こちらの洗面。
どう感じましたか?
一枚目でお見せした造作の洗面台をイメージしませんでした?
それもそのはず。
こちらはゴムの集成材を使って、大工さんに家具を造ってもらい、
その色が、先ほどと同じ濃い目になってますから。
でも。
奥にある洗面台をよくご覧ください。
そうなんです。
LIXILの既製品の洗面台だったりするんですよね。
最初は、洗面台を分解して、洗面器と水栓を
造作のカウンター上に載せる方針でしたが、
最終的には、引き出しのついた既製品をそのまま採用になりました。
既製品の引き出しと、造作でつくった棚を色合わせしているので、
一体感が生まれて、造作で統一したかのような感じになっています。
おしゃれにしたいから、造作で!
それも一つの考え方ですし、いいと思います。
ただ。
既製品が持ってる、使いやすさや、掃除しやすさは、
家事を減らすという意味では、捨てがたいところ。
それをうまく両立できるよう、いろいろと考えて
いきたいですね。
これって、家全体にも言えることかなと思います。
見た目だけでなくて、機能性や快適性は、
家族が、ずっと暮らしていく場所だからこそ、
大事にする方がよいかなって思います。