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昨日まで長いこと外壁について
お話ししてきましたので、小休止。

気分転換で、少し違うお話しを
しようと思います。

お話しのテーマは「実物を感じる」です。

実は、昨日、とある玄関ドアの実物をみるため、
岐阜のメーカーショールームへ行ってきました。

事務所からだと、高速で1時間半くらいでしょうか。
時間はほどほどですが、距離は結構ありますね。

玄関ドアだけのために?
って思った方もいるかもしれませんね。

見学してきたのは、こちら。

玄関ドアXE

【LIXIL】玄関ドアXE コンセプトムービー
玄関ドアXE コンセプト紹介動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=KSupYjOpZZg

ありそうでなかったデザインの玄関ドアで
メーカーが製作した性能を確保できるのは魅力。

とある家づくりで採用を検討しているので、
実物を見たくて、遠征をした流れとなります。

これまでの既製品の玄関ドアの中、
大きな意味で変化していないのであれば
想像できるのでよいのですが。。

そうでもなかったので。

近くのショールームにはなかったの?
そんなふうに思う方もいますよね。

近くのショールームにもありましたよ。

でも。。そこで見たのは、
一番気になっていた仕上げではなかったんです。

これまで、メーカーが出している玄関ドアというと、
表面に化粧をしたシートを貼りつけるタイプが主流。

一部、天然木を貼ったりするケースもありますが。
圧倒的に、レアケースですね。

えぇ?よく見る家は、木材でしょう?
と思われる方いると思うんですけど。。

おそらく、大多数の木材に見えるドアは、
上記のタイプになります。
木材だと、外壁の時にお話ししましたが、
結構メンテナンスが大変ですから。。

それはさておき。

私のお目当ては、表面仕上げが、
シートではなく、セラミックのタイプなんですよね。

最近、キッチンのトップなんかで
とても人気のある素材ではありますが、
玄関ドアに採用って。。

そもそも、ドアが重くなるでしょうから、
開閉の具合がどうなのかなとか。

セラミックの質感や肌触わりがどうかとか。

どこまで、セラミックが使ってあるのか。

端部の納まりはどうなっているのか。

といった感じで、いろいろ気になります。
カタログや図面なんかでも想像はできますが、
やはり実物見て、しっかり把握しておきたいですね。

だって。
実情を知らずして、お客様にご話できませんから。

実物見れたので。
しっかりと細かく触れたり見たりしましたし、
いろんな説明を、実物見ながら聞けました。

なるほどぉ。
そんな感じですね。

玄関ドアに限らずですけど、実物を体感すること。
とっても大事にしています。

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※天井付近を照明で明るくすることによる広さを感じる工夫の提案

