。

かなり量は少ないのですが、
できれば、より少ない方がいいですよね。

なので。
砂利や砕石下には、防草シートを敷く
ことをオススメします。

砂利や砕石を上からかぶせるので、
見た目は気にせずでいいかなと思います。

名前からして、草が生えないんだろうな
って思うかもしれませんが。。
そうでもありません。

ただ、土に根を張らないので、
とっても抜き取りやすいですよ。

しっかり敷き詰めておくと、
シートに紫外線が当たりにくいので、
経年での劣化を遅らせることができますから。

ちなみに。
駐車場を砕石にする場合で、防草シートを
採用するのであれば、強度の強いタイプを
セレクトする必要があります。

破れてしまったら、効果が減りますから。

二つ目は、砂利や砕石の大きさ。

え?大きさってあるの?
って声が聞こえてきそうです。

砂利も砕石も、粒の大きさに規格があります。
なので、工事してもらう前に、どんな大きさを
想定していますか?と聞いた方がよいです。

もちろん。
もともと、大きさが指定できるのであれば、
指定してもよいですよ。

大きさにあまりこだわりないので、お任せで!
って思った方がいるかもしれません。

もちろん。お任せでもいいんですよ。
少し気を付けたいのは、猫のトイレ対策。

野良猫がいるような地域であれば、
猫のトイレで使うようなサイズ感は、
避けたいですよね。

どちらかというと、細かいよりは、
大きい感じがよいかなと思いますよ。

実際に敷いてしまう前に、
サンプルを用意してもらって、確認しましょう。

今日はこの辺で。

東粉浜の住宅

●設計事例の所在地: 
大阪市住吉区東粉浜
●面積(坪): 
40.15坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

大阪市内住吉区での注文住宅の新築です。 大阪メトロおよび南海電鉄からのアクセスも良好な立地に土地を購入され、設計監理をご依頼いただきました。敷地は、路面電車が走る大通りから少し入った住宅街に位置し、大阪市内ではとても恵まれた環境です。敷地は奥に行くほどに広がった形状で、前面道路側にはクルマ2台の駐車スペースを確保することができます。住宅の構成は、木造2階建て。ここから、素敵な暮らしが始まります。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

2階に居住スペースを希望されました。
1階部分は、仕事の打ち合わせスペースにも使用できるよう、セカンドリビングを希望されました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

ホームページをご覧いただき、問い合わせに至りました。
初回打ち合わせは、こちらから経営されている会社の方へ訪問させていただきました。
打ち合わせとメールを並行して何度も意見交換を行い、
プランの検討を進め、設計監理契約を決めていただきました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

ラフプランをベースとして、プランの修正を行い、最終形にたどり着きました。
仕様については、居住スペースの床材は、無垢の板材を採用し、
また、キッチンはお客様のご希望のメーカーとグレードを採用しています。

その他の画像: 

家具は、お客様により、HIDAの家具をオーダーで制作されています。

キッチンからリビングをみています。
前面道路からの距離もあるので、プライバシーも保たれています。

タカラスタンダードのキッチンを採用しています。
前部分にも収納があるタイプです。
キッチンの背面には、パントリーを設けています。
スライドドアの中に、冷蔵庫も収納し、シンプルに仕上げています。

キッチンからリビングをみています。

キッチンとダイニングをみています。
ダイニングテーブルおよびチェアは、HIDAのオーダー制作です。

バルコニーをみています。
屋根の軒の出に奥行きを与えています。

造作の洗面台です。

1階に設けたセカンドリビングをみています。
主に、仕事の打ち合わせに使われます。
家具は、HIDAにて制作しています。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

リビングスペースや

ダイニングスペース、

日常的に

過ごす場所で見るテレビ画面の事。

壁掛けテレビや

テレビボードの

最適な高さや距離は

見る位置関係全体で

変わるという事。

日々のくつろぎの時間に

テレビを観る事も

あると思います。

最近はテレビといっても

ユーチューブやNetflix (ネットフリックス)

Amazonプライム等の方が

多いかと思いますが・・・・・。

もはや当たり前すぎる

その行為をさらに

快適にするには

「テレビボードの高さと視聴距離」を

見直すと良いかもしれません。

テレビはリビングにあるソファの

正面やリビングの一角に

配置していることが

多いかと思います。

一方で、

ダイニングテーブルが

暮らしの主流に

なることも多くなってきたなかで、

ダイニングテーブル近くにある

腰高の収納家具の上に

テレビを置いている、

あるいは

ダイニング側からソファ越しに

テレビを見るといったこともあります。

その際にテレビの視聴の

し易さについて

なんらかの不満を持っている人は

居ませんか?

