I-5022、傾斜地にファミリー向けアパート建設(東京都)

ユーザー 後藤510 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

中野駅近 傾斜地にファミリー向けアパート建設
 
自宅老朽化のため、アパートを建ててそこの一階に完全二世帯で住みたいと思っています。
大手メーカーに相談した所、傾斜地による造成工事が高く付くとのことで、こちらにご相談させていただきました。
詳細はURLご覧下さい。
 
https://**********
 
 
敷地面積約150平米
第1種中高層住居専用、建坪率60、容積率160(前面道路4mの為)、高さ10m制限
 
相談者が平日仕事の為、全ての方とお会いして説明は出来ないと思っています。
その為、恐縮ですが以下全てを満たせる建築士の方にお声がけ頂ければ幸いです。
1,添付URLの施工案に意見や施工方法の提案ができる(可能であれば概算費用)
2,2000年以降に東京都で傾斜地の建築実績がある(更に傾斜地問わず共同住宅の実績があれば歓迎)
3,中野駅に打ち合わせや現地確認で2時間程度で来る事ができる
 
流れにつきましては、1,2についてコメントまたはメールにてご連絡をお願いいたします。
その後、住所、登記簿、地積測量図、水道ガス管配置図、予算、関係者等の資料をお送りさせていただきます。
 
相談者が小学生の頃、建築士になりたくて広告の図面を写してました。一緒に家を建てられるのを楽しみにしています。
よろしくお願いします。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

■ 子どもが巣立った後の暮らし方
子どもが独立したあと、家はぐっと静かになります。かつて家族でにぎわっていたリビングや2階の部屋も、今は夫婦ふたりで過ごす時間がほとんど。そんなときに浮かぶのが、「この家、ちょっと広すぎるかも」「動きにくいな」という感覚です。

家は長年の暮らしに合わせてできているもの。家族が多かった頃に合わせた間取りは、夫婦二人の生活には合わなくなってくることが多いのです。そこで注目したいのが「動線」です。

■ 動線の工夫で、暮らしは驚くほど楽になる
動線とは、家の中で人がどのように動くかを示す“暮らしの流れ”のこと。
夫婦ふたりの家では、この動線を整理することが快適な暮らしのカギになります。

たとえば――

家事動線
キッチンから洗面室、洗濯スペース、物干しまでを最短距離でつなぐことで、家事の負担はぐんと軽くなります。夫婦で分担しやすくなるのもメリットです。

生活動線
リビング・寝室・水回りをできるだけワンフロアで完結させることで、移動のストレスが減ります。段差や階段を避けられるようにしておくと、将来の安心にもつながります。

来客動線
子どもや孫、友人が訪れたときに、生活空間を見せすぎないような工夫も大切。リビング横にゲスト用の部屋を設けるなどで、プライバシーを守りながら迎えられます。

■ 動線は“夫婦の距離感”も整える
二人暮らしの家では、「どれくらい一緒に過ごすか」「どれくらい個の時間を尊重するか」という距離感も重要です。

キッチンやダイニングを中心にした“共に過ごす動線”と、それぞれの趣味や仕事を楽しめる“個の動線”。このバランスを取ることで、夫婦関係がより心地よいものになります。

たとえば、夫婦で一緒に使える広めのワークスペースをつくりつつ、読書や音楽を楽しむ小さな個室も用意する。そんな工夫が「一緒にいられる安心」と「一人でいられる自由」を両立させます。

■ 将来を見据えた備えとしての動線
動線を考えることは、将来の暮らしを考えることでもあります。
年齢を重ねるにつれて移動や段差の不安が増す中で、今のうちにバリアフリーやワンフロア完結の動線を取り入れておくことは、安心な暮らしにつながります。

「まだ元気だから大丈夫」ではなく、「元気なうちに準備する」。これが、後々大きな違いを生むのです。

■ まとめ:動線は、夫婦ふたりの“暮らしの設計図”
二人暮らしに必要なのは、広さよりも「暮らしやすさ」。その基準になるのが動線です。
動線を整えることで、毎日の家事が楽になり、夫婦の距離感が心地よくなり、将来の安心も備えられる。

家を変えるというと大掛かりに聞こえるかもしれませんが、まずは「動きの流れ」を意識してみるだけでも、改善のヒントが見えてきます。

第二の新婚生活ともいえる夫婦ふたりの時間を、より快適に、より豊かに。
その第一歩は、動線を整えることから始まります。

Space Wear Furnitures

●設計事例の所在地: 
中華人民共和国 浙江省 杭州市
●面積(坪): 
約187㎡(56.56坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