部屋を広く見せる壁の使い方。

自宅について

部屋がもっと広ければ・・・・・。

という悩みを持つ人は

決して少なくないはずです。

広い家を建てようと考えても、

あるいは

今より広い部屋に引っ越したい

と思っても、

なかなか簡単ではない事が

多いと思います。

僕もよくホームページの

■問合わせ■から

部屋の模様替えや

インテリアコーディネートの

ご相談をいただく事もあるので、

ここでも「少しだけ」そういった仕事での

工夫を書いてみたいと思います。

部屋の「壁」をうまく使う事で

空間を広く見せる方法が

ありますので。

新しく住まいを計画する場合や

リフォームの場合にも

有効な方法なので

そういった場合には

間取りや家具打ち合わせの際に

事前にお話しを

させていただいている内容です。

壁にどのような素材を

選定するのか?。

あるいは壁を

どのようなものにするのかは

熟考すべき部分です。

賃貸マンションや

一戸建て賃貸では

既に引っ越しの際に

新しい壁紙が貼ってあるなど

選択の余地がない場合もありますが、

現在はDIYで手軽に

貼り付けることのできる

壁紙もあり、

物件によっては

色や素材感そのものを

変更することは

決して不可能ではありません。

壁はその色によって

空間を広く見せる効果、

あるいは逆に

狭く見せてしまう事もあります。

また、

明るい印象、

落ち着いた印象など

その空間そのものの雰囲気も

左右することから

分譲マンション系などでも

専門のコーディネーターが

存在するほどです。

日本では賃貸も含め

壁紙・クロスを使用している

そんなケースが多く、

その素材感も多様です。

色については「白(あるいはその基調)」のものが多く、

これには様々な理由があります。

第一に「無難である」という点。

飽きがこない色である

ということは

毎日暮らす空間においては

重要です。

白い画用紙に色を塗るようなもので

合わせる家具や

他のインテリアを

選ばない点もメリットであり、

光を取り入れやすく

部屋を明るく見せる事が

出来るできるなども

利点として考えられます。

その他施工性なども

影響しているケースもあります。

例えば「工事期間」の短縮など・・・・・。

白基調の壁のメリットを

活用すると

実は部屋が広く見えます。

逆に黒に近くなるほど

空間は狭く感じやすくなり、

好きな色だからと言って

壁紙の色を決める事は

おすすめできません。

壁の「色」を決める際には

それがクロスを使用するのか

塗り壁やタイル、

その他の素材などを

採用するかは別として

色が持つイメージや効果を

知ることが重要です。

色にはそれぞれが持つ

イメージや効果がありますが、

その部屋を

どのようなものにしたいのか、

というイメージを

考えることで

方向性と色選びが

しやすくなります。

部屋の床や

建具の色との相性も

忘れてはいけない部分です。

フローリングでも

それが白やベージュ系なのか、

赤味がかっているのか、

あるいは茶系などの

落ち着いた雰囲気なのか。

室内の建具も含め、

それぞれの色のバランスを

確認してから

壁色を決めていくと

失敗しにくくなります。

同時に一か所(ないし数か所)に

アクセントとなる壁色を

差し込むことで

コントラストが生まれ、

空間を広く

見せることができます。

例えば部屋の3面が

白系のリビングの場合、

残り一面となる壁に

寒色系を入れる、

あるいは石材調のものを入れると

対象物を遠くに見せる

という後退色の効果により、

空間に奥行き感を

出すことが出来るようになります。

同時に壁に装飾を取り入れる。

この場合

手軽且つ確実で

実用性もあるのは

絵画や鏡を壁に掛けるのも

空間の広さを

演出するのに有効です。

例えば絵画を飾ることは

空間に窓を一枚増やすのと

同じ効果を持つと

言われるのは有名です。

その意味では

サイズを調整する事は重要ですが

非常に有効だったりします。

視界に入る情報が

自然に整理され

開放感が生まれる事で

空間を広く感じる事が出来るはずです。

背景の色とのバランスで

自分が見て落ち着くような

絵を飾るのも良いです。

水色や白などの爽やかな色は、

見ているだけで

開放感を感じることができ、

空間に奥行き感を

生み出します。

飾る場所は

あまり家具などを置いていない、

余白の大きなスペースに

飾るのがおすすめです。

あるいはソファやベッド、

ローボードなど

背の低い家具の上もお勧めです。。

絵画自体も映え、

周囲の余白が

空間全体を大きく見せる

効果を併せ持ちます。

その理由から

絵は何枚も飾るよりも、

存在感のある絵を

1枚だけ飾った方がより効果的です。

もしも何枚か飾るなら

掲示の高さと

互いの絵画の間隔の

調整には気を付けたいところです。

また、壁の前に立った時の

自分の目線の高さに

飾ると絵を眺めやすく、

この確認作業は

少し離れた場所から

椅子に座った時なども含め

行うことをお勧めします。

現場でのリアルな昇華によって

空間の持つ魅力や効能にも

差が生まれますから。

そういうところは

僕の建築家としての

仕事の一部でもあります。

鏡も空間を広く見せる

効果を持つ点ではマストです。

壁にサイズの大きな

鏡を掛けておくと、

鏡に映った室内が

そのまま奥行き感と広がりを

空間にもたらしてくれます。

また、外の景色を

映し出すように置くと

外の光を反射して、

とても明るく開放的になります。

ここで抑えておきたいのが

鏡のフレームと

家具の素材をマッチさせること。

空間の統一感につながり、

いつもの空間の格を

ワンランク上げてくれます。

間接照明による陰影の効果は

部屋に奥行き感を出すことに

貢献しますが、

壁を主題にした場合、

光を壁にどのように

当てるのかもポイントになってきます。

空間を広く見せるには「隅」を

うまく使うように事。

隅・・・つまり部屋の隅とは

空間の入口から

対角線上にある角のことですが、

そこに床置きのスタンドや

スポットライトを使い、

そのことで部屋の入口から

対角が他の場所よりも

明るくなります。

部屋に入った時の視線が

行きやすくなり

部屋に奥行きを

感じられるようになります。

また、壁だけでなくて

天井にも光を当てると

部屋を広く見せることができ、

より効果的です。

工夫次第で

住まいの印象は

大きく変えることができます。

家具やインテリアも含めて

住まいの設計やデザインでの

話はもとより、

このような工夫に関しては

インテリアコーディネート依頼で

お受けしています。

理想と現実をデザインして

心地よく感じる暮らしの提案に。

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住まいの設計・デザイン・コーディネート

ご相談・ご質問・ご依頼は

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やまぐち建築設計室

建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

https://www.y-kenchiku.jp/

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マイホーム/注文住宅を建てる時には、

今まで住んでいた家、

暮らしてきた家には無い

設備や機能が

付いていた方が良いのか悪いのか?

