川島モータース元浜

●設計事例の所在地: 
静岡県浜松市中区
●面積(坪): 
79.65
●建物の種類(大分類): 
商業施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

川島モータース元浜 様の改装工事の設計をさせていただきました。
オーストリアのバイクメーカーであるKTMのショップとして、ちょうどこの時全国各地でリニューアルがなされました。
私自身もこのKTMのバイクユーザーであり、川島モータース元浜の顧客ではありますから、ユーザー視点に立った上で、メーカーやショップからの視点にも気を遣って設計しました。

写真の通り、夕方から夜にかけて、軒のライン照明の色が白色からオレンジ色に変わります。
実は店内のスポットライトや、全てのダウンライトも、時間や天候によって、調色しています。

①晴れた日の日中の照明、②曇りや雨の日の日中の照明、この③夕方から夜の照明、そして④閉店時の照明です。

その設定も実に繊細に、外光の入る手前、中間、奥、そしてカウンター部と設定しています。

さらにはスポットライトも場所ごとに設定し、大切な部分を照らすようライトアップしています。

光が決まると、空間が生き生きとし出すのです。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

メーカー側からは改修を進めるように言われるが、具体的に何も提案がない中、わかりやすくパースを示して、そのイメージに沿って進めて来ました。
それが細部に至るまで、先に3Dで検討してあるので、工事も進めやすく、完成度の高い設計ができました。

その他の画像: 

太陽の光や自然の風を感じることができる防音室・アルキテク設計室 鈴木晋さん


防音室のある家をたてる場合は、防音室単体として考えるだけでなく、家全体で他の室や空間との関係を整理して計画することが大事になります。
 
防音室についてアルキテク設計室 鈴木晋さんに伺いました。

お話を伺った建築家

 

ユーザー アルキテク設計室 鈴木晋 の写真
習志野市実籾4-20-9-106 
047-471-0135

防音室の床材はなにを採用していますか

 
建物全体のインテリア計画に合わせ、厚さ15mmタモ集成材フローリング としました。

防音室の壁材はなにを採用していますか

 
防音室は敷地の高低差により半地下に近い状態の場所に配置されています。
そのため、湿気の影響に配慮し防カビ仕様のクロスを選定しました。

防音室の天井材はなにを採用していますか

 
吸音性能を確保しながら統一感のあるインテリアとするため、岩綿吸音板フィッシャー柄としました。

防音室の空調はどうしていますか

 
壁掛けエアコンと熱交換型換気扇としました。
それぞれ貫通部などに防音に対する措置をしました。

防音室の防音材はなにを使っていますか

床・壁・天井:
それぞれ建物躯体から縁を切った構造としました。そして、様々な周波数の音を減衰するためにグラスウール、構造用合板、強化石膏ボードなど複数の材料により防音層を構成しました。
窓:
複層ガラスのアルミサッシの室内側に、さらに樹脂サッシを2枚設置しました
室内扉:
木製の防音仕様扉(SAT仕様)としました

その防音材を採用した理由を教えてください

 
「小さな庭を囲むいえ」の施主は、自宅でいつでもピアノの演奏をしたいと要望しました。
そのため、昼にはピアノ教室を行い夜間には自身の演奏を行うことを想定して、防音性能を設定しました。
 
住宅密集地であり隣家との距離も少ないため、外部に対する防音性能は室内よりも高いD65設定しました。
使い勝手に沿った防音性能となるように防音の専門家にも協力してもらい複数の材料により構成する防音材としました。
完成後は騒音測定を行い、実際に設定した性能が確保されたことを確認しました。

防音室を新築で作る場合、費用はどれくらいでしょうか

 
規模や内容にもよりますが、200万円程度からと思います。

小さな庭を囲むいえ-両面採光と防音室の家で工夫した点を教えてください

 
「小さな庭を囲むいえ」は都心の狭小住宅です。
一日の生活の中で、それぞれの空間を有効に使うことは建築計画としてとても重要でした。

防音室は、ピアノを演奏しない時間は、居室としても利用されます。
休日には防音室に面した「ちいさな庭」を使って家族でバーベキューをしたり、友人が宿泊することもあります。

クローズされた空間の方が、防音性能は確保しやすいが、居室としての利用も考え部屋の居心地に配慮した防音室としました。
庭に面する位置に配置し、掃き出しのサッシで屋外への出入りを可能として、太陽の光や自然の風を感じることができる防音室としました。

