光と風のリノベーション住宅

●設計事例の所在地: 
東京都北区
●面積(坪): 
79.38㎡(24.01坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

光天井のあるリビング

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

光と風が気持ちよく入った家に住みたい!そんな設計ができる設計者を探していたということでお声かけいただきました。

現状住んでいる家が道路の拡幅により、立ち退かなくてはならないという事情があり、中古の住宅を購入してリノベーションを行い、自分達らしく住む家に変えて行きたいとの事でした。当初、幾つかの購入候補の資料をお持ちいただき、リノベーション出来るかなどのアドバイスをさせて貰い、その後、住んでいるそばの中古住宅を購入されリノベーション設計が始まりました。

住宅密集地でどうしても1階は暗くなりがちなので、光を1階まで通したい。一緒に住んでいる高齢な母親が不自由なく住める人に優しい家にしたい。天井はなるべく高く、圧迫感の無い住まいにしたい。それぞれの個室をつくりたいとの事でした。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

光と風を取り入れる為に、階段の上部にトップライト(天窓)をつけ、屋根から光を取り入れ壁に反射し、1階まで光がおりてくる設計をしています。階段は蹴込板の無いスケルトン階段。廊下をFRPグレーチングにして階段と一緒に、1階まで光がおりてくる、光の通り道にしました。

天井の高さが低い住宅だった為、仕上られていた天井を一部撤去し、梁材などを露出させて天井の高いリビングを実現しました。元々リビングと廊下で隔てられていた階段の間の壁を無くし、廊下の無い大きなリビングにしています。

階段は勾配(角度)をゆるくした階段に直し、上下に移動しやすい階段にしました。日常使う手摺も廻しながら、落下防止を兼ねた丸材をいれることで、狭くならず安全に上り下りできる階段にしています。玄関の出入り口を変えるなど、安全な生活が出来る様、リノベーションしました。玄関は座って靴を脱ぎ着出来る場所をつくっています。

奥様の部屋にはウォークインクローゼットがつく間取りに、変更しました。お持ちの箪笥を入れる場所、持っている服の量・服の掛け方など、打合せを綿密に行い使い勝手の良いウォークインクローゼットになっています。

小さな家のリノベーション設計の為、購入する家具ではサイズが合わず、必要なモノが必要な場所に置いておけないという事になってしまいます。そこで生活スタイルに合った家具をつくる事で、生活のし易さを追求しました。
キッチン横には冷蔵庫置場と一体の、作りつけ収納をつくり、お持ちの食器やオーブンレンジ・炊飯器などがピッタリ入る家具にしています。キッチン横のカウンターサイドにも収納家具を仕込むなど、ちょっとした場所も収納に変え、食材・食器・調味料などサイズに合わせた収納家具をつくる事で、多くのものが入るスペースをつくりました。
下足入れは、扉の裏側に帽子掛けをつくるなど、帽子好きの奥様にあったオリジナルの下足入れになりました。

依頼者の声: 

元々住んでいた家より、小さな家になる為、モノがあふれないか?上手く住めるのか?心配しましたが、引越し後に伺った処、きちんと収納もきちんとされ想定通りの生活が出来ていました。また、ちょっとした窓枠を飾り棚にするなどの工夫もされていて、居心地良さを感じる家になっています。

公式ホームページ【株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所】はこちらから
⇒  WEB https://www.ogino-a.com
⇒  Email ogino-t@ate-o.com

その他の画像: 

表し天井のリビング

子供部屋

スケルトン階段と、光天井・床

子供部屋

キッチン家具

中庭から光を取り込む、3階建ての家

●設計事例の所在地: 
東京都北区
●面積(坪): 
142.88㎡(43.22坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

中庭から光を取り込む、3階建ての家 外観

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

奥行きに細長く、高さ制限など法的規制の厳しい難しい条件の敷地でした。いくつかの工務店・住宅メーカーを廻った処、高さ制限が厳しく、思った家がつくれなく何とか出来ませんか、というご相談に来られました。

夫婦で住んでいるが、もしかするとお子様と同居し2世帯になるかもしれない。その為にも、高さ制限で厳しいが3階建てとしたい。将来的には1階だけでも生活できる様にしたい。今の家が暗いので明るい家にして欲しいとの事でした。道路向かいの公園の桜が綺麗なので、桜の眺めも楽しみたいというご要望も戴きました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