また使い勝手の変化も

分からないので迷う

という方も多いと思います。

建築空間は体験や経験によって

紐づけられるものなので

余計に分かりにくいと思います。

なので僕は

間取りの計画や

イメージを具体化する前に

色々な体感の時間を提案していますが

特に話題に出やすいのは

キッチン周辺の

広さと収納について。

そういう事もあり、

キッチン周辺収納としての

パントリーについて・・・・・。

パントリーの計画について

家の間取りに関してを

迷っている方には

自身の価値観を見直しながら

ぜひ読んでいただきたいと

思います。

よく聞くとは思いますが

「パントリー」とは、

「食品庫」や「貯蔵庫」とも

呼ばれている

収納スペースの事です。

キッチン近くに設ける事の多い、

常温保存が可能な調味料や

食材等を保存する

スペースの事です。

ホテルやレストランでは

当たり前の設備ですが、

このパントリーは

一般的な家庭でも

間取りの計画や

生活スタイルによっては

検討する事があります。

パントリーがあると、

食材や調味料

比較的多くのものを

保管できますので、

キッチンのスペースを

その分広く使う事も可能になりますし

設計プランによっては「キッチン家電」となる

炊飯器や電子レンジ、

ウォーターサーバー等を

パントリースペースと組み合わせて

キッチン周辺を

スッキリ見えるような

提案をさせていただく事もあります。

家事動線、

キッチンでの作業を考慮する事で

そういった

間取りの考え方もありますから。

また、家庭事情や

家族構成にもよりますが、

離乳食用の調味料や、

ベビーフードのストックなども

増える事も多い場合、

また買い物の習慣が

ストック食材や

大量の食品「ありき」という場合等

パントリーがあれば、

食材や食品関連も

安心して購入できますし

管理がしやすくなります。

家飲みが多い方の場合は

通常の冷蔵庫以外に

パントリースペースへ

冷蔵庫を設置する場合もあります。

スイッチやコンセントの計画にも

関連するので

早めの段階で

色々な「まとめ」も行ったうえで

提案させていただく

そんなケースも多いです。

勿論、間取り計画上は、

パントリーの為のスペースが

必要になります。

とはいえ、

階段の下の

デッドスペースを計画する、

パントリーではなく

床下の移動式貯蔵庫を作る、

そういったプランで

間取りをうまく活用すれば

それほど広いスペースを使わなくても

パントリーを持つ事も可能になります。

もうひとつ

注意が必要な点として、

「害虫の温床」と

なりやすいという事。

こちらも、

食材や調味料はきちんと密閉する、

害虫対策はきちんと行う

という事などで回避は可能ですが

前もっての

計画に付随した対策は重要です。

パントリー計画での

メリットもデメリットも

どのように優先順位を考えて

暮らしへ反映するべきなのか?。

生活文化の基準と

ライフスタイルをイメージして

考慮する事が重要です。

皆が使っているから、

採用しているから良い

という訳ではなくて

各家庭の環境や考え方により

便利や快適の持つ意味は

良くも悪くも変わりますから。

家造りや新築・リフォームを機会に

自分たちの暮らしの環境を

丁寧に考えてみませんか?

住まいの設計・デザイン

新築・リフォーム・建て替え等

ご相談・ご質問等は

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※キッチン横に3帖のパントリースペース・ロールスクリーンでの仕切り

基山町の家

●設計事例の所在地: 
佐賀県三養基郡基山町
●面積(坪): 
35
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

北庭と南庭を繋ぐトンネルの様な抜けのある広間

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

広い敷地に対して、どのように建物を配置するかに苦心しました.
結果的には真ん中に建物を据え、北側にプライベートな庭を、接道のある南側にパブリックな庭を設け、そのどちらにもアクセスしやすいように広間を設えました.