そのため、ピアノ教室に通う子供達も、よい環境でピアノのレッスンを受けることができます。
このように居心地の良い防音室となる様に工夫しました。

防音室のある家を建てたい方にアドバイスがあればお願いします

 
音を出す部屋にとって防音性能は大切な性能ですが、そこには部屋として他にも大切にしなければならない条件があると思います。
そして防音室単体として考えるだけでなく、家全体で他の室や空間との関係を整理して計画することが大事になります。
 
ですから、室単体の防音性能をデザインできるだけでなく、家全体の中でどの様な防音室と位置付ければ良いのかを考えたり、室の利用方法や居心地についても、防音性能と同様にデザインできる設計事務所に依頼することが、自分の理想とする「防音室のある家」の実現が近づくと思います。

貴社に設計依頼可能なエリアを教えてください

首都圏 福島 宮城

アルキテク設計室 鈴木晋さんの防音室設計事例

 

画像 建物の名称 紹介文
小さな庭を囲むいえ-両面採光と防音室の家

都内住宅密集地の19坪の土地に建つ小さな住宅。ご夫婦と子供2人の4人暮らし。密集地だからこそ積極的に庭を確保することで、小さな家でも四季の移り変わりを感じながら過ごせるようにしました。この庭を中心に各部屋の配置や構成を考え、暮らしの中のいろいろな場面でこの庭と関わりあえるようにしています。

I-3814、間取りを考えて欲しい(愛知県)

ユーザー ワルキューレ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
愛知県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

現在所有している土地の間取りを考えて欲しい。
工務店に依頼してるが、なかなかしっかり来ないので他のパターンを考えてみたい。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





I-3813、建築確認をお願いしたい(埼玉県)

ユーザー ヤマムラ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
埼玉県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

依頼内容 三協アルミ、グランフローアのカーポート上はベランダW5860x3550を設置。予定地 埼玉県坂戸市、土地等の所有 本人、建物への希望 ナシ、予算 60万程度、希望する地域 県内、依頼理由 当初建物を建てた住友林業に見積を出してもらいましたが高額になった為、工務店に頼んだ方が良いとのアドバイスを受け他所で見積を取りましたので建築確認をお願いしたい。建蔽率や母屋の採光は問題ありません。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

やはり、耐震のことって、みなさん興味あるようですね。
かなり反響ありますから。

昨日は、構造計算の中でも一番簡易な計算についてのお話しでした。
法律で定めている、最低限の基準になります。

特に、何も指定しなければ、ここまででもOKなんですよね。
でも、もう少し。。と思われたかもしれません。

実は。
簡易計算でも、もう一つ方法があるんです。

今日は、そのお話しをしていこうと思います。

昨日の簡易計算では、
地震に耐える壁(筋交い)の量とバランスの基準があって
それをクリアするかどうが、ポイントになっていました。

でも。それだけなの?
ということで、もう少し検討を加えた計算方法があります。

その計算方法は、長期優良住宅とかでもOKな内容で、
地震に強いかどうかを表示した、耐震等級の根拠にもなります。

一つ目の簡易計算に比べると、もう少し検討が進んでいて、
基礎や梁(柱と柱を固定する部材)の検討なんかもありますから。

といいつつ。
「検討」とはお伝えしましたが、細かな計算をするわけではありません。

柱と柱の間が、これだけの間隔があいているので、この梁です。
基礎の立ち上がり同士の間隔がこれくらいなので、この鉄筋です。

という感じ。
つまり。参考になる一覧表があって、当てはめていくと、
大きさや鉄筋量等が決まるといった感じ。

国は出している基準ですので、対外的には、根拠になりますよね。
それもそのはず、長期優良住宅といった申請でも使えますから。

でも。
なんとなくでイメージしていただけるとよいかなと思います。

正方形で総2階の建物と、長方形でL字型の建物。
各々の柱は違いますよね、きっと。

基礎も同じです。
間隔を均一にしたからといって、同じ力がかかるわけではないはず。

そういうこともあるので、安全側で、決められてるんでしょう?
と思われるかもしれませんね。

そうでもなさそうですよ。

参考までに。
弊社の家づくりの基礎の工事の時、基礎屋さんは、みなこういいます。

「先生、こんなに鉄筋たくさん必要ですか?」

なんだかオーバースペックな仕様になってると言わんばかりです(笑)