敷地は、東側道路で、間口が狭く、奥行きが長く、3方を建物で囲われた、都心の典型的な住宅密集地でした。但し、道路の向かい側には公園があり、綺麗な桜の花を咲かせたり、赤レンガ造りの建物があったり、眺めの良い環境でした。

明るい家をつくる為、中庭を家の真ん中につくり、メッシュ素材でつくったスケルトン階段と共に光を通す筒となり、家の中に光をふんだんに取り入れます。プライバシーに配慮し、覗かれない様中庭には、ルーバー格子を階段には上下の横スリット窓とし室内が見えない様にしています。

3階建ての建物とする為、1階を半地下にして、建物を下げ、階の高さを押さえる為に、鉄骨造ながら、天井ふところを小さくして、梁を出しています。この梁を利用して間接照明を仕込み、部屋の特徴に転換しています。天井高さは2.4mですが、中庭や階段の部分の抜け感があるので、開放感のある家になっています。

奥様のワークスペースには、趣味の本・DVD・写真集を入れる為、それぞれの大きさに合せた高さの棚の本棚を作りつけ、階段の横にも一面に本棚をつくり大量の本を収納する場所を確保しました。公園の桜を借景とする為、2Fの道路側にリビングを配置しています。屋上はバルコニーとし、普段は洗濯物干し、夏場は日焼けをしたり遊べるスペースになっています。

1階に水周りと部屋を2つ設けて、将来ミニキッチンをつけられる様配管だけしておく事で、1階だけでの生活も可能にし歳を重ねたときの負担にならない準備をしています。

依頼者の声: 

計画中・工事中ともに、2世帯で住める様にはしたけれど、お子様が戻って来て一緒に住むことは無いかも。。。。。とおっしゃていましたが、完成した家を見て、お子様が住みたいと帰って来られ一時、2世帯4人で住んでいらっしゃいました。今は、お孫さんがよく遊びに来られ、屋上バルコニーで家庭用プールを広げ楽しんでいらっしゃいます。

お孫さんが来られる様になり、窓廻りなど、安全に気を使った設計をしてくれていたんだねと、おっしゃって戴きました。家全体としては、とにかく明るいね!ちょっと窓を開けるだけで心地よい風が入ってきて凄く良いね!と、気に入って貰っています。

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光を取り込む、中庭と階段

眺めの良い、リビング

キッチンとワークスペース

ワークスペース

スケルトン階段

光を取り込む中庭

和室(客間)

子供部屋

猫の集合住宅

●設計事例の所在地: 
東京都品川区
●面積(坪): 
116.70㎡
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

キャットウォークのあるリビング

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

猫が大好きで、猫の為の集合住宅を作りたい。しかも、住むのが楽しみになる、ワクワクする様なデザインの家はつくれますか?というご相談でした。

日当たりの凄く悪い敷地なので、暗くなってしまう。
住宅密集地で、北側道路、こんなところで快適に住めるのか心配。
猫も人も居心地の良い、明るい家にしたい。

元々ご主人が生まれ育った家の建て替えで、愛着の有る家の建て替えです。
女性にも借りてもらえる様な、集合住宅にしたい。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

北向きの暗い敷地を、快適な住まいする為に、建物の真ん中に中庭をつくり、3階から、1階まで、日の光が白い中庭の外壁に反射しながら注ぐ地上までそそぐ、明るい住まいを提案しました。
小さな敷地ですので、各階、1つだけの住戸として、1階から3階まで中庭をそれぞれが取り囲んでいます。
普通集合住宅の様に、隣の部屋が無い為、隣の人の気配を感じず、プライバシー性の高い住まいです。

猫と一緒に住む家ですので、キャットステップ、キャットウォークが有り、リビングの高い場所は、猫の住む世界にしています。
中庭を囲んだ間取りは、各部屋の扉、猫の通れる猫ドアをつけた事で、猫がグルグル1週して遊べる、猫が遊べる回遊式の住戸なっています。

回遊式の間取りは、人の動きの自由度高めて、生活しやすい間取りの特徴です。
中庭を取り囲む事で、明るさと心地良さ、生活のし易さを兼ね備えています。

中庭は外で猫遊ばせても、迷子にならない安全な遊び場になっています。
トイレには、猫のトイレを置く場所もうけて、猫トイレ用換気扇も整備しています。
玄関には、猫が飛び出してしまわない様に、格子の内扉をつけました。

