ユーザー オープンサイト建築設計事務所 双木洋介 の写真

片流れ屋根の外観について、印象を決めるポイントは「軒の深さ」と「勾配」だと思っています。

軒の深さは外壁から屋根をどのくらい飛び出させるかというお話ですが、全く出さずにミニマルに納める、もしくは屋根ラインを強調して大きく出すなど、ここの操作で印象は大きく変わります。 機能面で言えば、軒を大きく出した方が夏の日差しを遮り雨が外壁に当たるのを防ぎますので、昔ながらの日本の住宅の典型としては外壁から90cm程度軒を出す形式が多いです。

勾配は単にデザインのお話というよりは、屋根材の防水上の要求という意味合いもあります。瓦・ガルバリウム鋼板などの板金・もしくは(私も最近使っている)シート防水など、素材によって必要な最低限の勾配がありますので注意が必要です。

軒の深さと勾配(+素材)で、様々なパターンの片流れ屋根の外観デザインは作れますので、ぜひイメージを伝えてみてください。

I-3804、賃貸併用住宅を建てたい(大阪府在住・建設予定地は奈良県)

ユーザー su の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
大阪府
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

奈良県にて賃貸併用住宅を建てたいと思い、
ハウスメーカーさんにお話を伺っていますが
今ひとつしっくり来ません。
 
予算も少なく、土地探しからということや
デザイン性の高い建物が好きなのもあり
難しいのかもしれません。
 
お話を聞いていただける建築家の方が
いらっしゃいましたら
よろしくお願いします。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





I-3803、意見書を作成して頂ける方(埼玉県)

ユーザー たに3803 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
埼玉県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

意見書を書いていただから方をさがしております。
 
始めまして、よろしくお願い致します。
当方は所沢にて、賃貸で就労移行支援事業所を開所するものです。
 
県に提出する書類の中に、「用途変更を行っていること、用途変更不要な場合は建築士の意見書」とあり、当建物は200平米未満の為、用途変更は不要なので、建築士の意見書が必要となります。
 
その意見書を作成して頂ける方を探しております。
お早めにご対応いただける方を希望しております。
 
どうかよろしくお願い致します。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





I-3802、「建築士の意見書」を作成いただける方(東京都在住・建物は埼玉県)

ユーザー たけしいいい の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

【急募】児童福祉施設等の要件を満たすことを記載した「建築士の意見書」を作成いただける方を探しております。(所沢市)
 
この度、就労移行支援事業所の開設にあたり、
上記が必要となるため、急ぎご相談ができる建築士の方に
お仕事を依頼したいと考えております。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、来客をもてなす座敷、仏壇を置く仏間。
そんな使い方を目的とした和室をご紹介しました。

そういったパブリックな使い方ではなくて、
自分たちが活用する場所として計画することが、
最近は多いですね。

ただ。
先日お話しした通り、和室自体を採用しない。
そんな選択をされる方も多いです。

では。
敢えて、他のスペースを小さくしてでも、
自分たちが使う目的で設置する和室とは。

どういったケースがあるか見ていきましょう。

自分たちで使う。
そういう場合は、座敷として独立した感じではなく、
LDKなんかに隣接させて、部屋というより、
コーナーとするケースが多いです。

LDKと和室との間は、基本的にオープンにつながっていて、
一体な空間として計画されます。

和室というより、タタミコーナーという名前が的を得てますね。

漠然とほしい。
というよりは、目的がハッキリしてることが多いです。

例えば。
子供が小さいうちは、そこで過ごしてもらう。
床が畳なので、転んでも安心ですよね。
ハイハイなんかも、フローリングよりは、畳の方が抵抗ないそうです。

こういった使い方の場合の大事なポイントは。。
①キッチンから目が届く場所にする。
②段差がない方が好ましい。

①ですが、もしキッチンで調理しているときに、
子供に目が届かないと、安心できないですよね。

でも。
実際のところ、キッチンからタタミコーナーが見えなかったり、
死角ができてしまうなんてこともありますから。

もし、そうでしたら、設計士さんと相談して、
プランを変更してもらうとよいかもしれませんね。

②について。
おそらく、LDKとタタミコーナーの間には、
子供用の柵を設置すると思いますが。

ただ。それも完全に固定されてるわけではないので、
体重が掛かったりして、外れたときに、段差で危ないかも。

実は段差があると、別の目的であれば、とても便利ですが、
お子様のスペースという考え方であれば、要注意ですね。

ということで。
お子様を遊ばせておく。
そんな目的でタタミコーナーの場合は、
いくつかポイントあるので、注意してみてくださいね。

もっと違う目的がある。
そんなケースは、明日に続きます。

N邸新築工事

●設計事例の所在地: 
静岡県沼津市
●面積(坪): 
34坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