ダイニングからの眺め

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

クライアントは新築物件でありながら、インテリアを自分たちの好みにし、快適で豊かな住空間を得るために、リノベーションをおこないました。間取りとしては、自然で合理的な動線と個々のプライバシの確保。収納やディスプレイスペースを増やすことを望まれました。空間の雰囲気は明るくて透明性があり、自然素材を使った心地よい色合いをリクエストされました。ルーフトップの空間は家族でシェアしてつかいながら8階個室のプライバシーを確保することを要望されました。デザインや施工においてジャパンクオリティを実現してほしい。と強く望まれました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

過去の事例にて気に入って頂き、プレゼンテーションを行った結果、依頼して頂きました。過去に中国のプロジェクトを経験していたことも決めての一つになったようです。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

今回の物件は新築であったため、極力既存の間仕切りや設備を有効利用することとしました。よって、既存の間取りに対して、新しい間仕切りや建具、家具を加えることでクライアントの要望を実現することとしました。施主は特に収納に関して強い要望があり、その意図はクライアントの持ち物を合理的に収納し、美しくディスプレイすることでした。今回はオリジナルデザインの家具が、空間を最大限に利用し、生活動線の最適化をもたらしています。このようなデザインは空間にテーラーメイドの服を着せるようなものであり、リノベコンセプトを”Space wear furnitures”としました。

依頼者の声: 

「日本のデザインを中国で実現するには色々とハードルが高い部分もあり、時間も掛かりましたが、最終的にはシンプルで自然素材に囲まれた心地よい空間となりました。」とのお言葉を頂きました。施主が既存の価値観や様式に捉われず、自分たちが良いと思ったものを実現したい。という意思の強さがプロジェクトを実現させたと思います。

その他の画像: 

ダイニングのお茶コーナー

ダイニングの眺め

リビングからの眺め

ソファーとディスプレイコーナー

TVと階段

寝室

可動本棚

寝室2F

寝室2F の坪庭

屋上テラス

TONOSU

●設計事例の所在地: 
神戸市中央区
●面積(坪): 
約80m2(24.2坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

都市との連続性や室内環境性能をコントロールする間仕切り壁

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

夫は料理人でもあるため、キッチンをオーダーでつくることと、音楽制作のスペースが必要でした。妻はストレッチスーペース確保が必須で、リモートワークのためのワークスペースをご要望されました。夫婦はまだ20代と年齢が若いため、将来的フレキシビリティを持った、快適な空間の設計が求められました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

オープンハウスに来て頂いて、実際に弊社が設計した空間を体験して頂いて、設計を依頼して頂けました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

クライアントは住宅と店舗の間のような、抽象的な空間を希望されていたため、その空間をどのようにつくるかを一番検討しました。

コンセプト:敷地条件や周辺環境、クライアントの要望から北側に水回りと寝室を、既存を極力利用しながらコンパクトにまとめました。その上で、造作家具によって空間を有効利用しつつ、寝室にコアガリを設けて収納量をアップしました。寝室には音楽制作のワークデスクを設けて、インナーサッシと壁面防音仕様により、弦楽器の演奏ができる程度としました。水まわりを効率化した結果、パウダースペース兼ワークデスクも設置することができました。残りの部分を住宅と都市の”あいだ”となるような空間としました。そのような”あいだ”空間の南側と西側にバッファーゾーンをつくることで、室内の環境性能を高めることとしました。バッファのための壁面間仕切りの開口を都市と住宅の関係性、環境性能からデザインしました。その結果、都心の喧騒から距離をとりつつも、都市の一部であるような、プライベート巣ペースとなり、抽象的で心地よい空間となりました。

依頼者の声: 

住宅っぽくない住宅ができたことに満足しております。キッチンに関しても、マンションでありながら電気とガスを併用することで、理想のキッチンができた。とのお言葉も頂きました。

その他の画像: 

南側からの眺め

オーダーデスク

西側の間仕切りバッファーゾーン”ハナレ

西からの眺め

電気とガスを併用したオーダーキッチン

洗面ワークスペース

W.C

間仕切りからの眺め

寝室兼ミュージックスペース

I-5021、10m2未満のユニットハウスを購入し……(香川県)

ユーザー ヒデ5021 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
香川県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

三協フロンテアで10m2未満のユニットハウス(CT-32J)を購入し、更地に個人利用の倉庫用途で設置を検討しております。
場所は、香川県高松市で、地目は宅地になります。
ご協力頂ける方、宜しくお願い致します。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