弊社では、昨日お伝えした通り、簡易ではなく、詳細な計算なので、
一律で決めてるような内容にはなっていません。

ということで。
簡易計算の方法二つについて、お話ししてきました。

では。詳細な計算って?と思いますよね。
ついつい長くなったので、続きは明日へ。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

※和のテイストをシンプルに提案した和モダン空間の玄関 

よく考えた住まいは暮らしが楽しくなる。

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

 

空間を広く感じる為の工夫。

居間は12帖くらい欲しいとか

寝室は8帖以上欲しいなど、

部屋の広さは

その部屋の床面積で伝えるということが一般的です。

しかし、

これは単に床面積の広さを現す数値だけなので、

実際に感じる広さは同じ帖数でも、

違ってきます。

また広さの感覚も

人それぞれで受け取り方は異なります。

つまり部屋の広さは、

人間の脳・感情が色々な情報処理をして

感じる感覚なのです。

なので、どのように感じるのか?

また・・・錯覚させるのか、

という視点から、

空間を生み出していくことも大切になってきます。

窓の高さや幅と部屋の空間の関係性、

人の視線と空間の抜けや開口との関係性、

天井の高さと部屋の広さの関係性、

空間の色彩、材質、

形やラインの方向性など、

色々な要素によって、

人が感じる広さが変わってきます。

実際、利休の造った2畳敷の茶室「待庵」の中に入ると、

二畳とは思えない広さを感じます。

極端な例かもしれませんが、

そういった感じる空間の考え方は

暮らしの空間に対する計画性と趣味嗜好でも

大きく異なります。

間取りの考え方と空間比率のデザインは

建築空間である

家そのものを考える際に「家具」や「インテリア」との

相互感覚を視野に入れる事が重要です。

場所の持つ意味を

丁寧に仕上げるように。

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

◼️設計デザインの問い合わせ
  ご相談・ご質問・ご依頼等は
やまぐち建築設計室
オフィシャルホームページ
お問い合わせフォームから
ご連絡ください。
----------------------------------------------
やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
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※玄関ホール・LDKの出入口は障子でスッキリした採光を和らげて広く感じる空間に・飾り棚(カウンター)もシンプルに厚みも極力薄くデザイン

※視界をすっきり見せ家具や雑貨の位置をし、床面積を広い範囲で見えるようにデザインした畳リビングのLDK

※色のトーンをレイアウトで揃える事により混ざった色と素材もすっきりと見えるようにバランスを整える配置提案

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

200605完成の東海村の家を紹介しようかと思います!
http://ohkokk.boo.jp/toukaimura.html

今年で17年が経つ建築です…外壁はシルバーのガルバリウム鋼板です。
一枚目の写真が改修工事で外壁を洗浄する前の写真です…二枚目が完成当時の写真です!
しかし…こんなに汚れないとは思いませんでした(笑)
今回のお題の耐久性に関しても何もありませんでした!

イニシャルコストが多少かかったとしても採用する価値は多々あると思われます!
外壁を検討されている方々…いかがでしょうか(^^)/~~~

ユーザー オープンサイト建築設計事務所 双木洋介 の写真

以前同様の質問をクライアントから頂いて調べた内容を、自分の忘備録としても(笑)まとめておきます。

まず「減築」というワードは建築基準法の中には出てきません。建築基準法は建築を作る際に守らなくてはいけない法律なので当然ですが、この「減築」という行為全体の中でも「建築を作る」部分は発生します。

例えば、
①面積を1/3減らしたい=それに伴って外壁も1/3減るという状況ですと、その減らした部分の「切り口」に当たる部分には、新たに外壁面を作る必要があります。
もしくは、
②2階を取っ払って平屋にしたい=階数を減らしたいという状況ですと、もちろん2階と共に屋根もなくなってしまうため、新たに屋根を構成する必要があります。

このとき、
①の場合は、外壁や構造体の「過半」を超えていないため、大規模の模様替えには当たりません→確認申請の必要はありません。

②の場合は、屋根全体を作り替えることになるため、大規模の模様替えに当たります。→この大規模の模様替えに該当する場合、いわゆる4号建築物(建築基準法第6条1項4号)=木造2階建てまでの建物であれば、確認申請の必要はありません。これが「木造3階建て」「木造以外の構造で2階建て以上」「200平米以上の建物」だったりの場合ですと、建築基準法第6条1項の2号や3号に該当することになるため、大規模の模様替えの際にも確認申請は必要になります。