友人の家の様に建てたいとまずの希望。
玄関に広い土間のある家。
シンプルな黒の外壁に玄関の木製ドアは温かく、正面は白く、清潔感を演出しました。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

まもなく赤ちゃんが誕生し家族も増えますが、部屋数を増やさず、ゆったりと家族の共有スペースをオープンにして、コミニュケーションをはかりたい。
隣地に奥様のご両親の家があり、何より子育てが安心です。両親とスープの冷めない距離でプライバシーも守って過ごしたい。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

ご主人は仕事が忙しく、奥様も子育て中なので、手入れが簡単な事。植栽も最小限にし、芝を植え(出来たら人工芝)動き回れる庭にしたい。隣にマンションが建っているので、目隠し程度の塀もやりたい。
数々の住宅を設計している豊かな経験があるので、信頼できると思い依頼しました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

整理が得意な方ではないので、収納スペースを十分に取って欲しい。
床・クロスも汚れにくく、手入れが簡単なものに。
以上の点を留意し、施工会社と打ち合わせをしながら取り組みました。

依頼者の声: 

会社の同僚が建てた家が気に入り、同じ設計事務所に依頼しました。
定例会議を設け、逐次現場監理をし、工程ごとに写真を撮ってくれて良くわかりました。
細かい事にも気が付き、指摘事項もきちんと修正をかけてくれ信頼出来ました。

その他の画像: 

玄関前の植栽は拘りました。お付き合いのある造園屋さんはデザインも提案して予算にもあわせてくれています。やはり建築物と植栽計画は一体でやると映えます。

外観

正面玄関

ストリップ階段を上ると渡り廊下からリビングが見渡せます。

渡り廊下からリビングを見る。

デイサービス舞姫

●設計事例の所在地: 
埼玉県深谷市
●面積(坪): 
145坪
●建物の種類(大分類): 
医療・福祉施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

RC造2階建てのデイサービス施設です。
建て主方の経験豊富なケアマネージャー担当者と綿密に打合せて設計しました。
老人福祉施設は、行政厚労関連部署との事前協議申請から始まるので、施設を立ち上げるまでに労力がかかりますが、行政対応含め最大限サポートさせて頂いています。

1階は交流スペース(ホール、休養室、浴室、事務室、キッチン)、
2階はリハビリスペース(リハビリ室、休養室、テラス)という構成です。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

利用される方同士が、この施設を通して密なコミュニケーションがとれるサロンとして活用することを念頭にしています。

利用者のプライバシー・セキュリティを保ちながらも、街中のカフェのように気軽に利用しやすい、外部に開かれた印象の施設となるよう外部を設計しました。

室内空間はメリハリとリズムを意識し、豊かな空間で過ごしてもらうことを考え、利用者の身体的制限に配慮した設計にすることは当然のことながら、ホスピタリティを有するように配慮しました。

吹抜けになった円筒形ホールは談話室として利用され、屋外で過ごすことが心地よい時期にはテラスと一体に使用できるようにしています。
またホールでは季節のイベントを開催することを想定しているため、イベント参加人数が増えても2階からも催し物を鑑賞できようにしています。

浴室は独力で入浴できる利用者と機械浴槽の利用者の双方に対応しています。出入り可能な風呂庭に面し、自宅での入浴では味わえない開放感を感じられます。

2階のリハビリ室の床の模様は、歩行トレーニング時の歩行距離のガイドになっています。
2階のテラスやバルコニーは、利用者が不意に出てしまっても転落事故が絶対に起きない腰壁の高さに配慮しています。

その他の画像: 

施設の夕景

玄関ホール

1階玄関風除室から機能訓練室をのぞむ

1階静養室から機能訓練室をのぞむ

1階談話室、食堂

1階脱衣室

1階浴室

2階機能訓練室

認定こども園ひだまり

●設計事例の所在地: 
埼玉県桶川市
●面積(坪): 
100
●建物の種類(大分類): 
医療・福祉施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

行政の補助金を利用した 認定こども園の保育園舎増築です。
1、2歳児と3歳児の2クラスの保育室、そして同敷地内の幼稚園生含めた約150食提供の給食室を有する施設です。
鉄骨造平屋建てです。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

利用者や近隣の方の印象に残り愛着を持ってもらえる園舎を目指しました。保育スペース、共用スペース、事務・給食室スペースそれぞれに切妻屋根をかけ横並びに接続したデザインとしています。

2つのクラスの保育スペースは一室内の住み分けとし、クラス間は家具やベビーゲートで区画することにしています。クラス間に閉じた壁をつくらないことで、保育士同士のコミュニケーションがとりやすく、保育士間の負担を均等にすることにつながり、幼児にとってはより細かいケアを受けやすくなります。