I-5020、2台分のカーポートを設置(長野県)

ユーザー せいちゃん の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
長野県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

自宅の新築を終え、状況を見つつ、2台分のカーポートを設置しようと言うことになったのですが、設置にあたり確認申請にご協力いただくあてがありません。
もし、このような小規模の申請にお付き合いいただける建築士様がいらっしゃればお知らせ願いたいのですが。よろしくお願いいたします。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

二世帯住宅を考えるときに必ず出てくる悩みのひとつが、生活リズムの違いです。
親世帯は早寝早起き、子世帯は夜型、というのはよくあること。
お互いを気にしすぎて生活が制限されると、せっかくの同居もストレスの原因になってしまいます。

しかし、間取りの工夫次第で生活リズムの違いは十分に吸収できます。
ここでは、建築家としての経験と、実際に二世帯住宅で暮らしてきた立場から、具体的な「間取り術」をご紹介します。

1. 寝室とリビングを近づけない
最も多いトラブルは、親世帯の寝室と子世帯のリビングが隣接しているケースです。
「テレビの音が響いて眠れない」「夜遅く帰宅した足音が気になる」など、ちょっとした音が不満の種になります。

解決策はシンプルで、寝室とリビングをできるだけ離す配置にすること。
もし敷地や間取りの制約で難しい場合は、収納や廊下などを“緩衝ゾーン”として間に挟むだけでも効果があります。

2. 水回りを重ねない配置にする
生活リズムの違いは水回りにも現れます。
深夜にシャワーを浴びる子世帯の真下が親世帯の寝室だった…というのは失敗例の典型。

設計時に意識しておきたいのは、浴室やトイレを寝室の真上・真下に置かないこと。
また、二世帯で水回りを別々にする場合も、縦方向に一直線に配置するより、ずらした方が音や振動が伝わりにくくなります。

3. 生活動線をずらしてストレスを減らす
玄関や階段の位置も、生活リズムに大きく影響します。
たとえば、夜遅い帰宅時に子世帯が使う階段が、親世帯の寝室前を通るような動線だと、毎晩気を使わなくてはなりません。

動線設計は「どこですれ違うか」を意識することが大切です。
玄関を別にする、階段の位置をずらす、あるいは廊下を工夫するだけで、生活時間のズレを吸収できます。

4. 遮音性を高めて“気配”を減らす
どんなに間取りを工夫しても、完全に生活リズムの差を消すことはできません。
そこで役立つのが、遮音対策です。

壁や床に遮音材を使うのはもちろん、ドアを二重にする、サッシの性能を上げるなど、小さな工夫を積み重ねることで「気配」がぐっと減ります。
特に寝室まわりは、防音性能を高めると安心感が違います。

5. 可変性のある間取りで将来に備える
生活リズムは家族のライフステージによっても変化します。
小さい子どもがいる時期は夜泣きが増え、学生になれば深夜帰宅が日常に。親世帯も年齢とともに生活サイクルが変わっていきます。

だからこそ、将来に合わせて柔軟に使い方を変えられる間取りが理想です。
例えば、今は書斎として使う部屋を、将来は寝室に。あるいは廊下や収納を仕切って、音の緩衝に活用する。
余白を残す設計が、長期的な快適さを支えます。

まとめ
二世帯住宅の生活リズム問題は、避けられないテーマです。
けれども、

寝室とリビングを離す

水回りを重ねない

動線を工夫する

遮音性能を高める

可変性を持たせる

こうした工夫を組み合わせれば、お互いに気兼ねなく暮らせる家が実現します。

同居は「誰かに我慢してもらう暮らし」ではなく、間取りで心地よい距離感をつくる暮らしへ。
建築の工夫で、家族みんなの笑顔が増える二世帯住宅を実現してみませんか。

I-5019、民泊業許可証を申請する際の図面作成依頼(新潟県)

ユーザー Kyo の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
新潟県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

民泊業許可証を申請する際の図面作成依頼です
有料の場合の費用と作成完了までの期間を教えて頂きたいです よろしくお願いします
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





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犬や猫など、大切な家族の一員としてペットと暮らすご家庭は年々増えています。