「減築」という言葉のイメージから、ただ減らすことだけを想像してしまいがちですが、減らした部分には何かしらの建築行為が発生しますので、その規模によって・もしくは建物の規模によっては確認申請が必要になる場合もあります。ご参考までに。

I-3812、高気密高断熱の自宅建築(愛知県)

ユーザー Peachtree の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
愛知県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

愛知県日進市近辺で高気密高断熱の自宅建築をして頂ける方を探しています。
15年前に分離発注方式を得意とする建築士と自宅を建設し、仕事の関係でアメリカに赴任する際に売却しました。4年経過した今年の6月に本帰国することが決まり、以前と同じ建築士に依頼をする予定でしたが廃業されるということでこのサイトを紹介いただきました。
 
以下希望を満たしていただける方がいらっしゃいましらたらご連絡をお願いします。
私も一生懸命勉強します。
・40代夫婦、高1、小5、70歳の母が暮らすための住宅
・完全同居型の2世代住宅(寝室以外はすべて共用)
・愛知県日進市近辺で土地取得からスタート
・予算は6000~7000万円(土地、建物、諸費用を含めた総額)
・自動車2+1台のスペースを確保
・小さな建築面積で大きく住まうプランを設計頂ける(+ロフトや基礎収納を活用)
・耐震等級3(許容応力度計算に基づく)
・HeatG3程度の断熱性と十分な機密
・日射取得・日射遮蔽、中間期の温湿度コンロトールを考慮頂ける
・具体的な冷暖房負荷計算をして頂ける
・メンテナンスコストを含めた長期的な視点で素材選定をして頂ける
・ヒートブリッジとその対策について考慮頂ける
 
個別のテクニック(**方式、**冷房/暖房、**システム)、素材にこだわりはありません。
目的を明確にした上で市況に合わせて合理的な手段を一緒に選定していただける方と家づくりを楽しみたいと考えています。
 
生意気を言いますが、以上よろしくお願いします。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、地震に強い家にするために、
構造計算という方法があることをお伝えしました。

2025年に、構造計算が義務化になるまでは、
木造2階建ては、計算が不要なんですよと。

とはいえ。
今でも、設計者の「勘」で決めてるわけでもないので、
必要以上に不安になっていただくこともありません。

ただ。
しっかりとした根拠があった方が、安心かなと思いますが。

それはさておき。今日は、その構造計算について
もう少し詳しくお話ししていこうと思います。

昨日した、お伝えした「構造計算」。

実は。
木造の場合、計算方式は、ひとつではないんです。
大きく分けると二つ、細かく分けると三つあります。

大きく分けた二つで、何が違うのかというと。

一つは、「簡易」な計算。
もう一つは、「詳細」な計算。

そんな言い方で言われています。

簡易とか、詳細とか。
どういう違いはあるの?と思いますよね。

その辺お話し進めていきましょう。
(あまり難しい話にしない方がよいので、
少々荒っぽい説明になるのをご了承ください)

まずは、簡易計算について。

木造の場合、地震の時に倒れてしまわないよう、
柱と柱の間に、斜めの部材を入れて、横に変形しないようにします。

もしかしたら、聞いたことあるかもしれませんが、
斜めの部材は、「筋交い」っていいます。
筋交いは、家が斜めに変形するのを防いでくれるんです。

なので。
筋交いがたくさんあれば、地震に耐える力も大きくなります。

簡易計算は、この筋交いの量が、基準と比べて、
足りているのかどうかを確認します。
それと、その壁がバランスよく入ってるかも、基準があるので、
確認していきます。

それなら良さそうですね。
なんて思ったかもしれませんが、それだけなんです。

筋交いだけの計算なので、例えば、基礎とか検討しません。
鉄筋がどれくらい入るのか?とかハッキリしません。

どうなのか?と思いつつも、現行の法律で定めていて、
それでも、家を建てることはできます。

少し不思議な感じがするかもしれませんが。。
話を先に進めましょう。

簡易計算の中に、もう少し詳しく検討したものがあります。

明日、その簡易計算②についてお話ししていきますね。

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