とてもスッキリとした玄関周りです。
外壁に採用したサイディングのフラットさと、
等間隔で走る横目地のラインがきれいですよね。
潔く、ホワイトを選定しているのもよかったです。
それに加えて、装飾のないフラットな玄関ドアも相性がいい。
玄関ドアと合わせて、軒天をブラックでまとめることで、
メリハリがついてます。
ポーチの床。
モルタルのような風合いのタイル。
モルタルの金鏝仕上げも検討されていましたが、
クラックを想定して、モルタルの雰囲気を持つタイルに。
全体的に、モノトーンで統一した上で、
真鍮のサインなんて。。
お客様のセンスの良さがうかがえます。
玄関先を見ただけで、こちらのお客様が
ミニマルなデザイン好きだというのは感じ取っていただけそうです。
実は。
昨日、こちらの家で、定期点検をするということで、
立ち会ってきました。
お客様とは、久しぶりにお会いしたので、
近況報告なんかをさせていただいたりしました。
ほんと。楽しい時間なんですよね。
家の中を拝見させていただいたのですが、
すっかり、お客様の空気感になっていました。
当たり前といえば、その通りなんですが、
我々からすると、竣工当時の殺風景な印象が強いので、
それがお客様の空気感に変化しているのは、嬉しいことなんです。
家って竣工した時が、完成ではなくて、
そこはあくまでスタートで、そこから、お客様らしい空間へと
変化して、根付いていくんだと思っています。
点検の途中でしたが、ご挨拶してお別れしたのですが、
春先になったら、再び、お誘いいただくことになりました。
楽しみが一つ増えました。