女性も借りられる様、オートロックなどのセキュリティの配慮や、宅配ボックス設置しています。
何より、覗かれない、音がしない、プライバシーに配慮した設計を提案しました。
また、クローゼット・オープンクローゼット・リビングの棚・洗面所のタオル棚・洗濯機棚・トイレの猫グッズ置場・下足入れと収納たっぷりです。
調湿、吸匂するタイル、エコカラットもリビングの壁に使い、猫の匂いも消してくれます。

依頼者の声: 

完成後、日の当たらない暗い敷地だった住まいが、中庭を通した光が部屋に入る、明るい住まいになりました。
入居募集したところ、数日で満室になり、順番待ちも出る人気の集合住宅です。

徒歩1分の近所から越して来た方もいらして、猫が中庭で遊ばせられると、お気に入りでした。
賃料も、近隣相場よりも、2割増しで貸す事ができ、賃貸集合住宅としても安定的な運営が出来る状態になりました。

少しの遊び心を共有してもらい、何より人と猫の快適な生活を望んだ、オーナーさんの設計へのご理解おかげで、猫の集合住宅がより良い質の住まいとして完成出来ました。

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リビング

オープンクローゼット

サニタリー

白の外観

猫が外に出ない格子扉の玄関

平面図 プラン PLAN

中庭が街をつくる、テラスハウス

●設計事例の所在地: 
東京都足立区
●面積(坪): 
75.62㎡(22.87坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

白の外観

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

他には無い、集合住宅をつくりたいというお客様からご相談を戴きました。環状線が近くにある為、防音対策をしたいこと、敷地の法規条件が耐火建築物にしなくてはならないこと、それぞれの住戸が2階建て・独立した玄関を持つテラスハウスにしたいこと、ファミリーを借主として想定しており、彼らにとって魅力的な住まいを提案して欲しいとのお話をいただきました。

敷地は南と東の2つの道路に接していながら、角地ではないという道路条件をどう活用するがが、計画の肝なのではないかなどの話をしました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

一つの街の様な、住宅郡にする事で、素敵な環境が生まれるのではないかと考え、色々な庭を考えました。特に、各住戸それぞれに、専用の中庭を設計しています。外から覗かれない専用の中庭がある事でプライバシーが守られながら、光と風を取り入れます。また、自転車止められる専用前庭や、共用の中庭もつくっています。各住戸には、1F屋上にルーフバルコニーをつくり、アウトドアリビングとして活用できる場を設計しています。

2つの道路をつなぐ、敷地を通り抜ける小道と中央に広がる広場をつくり、開放的な共用空間と、共用部からは覗かれなりプライベートな空間がグラディエーションの様に重なっています。法律上、耐火建築物にしなくてはならない敷地条件であり、当初鉄骨造で計画しましたが、コスト面から木造の耐火建築物という特殊なつくり方をしています。結果、防火・防音性の高い建物になりました。

依頼者の声: 

オーナー様は完成当初、嬉しくなり毎日の様に建物を見に来ていました。完成前に全ての住戸の借り手が決まり、プライバシーが守られた戸建ての様な住まいで、快適ですと話していただいています。

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その他の画像: 
ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

何を狙った写真かわかりますか?

はい。その通りです。

熊とペンギンです(笑)

昨日、おじゃました家にあるんですよね。

こちら。

LDKのスイッチ関係が集約している場所になります。

壁の厚みを生かした、ニッチ収納。

スイッチが突出しないようにしつつも、

ちょっとした何かをディスプレイできるスペースなんです。

よくあるのは。

ご家族の写真とか、季節のオブジェとか。

でも。

こちらのお客様は、この人形なんです。

なんだか、見てると、やさしい気持ちになれるし、

肩の力が抜けて、リラックスできます。

お客様のセンスを感じます。

こういった、ちょっとした小物って、主役ではないのですが、

空間の雰囲気を決める大事な要素になります。

ぜひ、自分らしい小物をセレクトしてみてはいかがですか?