「テレビの見やすさ」について

悩んでいるのであれば、

それは「高さ」と「距離」で

解決が可能です。

どこからテレビを

見ることが多いのかを考える。

テレビをどこから見るとしても

画面全体が見えるほうが

良いですよね。

ダイニングテーブルと

テレビボードの間に

ソファがあり、

椅子やソファが

邪魔してテレビが見難い、

といったことは

意外と多いものです。

テレビボードを高くすれば

解決するかもしれませんが、

そうすると

ソファからテレビを視聴する際に

テレビを見上げるような

姿勢を余儀なくされ、

疲れやすくなってしまいます。

であれば、

レイアウトそのものを

変更することで

解決策を

見出すことが可能です。

配線や家具自体の大きさも

関係するので

ボリュームの認識が重要です。

見る場所によって変わる

最適なテレビ台の高さを知る。

レイアウト変更によって

問題が解決できるなら

それで良いですが、

物理的な問題などで

それが難しい場合もあります。

その時には

ここからテレビを見ることが多いから

そこでの快適性を追求する、

テレビの画面を見る際は

この場所という意識で

LDKの構成を考えます。

そもそも人の目線は

常に少し下向きに向いています。

上を見上げるときより、

下を見るほうが

疲れにくいケースが多いです。

そのため、

テレビの画面の中心の位置が、

テレビを見る際の

目線よりも下になるような

高さだと、

長時間テレビを見ていても

疲れずに快適に

過ごすことができます。

それでは

テレビを見る場所によって

テレビ台は

どのような高さが

最適なのか?。

床に座って

テレビを観ることが多い場合の

最適な高さ。

床に座ってテレビを観る場合は、

テレビボードの高さとしては

30センチ~40センチメートル以下が

最適です。

テレビボードも

高さを抑えたタイプが

様々出ているので

選択肢も多いです。

高さが無い分、

DVDなどのソフト類や

ゲーム機器、

各種AV機器などの

収納性という点で

不満が生まれる可能性もあります。

こうした収納性との

バランスを考慮した

テレビボード選びが重要です。

ソファからテレビを観る場合、

テレビの中心が目線から

10~15度下がるように、

テレビボードは

高さ40~60cmがお薦めです。

一般的に一番多くの

選択肢が存在する

サイズでもあります。

また、

収納性も高く

様々な仕様があるタイプなので

バランスの良い

テレビボードと言えます。

将来的に引越しなど

間取りの変更があった場合でも

比較的対応力があります。

ダイニングから

テレビを観ることが

多い場合、

高さが60センチ~70センチ強ある

リビングボードなどを

テレビ台として

活用するのがお薦めです。

収納を兼ねて

テレビが設置できること、

また基本的には

ダイニングからの視聴距離を

短く設定する場合が

多いため、

狭いスペースでも

有効活用できる

という利点があります。

テレビが高い場所にあるが故に

空間への圧迫感が

増してしまう可能性があることや、

テレビが転倒しないような

地震対策を

しっかりしなければいけない点は

考慮しなければなりません。

テレビを視聴する最適な距離を知る。

最近主流となってきている

4Kテレビは、

ひと昔前のフルHDテレビと比較して

視聴距離が

約半分とされています。

メーカーでは

4Kテレビの最適視聴距離は、

画面の高さの「1.5倍」と

表示しているケースが

多く見られます。

その場合、

最近販売数の多い49V(高さ65cm前後)だと

約1mの視聴距離になります。

しかし現実的には

この考えは

最短距離と考えた方が良いです。

というのは、

メーカーの推奨する距離では

例えばカメラの動きや

被写体の動きが激しい

スポーツ番組などでは、

目が疲れてしまうことが

多分に起こってしまう

可能性は否めません。

※倍速機能付きだと

 なめらかに見えますので

 見やすくなります。

機能性にもよりますが

目の疲れも考慮すると、

49Vでは2.6mほどの距離から

テレビを観ることを

お勧めします。

あくまで目安ですが

32Vでは2.0m、

40vで2.3m、

55vで2.8m、

65vで3.1mくらいの距離で

テレビとの距離を取れば、

テレビの内容に対しての

適度な没入感、

同時に目の疲れも

起こりにくい距離感と言えるかと思います。

※実際には建築工事中に

 リアルサイズで昇華する

 打ち合わせを行います。

特に子供がいるご家庭などでは、

以前ほど距離を

とらなければならない訳では

ありませんが、

長時間視聴することによる

視力の低下、

そして目からくる疲れを

軽減させるためにも、

適度にゆとりのある距離感での

視聴が望ましいと思います。

現時点では

テレビは10年ほどのスパンで

買い替えをしていく事の多い家電です。

反面テレビボードは

素材にもよりますが

20年、30年と味わいを増しながら、

テレビが変わっても

使い続けることができます。

自宅の空間に合うテレビボードを

検討する際には

置き場所はもちろんのこと、

視聴までの距離感や

テレビのサイズまで

考えなければいけないことも

多くあります。

配置や距離、

テレビのサイズに関しても

家造りを終えるまでに

間取りと共に計画する事で

「間違い」を防ぐことが

できるようになります。

新築やリフォームの際には

設計中や現場工事中に

インテリアコーディネートとして

テレビの配置から

壁掛けTVの際には、

その周辺を整えています。

勿論テレビボードも

バランスを考えてインテリア提案します。

家をどのように

過ごす場所とするべきなのか?。

暮らしの提案と共に

家電と家具のバランスも大切に。

住まいのリフォーム・リノベーション

模様替えや増改築について

ご相談・ご質問・ご依頼は

■やまぐち建築設計室■

ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから

気軽にご連絡ください。

-------------------------------------

■やまぐち建築設計室■

 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

https://www.y-kenchiku.jp/

-------------------------------------

ページ

建築家紹介センター RSS を購読