幼児トイレはあえて保育室中央に配置しました。
幼児期における不意な排泄や嘔吐に対し保育士が対応し易く、幼児期の子供たちのトイレトレーニングもスムーズにできる利点があります。
トイレと保育室が1室内にあるので、臭気がまわらないよう換気設備の配慮をしています。
トイレの囲いは、出入り口をすぼめ、手洗いを必ず使用するように配置して衛生に配慮しています。また囲いの高さは、保育士の女性を想定し、囲いの向こう側とコミュニケーションができる、囲いに近づくと中を覗き込める、少し離れるとトイレを感じさせない高さを検証しながら決定しました。

その他の画像: 

明るいエントランスホール

保育室は大部屋で、真ん中に低い囲いでトイレを配置する計画

エントランスホールに面した事務室

150食供給の厨房

犬と過ごすローコストセカンドハウス

●設計事例の所在地: 
千葉県御宿町
●面積(坪): 
23坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

傾斜地に立つ獣医のファミリーのセカンドハウスです。
木造2階建て、延べ床面積70㎡の狭小住宅です。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

「犬を連れて利用する建物を、とにかくローコストで建てたい」がご希望でした。
敷地は高低差が最大2.5mある傾斜地です。
お出かけして帰ってきた犬用のシャンプー・乾燥室が求められました。
複数人が雑魚寝できるスペースが求められました。
また、ロングサーフボードなどマリンレジャー用品を収納するスペースが求められました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

傾斜の処理をローコストで実現するため、RCの基礎高さを最も抑えられる配置計画としました。
鉄筋コンクリートの基礎は、木部材と比較し割高な部材だからです。

ローコストを実現する最大のポイントは、床面積を最小限に抑えること、です。
何かの部材、設備をより安い代替品にする、という方策の省コスト効果は残念ながらあまり大きくないので、それらを束にしなければ望むような数字を得られません。
床面積を小さくする事は、全ての工事にその効果が及ぶので、コスト削減効果が大きいのです。

予算が大変厳しい場合には、効果が大きい省コスト施策、小さい省コスト施策の組み合わせによって、ご希望の予算にすり合わせる調整が重要です。

依頼者の声: 

2階に寝室、それ以外を1階に配置しています。

犬との生活を考慮し、玄関の土間がそのままリビングにつながり、犬用のシャンプー・乾燥室にダイレクトに入ることができる動線計画としました。

リビングの一部がコンクリートの土間になので、暑い時期に犬たちは土間にお腹をつけて体温上昇を防ぐこともできます。

マリンスポーツ用品等の収納は、母屋とは別に同じデザインの簡素な物置小屋をつくりました。
収納物の多くは野外で使用する物品のため、室内の収納室だとアクセスが悪い上、生活スペースを侵害してしまいます。
ロングボードを収納することがあらかじめ決まっていたので、既製品の物置だと適正なものがないため、別棟物置小屋を提案しました。

その他の画像: 

玄関と直結した土間リビングです。

2階スペースは、ハイサイドライトで採光、換気を確保しています。

別棟の物置小屋は、母屋と同じ外装材を使用しています。

木製サイディングは、安価でエイジングが楽しめる外壁材です。

有限会社深谷建築設計工房

●設計事例の所在地: 
埼玉県桶川市
●面積(坪): 
22坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

深谷建築設計工房の事務所です。
弊社会長自宅の敷地内に住居とは別棟で建っています。
1階が倉庫・ピロティ駐車場、2階が事務所です。

原則的には一つの敷地に建てられる建築物は一つという事が法規制内容ですが、
条件をクリアすれば、このように同一敷地内に複数の建物を建てる事が可能です。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

できるだけコストをかけない方法として、以下を実践しています。
・単純なかたちの計画とする
・窓の数、大きさ、機能をよく考え、必要な面に必要な大きさの窓だけにしぼる。
・広く安価に流通する仕上げ材の採用、又は仕上げない(構造あらわしを仕上げとする)
・自分たちで出来る工事は自ら行う(塗装工事、発泡ウレタン吹付工事)

その他の画像: 

2階の事務所は大きな屋根がかかるワンルームです。
棟のトップライトからの採光により、日中は照明をつける必要がありません。

木造住宅の場合、構造上は2階にリビングなど大空間をもってくることのメリットがあります。

敷地が角地の隣なので、通行が多い面の2階に掃き出し窓を配置して、建売住宅の意匠とは印象が異なる設計事務所の建物をアピールしています。
1階の倉庫は、内側の灯りがボーダー状に浮かび上がる行燈のようです。

ページ

建築家紹介センター RSS を購読