ちなみに。

こちらの家に行ったのは。。。

人形を見に行ったわけではありませんよ(笑)

少し前に実施した一年点検の手直し工事の日だったんです。

私は作業できないので、職人や監督に工事は任せて、

私は、お客様とお話したり、手直しの内容を確認したりしてきました。

いろいろお話できて、楽しい時間となりました。

もちろん、しっかり工事してチェックしてOKでしたよ。

ずいぶんとボケた写真ですいません。

わざとぼかしを入れています。

ハッキリと内容まではお見せできないのですが、

いくつかの家づくりの外観デザインを考えてる途中。

閃いているデザインのアイデアを

思いつくままに書き出してる感じです。

考え出すと、ほんと、いろんなアイデアがあるもんです。

それを、比較検討しながら、そのお客様にフィットする

カタチを探していくことになります。

じっくりと。しっかりと。検討していきます。

(というか、楽しませてもらってます)

「かんたき」伊勢原

●設計事例の所在地: 
神奈川県伊勢原市
●面積(坪): 
248㎡
●建物の種類(大分類): 
医療・福祉施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

吹抜けの木のホール

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

木の真ん中のホールが、求心性を生む、看護施設を設計した。

地域の福祉拠点となりながらALS(筋萎縮性側索硬化症)など、介護度の高い患者を受け入れる、在宅ホスピスとしての看護施設である。地域と繋がり開くことと、介護度の高い患者が利用する為の清潔さを保つ為の防御を両立させ、かつ、地域の拠り所となる求心性を持つ空間構成をリビングホールの構成により実現した。
光を取り入れる2階の白を、木の屋根と、1階の木の床壁の空間が挟み、反射光を取り入れた明るい空間と、心地良い木の空間を同居させた。

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その他の画像: 

収納と洗濯にこだわった、テラスハウス

●設計事例の所在地: 
東京都足立区
●面積(坪): 
425.59㎡(128.74坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

洗濯物がほせる、インナーバルコニーのあるLDK

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

子育て世代の家族を、入居者として想定、快適に暮らせる集合住宅としたいとのお話でした。具体的には、「隣の音が聞こえない配置」「収納を工夫する」「明るいリビングのテラスハウス」「防犯やプライバシー」という、生活する上での配慮、集合住宅ゆえの課題の解決を望まれました。
また、都内の典型的な住宅地ながら、車が必要な立地であることから、駐車場の確保と住戸数の確保もご要望でした。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

子育て世代にアピールできる、ライフスタイル提案型集合住宅として、色々な種類の収納と使いやすい間取りを軸に、設計を進めました。それぞれの住戸が2階建てで独立した玄関を持つテラスハウスです。当初は全て同じ間取りの住戸で計画していましたが、住戸ごとの良さを生かすため、全てが異なる間取りとなっています。

道路から離れた住戸は、1階であっても明るくプライバシーを確保できるため1階をリビングに、その他の住戸は2階にリビングを配置しました。1階リビングはリビングを中心に、各部屋に移動する、リビングアクセスの間取りです。角部屋を増やす配置にすることで、隣の音を軽減させています。

光を最大限取り入れながらプライバシーを確保するため、高い位置の窓であるハイサイドライト、外からのぞかれない位置のバルコニー、スリガラスの窓などでプライバシーを確保しながら、あかるく開放的な住空間としています。1Fの窓は小さな窓を基本とし侵入されない様にしています。

収納計画では様々な工夫をしており、家族みんなで使うファミリークローゼットは、寝室・廊下2方向から使えます。パントリーやコートクローク、シューズインクローゼットを兼ねた、玄関収納を回遊型の動線でつくり、使い易さが増しています。

リビングに続くインナーバルコニーは、室内ながらサンルームのように明るくぽかぽかしたスペースになり、洗濯物を干したり、観葉植物を育てたり、トレーニングルームや趣味のコーナー、リビングと一体にも使える多目的なスペースになりした。

依頼者の声: 

子育て世代のご家族にお借りいただいています。インナーバルコニーで物干しや、玄関収納・家族みんなで使うファミリークローゼットなどが好評で、想定していた通りの使い方をしていただいています。1階リビング・2階リビング、どちらの住戸も人気で、都内ながら明るい家を喜んで貰っています。

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その他の画像: 

インナーバルコニーからリビング

2方向から使う、ファミリークローゼット

ハイサイドライトがあるリビング

ウォークスルー、シューズインクローゼット

玄関クローク

外観

吹抜けが心地よい、みどりの内科クリニック

●設計事例の所在地: 
茨城県土浦市
●面積(坪): 
173.83㎡
●建物の種類(大分類): 
医療・福祉施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

吹抜けが心地よいの待合室

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

クリニックの待合室が狭く、患者さんで混んでいることで、圧迫感のある場所にならないかを、心配されていました。計画を進めていく中で、広さ・狭さの問題では無く、居心地が良く、ストレスにならない待合室にしたいという隠れた想いがある事が解って来ました。高齢者の利用も多く社会的な要請もある為、バリアフリーにして欲しい。街の方に、クリニックの存在を知って貰いたいという想いも教えて戴きました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