その他の画像: 

長閑なエリアに建つ平家の住宅

勾配天井の広間

I-4078、2戸に分離して販売することに……(千葉県)

ユーザー 陽一 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
千葉県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

千葉県の海辺の築33年で13階建のリゾートマンションです。建築時に2区分の部屋をコネクトに改造した区分所有でしたが、この度コネクトの部分を鉄の扉ごと閉じて2戸に分離して販売することにしましたが、問題点は何か有りますか?
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

外壁のタイル。
いろんな意味で魅力的ですよね。

いつも中立な視点からお話ししている私ですが、
タイル好きな側面がでて、評価高かったかも(笑)

タイルは浮いてしまったりしない限り、
見た目はもちろん、性能面もよいので、
マイナスに見てもいい素材かなと思います。

さて。今日は、外壁では最後のご紹介。
ここ数年、人気のある外壁仕上げです。

こんな感じ。
どこかのカフェとかで見かけたことありませんか?

ズバリ。
モルタルみたいな質感ですよね。
ライトグレーでムラのある雰囲気。

実は、ずっと御覧いただいてる方であれば、
ピンと来たかも。。

内装仕上げの時にチラッとお話ししましたが、
モールテックスという仕上げになります。
実は、外壁への使用も可能です。

その時にもお話ししたのですが。
ひび割れがないと言われていて、いろんな素材に
使えるのですが。。
長きにわたって、割れがないということではないので、
ご留意ください。

仮に補修が必要になると、部分的な補修が難しい。。
気になる点はありますが、ぜひとも採用したい!
ということであれば、上記も踏まえてくださいね。

そのモルタル風な雰囲気でよく似たもの。
アイカ工業のモルタルアートという仕上げ。

モルタルベースではなくて、樹脂が主体で、
モルタル風な仕上がりになります。

割れがないとはいえませんが、
下地への追従性はある方かなと思います。

ただ、モールテックスより、少し大人しい表情かな
と、個人的には思っています。

もし、もっとムラのある感じにしたい!
ということであれば、こちらはどうでしょう?

(向かって右側)

こちらは、以前ご紹介しましたが、
ジョリパットという塗り壁材になります。

墨色をイメージした色合いで、
濃淡の表情が強くて、なんともいえない
ムラ感になるかなと思います。

ただ、ここまでくると、「モルタル風」
ではないですね。

そうそう。
以前、この墨色ジョリパットを外壁に採用したら、
ご近所の方から。

「この壁は、タイルか何かで仕上げるの?」

そんな率直な質問をいただきましたね(笑)

時代によって、求められるカッコよさが
変わるもんだなって思いました。

モルタル風の仕上げ。
みなさんはどう感じましたか?

今日はこれでおしまいです。

内包の家

●設計事例の所在地: 
福岡県筑紫野市
●面積(坪): 
30
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