患者さんが、リラックスして待ち時間を過ごせる様、待合室を吹抜けとし開放感を感じる空間としました。外側壁の、下半分を大きな窓とし、対面の診察室側の壁は、天井近くに横スリットの高い位置の窓であるハイサイドライトを設けることで、光をふんだんに取り入れながら、自然光が天井を照らし、吹抜空間にやわらかな光を注ぎます。

待合室のダークトーンなフローリング調の床材と、若草色のアクセント壁が、落着きを与え、時間を心地よく感じられる空間となっています。

吹抜け部分を、外部からみると上部に突き出た形になり、道路側から目を引く外観となります。白とした外壁の清潔感と共に、クリニックらしさを感じる姿になります。

バリアフリーとしての、フラット床・手すり・幅の広い扉やトイレ・廊下など、高齢者施設を数多く設計してきたノウハウを組み込んでいます。また、患者さんとお医者さん・看護師さんの移動する場所が、重ならない様に、患者動線・スタッフ動線の2すじの動線をつくり、診察等がし易い間取りとしています。

依頼者の声: 

待合室の吹抜けや色の扱いが患者さんから評判が良いですよ、面積以上にゆったり感じられますねと、お医者様にはおっしゃっていただいています。また、バリアフリーに関してはここまで良く出来ているとは思わなかったと驚かれました。

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その他の画像: 

吹抜けの待合室

木の受付カウンター

白の診察室

緑の待合室

白の外観

子育てママの、木のオフィス

●設計事例の所在地: 
神奈川県横浜市
●面積(坪): 
85㎡
●建物の種類(大分類): 
その他
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

木の箱(応接室)

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

オフィスを移転するにあたって、インテリアデザインの依頼をいただきました。移転先は、事務所ビルのワンフロア。

子育て世代の女性たちで運営している会社の為、子供を遊ばせながら仕事の出来るスペースにして欲しいとのことでした。来客スペースが欲しいがそこから執務スペースが見えないようにして欲しい。但し、来客スペースでどんな話をしているか執務スペースからは、感じられる様にしてほしい。また、現状使っている机・椅子・ソファーなどの家具はそのまま使いたい。家具にあったデザインの空間にして欲しいとのご要望がありました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

来客スペースとして木の箱をオフィス中央におき、木の箱を囲むコの字型に、執務スペースを配置する提案をさせて戴きました。コの字型の執務スペースの1辺に子供の遊び場を置き、デスクエリアとL字で繋がり、子供が遊んでいる姿を横目に、仕事が出来る配置になりました。

木の箱は、木のタテ格子の壁・木の壁・黒板の3種類の壁をつくり、来客スペースからは子供の遊び場・執務スペースはで見えません。一部、木のタテ格子の壁がある為、木の箱の中で何が話されているか、執務スペースからは感じ取ることは出来ます。子供スペース側は、黒板の壁とし、子供たちが自由に絵を書き、遊べる壁にしました。大人もミーティングで使うことが出来ます。

木の箱は天井まで壁とせず、上部をあけておく事で、部屋に抜け感が生まれ、せせこましい印象が無くなります。天井を工事しなくても良く、コストを抑えられる事を出来ました。
バリ製の家具のソファー・ローテーブルに合せ、床はナラのフローリング、木の箱はツガ材でつくり、タテ格子がアジアの雰囲気をつくり、バリ製家具にフィットした、デザインとなっています。

依頼者の声: 

インテリアに興味のあるお客様でしたので、模型をつくって検討していくプロセスも楽しんで戴きました。元々の、タイルカーペット敷きの、ごく普通・無味乾燥なオフィスにがっかりしていたお客様が、すっかり様変わりしたオフィスに、こんなに変わるんだと喜んで戴きました。

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その他の画像: 

キッズ:プレイルーム

木の箱

応接室

模型

バリ家具

ユーザー 石井設計事務所/Ishii Design Office 石井 保 の写真

住宅の耐用年数を延ばすだけでなく、その室内を住みやすくするには、軒のある屋根で建物全体を覆うように架けることが効果的になります。
しかし、建物が密接する都市部の住宅では隣地との距離は近くなり、強く低い日射や暴風雨による影響が減少するため、軒の出を短くデザインすることが多くなります。

そのような場合であっても、大きな引き違い窓などには上部に庇を設けることで、開口部とその室内が紫外線や雨水から守られるように心掛けて設計しています。

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