内外の鑑賞空間として内土間を設けました

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

プライバシーの確保を逆手に取り、内土間を提案した。

その他の画像: 
ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

※駅舎と山小屋をモチーフにした平屋の家

最近は平屋建てについて、

ご質問をいただいたり、

話題になる事も多いので

平屋建ての特長や

メリット、デメリット、

注意点について

このブログでも少し

書いてみたいと思ます。

家を建てる際に

木造平屋を検討している方や、

将来の住宅計画に

木造平屋が含まれる方々にとって、

木造平屋住宅に

興味がある皆さんにとって

有益な情報になれば幸いです。

木造平屋は、

二階建て(2階建て)の住宅には無い

多くの魅力を持っています。

大まかな例ですが

大空間や屋根の形状を活用した

開放的な部屋構成、

屋根裏などでのフリースペースが

実現しやすい等。

1階だけ でなく、

屋根裏を有効活用することで、

収納スペースや

リラック出来るような空間を

様々な角度から確保できます。

広々とした空間を楽しむための

ポテンシャルが広がります。

そして生活動線や家事動線などが

シンプルになりやすいという事。

平屋住宅は、

階段がないために

生活や家事動線が水平移動(一階のみ)となり

家の中での移動が

非常にシンプルになりやすいです。

キッチン、リビング、

寝室などが一つの階に集約され、

移動時の負担は

意外なほど減り移動が楽になります。

特に家族が多い場合や

高齢者にとって、

移動の負担が少ない、

上下の移動がないのは

大きな利点です。

階段がなく子供や年配者でも

暮らしやすい木造や鉄骨、

鉄筋コンクリート造での平屋建て住宅は、

子供から高齢者まで、

どの世代にも適しています。

子供たちが安全に遊び回り、

家の中での「転落事故」も少なくなります。

意外に家の中では

階段等での転倒による

事故もあるので

そういう意味も含めて

平屋の家は

快適に生活できる環境となります。

付け加えて

2階建てと比べて

メンテナンスコストが

低くなります。

屋根の修理や外壁の塗り替えなどが

二階建てと比べて簡単に行え、

経済的です。

これにより、

長期間にわたって

住宅を維持する費用を

節約できます。

木造平屋には

多くのメリットがありますが、

デメリットも

考慮する必要があります。

木造平屋を建てるには、

すべての部屋を一階に集約するため、

二階建てや三階建てと比較して、

ある程度広い土地が必要となります。

平面的に「カタチ」として

広々としたリビングスペースや

個人の部屋を

平屋である一階に確保するためには、

それなりの土地の広さが

要求されます。

狭い土地に木造平屋を建てる場合は、

考え方と同時に

二階建て住宅以上に

間取りの工夫が必要です。

その間取りについてですが

木造平屋は、

周囲の建物や樹木によって

中心部の採光が

制限されることがあります。

平屋の中心部にも

暮らしの環境としての

自然採光を確保するために、

二階建てや三階建て住宅以上に

計画的な建物の配置や間取り計画

そして窓や光の反射等の工夫が

必要となります。

明るさだけではありませんが

自然採光があり

風が抜けるような環境で、

快適な空間を作るためには、

間取りだけではなくて

家全体に土地(敷地)との

バランスを含めて

立体的空間での設計について

注意が必要です。

木造平屋を建てる際には、

以下の注意点にも

留意することが大切・・・・・。

木造平屋は開放的である一方、

家族間のプライバシー確保が

課題となることがあります。

家族それぞれの生活文化も

そこには関連してきます。

どのような空間意識と距離感で

生活するのか?。

個々の部屋の配置や

適切な壁仕切りを検討し、

家族それぞれが

プライバシーを守りながらも

程よい距離感で

過ごすことのできる

間取りの工夫が大切です。

そして平屋住宅は

一階に住環境が集約されるため、

防犯対策にも

二階建て以上に注意するように。

マンションの高層階等で

暮らしていた人にしてみれば

地面近くで暮らす環境には

少し抵抗があるかも知れません。

理想だけや憧れやメリット面

だけではなくて

しっかりと「デメリット」の部分も

意識して平屋の家造りを考える事が重要。

勿論「平屋建て」に限った話しではなくて

二階建てや三階建て、

地面に埋め込む半地下住宅もそうです。

暮らしに関して

様々な観点から

快適で安全な居住環境を実現するには、

庭やテラスなどの

アウトドアスペースも含めつつ

家全体と暮らしを

十分に討するように・・・・・。

暮らしの空間を丁寧に考えてみませんか?

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※駅舎と山小屋をモチーフにした平屋の家

I-4077、リノベーションを行う計画です(東京都在住・建物は長崎県)

ユーザー たけ4077 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

現在は東京に住んでおりますが、近いうちに海を展望できる平戸市***への移住を予定しており、リノベーションを行う計画です。
ある程度のラフプランは夫婦で考えましたが、現実の設計に落とし込む事と、外観・内装・デザイン・間取り・断熱性能含めたアイデアをご提案いただければと思います。
実際の施工に関しては、増築部分の基礎と外壁や屋根増築部分・浴室・階段は業者さんに施工して貰う予定ですが、それ以外の内装や床壁天井の断熱や内装仕上げは自分でDIYで行う予定です。
DIYが好きで自分でできる部分はやってみたいのと、費用もかなり抑えることができると考えております。
都市計画区域外の建物ですので、確認や検査は不要だと伺っております。
なので、通常のエリアでは確認が下りず諦めざるを得ないアイデアでも、実際はコスパのいい工法や建材等があれば教えてください。
私は実用性に、妻はデザインにこだわりがあるので、双方の観点からのご提案をお願いできれば幸いです。
少し面倒な内容かもしれませんが、ご検討いただけないでしょうか?
次回、現地には11月22日~24日に滞在予定です。
何卒、よろしくお願いいたします。
リノベーション予定場所:
平戸市************
**
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





I-4076、折板カーポートとそのカーポート上に太陽光発電(大阪府在住、建設予定地は京都府)

ユーザー 村松 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
大阪府
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

お世話になります。***************の**と申します。弊社本社が大阪市****にあります、総合リフォーム会社でございます。今回のご相談内容は京都府内にて企業様(ホテルやゴルフ場等)に折板カーポートとそのカーポート上に太陽光発電の設置を京都府の補助金を利用してのご提案をしております。その際に建築確認申請が必要となり、販売の際の建築確認申請の代行を行っていただける先を探しております。費用含め、お話しさせて頂けたらと思います。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





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