その一方で、「ペット臭が気になる」「毛やほこりで空気がよどむ」といった空気トラブルの相談も多くいただきます。

人とペットが快適に暮らすためには、見えない“空気環境”を整えることがとても大切です。

ペットと暮らす家で起こりやすい空気トラブル
1. ペット臭
ペット独特の体臭やトイレ臭は、壁紙やカーペットに染み込みやすく、時間が経つほど取れにくくなります。

2. 抜け毛・ほこり
犬や猫の毛は空気中に舞い上がり、床や家具に積もるだけでなく、アレルギーの原因にもなります。

3. カビ・湿気
飲み水やトイレ周りの湿気、窓際の結露などからカビが発生しやすい環境になることもあります。

空気トラブルを解消する工夫
① 換気を工夫する
ペットと暮らす家では、空気の流れを止めないことが大切です。

24時間換気システムをきちんと稼働させる

窓を対角線で開けて自然な風の通り道をつくる

サーキュレーターで空気を動かす

これだけで臭いや毛の滞留がかなり軽減されます。

② 除湿・空気清浄機を活用する
除湿機でカビや湿気を防止

空気清浄機はフィルター性能が重要。HEPAフィルター付きなら毛や花粉までキャッチできます。

置き場所はリビングだけでなく、ペットのトイレ近くに設置するのも効果的です。

③ 内装材や床材を選ぶ
家づくりやリフォームの段階で、空気環境を意識した素材選びをすると効果が長持ちします。

消臭・調湿効果のある漆喰や珪藻土

毛や臭いが染みにくいフロアタイルや無垢材

掃除しやすい素材を選ぶことで清潔を保ちやすくなります。

④ 掃除とメンテナンスを習慣に
毎日の軽い掃除機がけ+週1回の徹底掃除

エアコンや換気扇のフィルター清掃を忘れずに

ペット自身のブラッシングも「空気をきれいにする習慣」のひとつ

まとめ
ペットと暮らす家は、癒やしや楽しさに満ちていますが、空気環境に注意しないと快適さが損なわれがちです。
ポイントは、

換気で空気を流す

除湿・清浄機でトラブルを防ぐ

素材と設計で快適を仕組みにする

この3つを押さえれば、ペットも人も気持ちよく過ごせる空間になります。

「ペットがいるから仕方ない」とあきらめる必要はありません。
家づくりの工夫次第で、空気はもっとやさしく整えられるのです。

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「防音室をつくれば安心」と思っていたのに、実際に完成してみると
「思ったより音が漏れる」「響きが悪くて練習しにくい」「暮らしに不便」──。
そんな“失敗防音室”のお話を耳にすることがあります。

では、なぜそのようなことが起きてしまうのでしょうか?
ここではよくある失敗例と、その解決のヒントをお伝えします。

1. 「遮音材を貼れば大丈夫」と思ってしまう
防音室と聞くと、分厚い壁材や防音シートを思い浮かべる方も多いでしょう。
確かに遮音材は必要ですが、それだけで完璧になるわけではありません。
音は壁だけでなく、床・天井・ドア・換気口・配管などあらゆる経路から伝わります。

遮音材を貼っても、ドアの隙間から音が漏れたり、低音が床を通して響いたりすれば効果は半減。
「材料頼みの防音」ではなく、構造全体で音の伝わり方を考えることが大切です。

2. 音質を考えず「静かさ」だけを重視してしまう
防音性能ばかりに目が行くと、室内の音響環境が置き去りになりがちです。
たとえば、壁や天井を硬い素材で覆いすぎると音が反射しすぎて耳が疲れてしまったり、
逆に吸音材を入れすぎると音がこもって練習がしづらくなったりします。

本当に必要なのは、楽器に合った響きを整える音響設計です。
ピアノ、ヴァイオリン、管楽器、声楽──どの楽器かによって理想的な残響時間や響きは違います。
「静けさ」だけでなく、「心地よい音」を両立させる視点が欠かせません。

3. 換気や暮らしやすさを見落としてしまう
防音室はどうしても密閉性が高くなります。
そのため、換気や空調を十分に考えないと「息苦しい」「夏は暑い」「冬は結露」という不満が出てきます。
また、収納や生活動線を考えないと「楽器は守れるけど家族に不便」という事態になりかねません。

防音室は「家の中のひと部屋」ではなく、暮らしとつながった空間です。
防音と同時に、快適さ・採光・収納・家事動線まで計画に組み込むことが必要です。

4. 将来の使い方を見据えていない
子どもの成長に合わせて楽器や練習時間は変わります。
今はアップライトピアノでも、将来はグランドを置きたいかもしれません。
あるいは、音楽教室として使う可能性もあります。

今の状況だけでつくると、数年後に「やっぱり足りなかった」と後悔することに。
将来の変化を見越した柔軟な設計が、失敗しないポイントです。

まとめ:防音室は「部屋づくり」ではなく「計画」
よくある失敗防音室の共通点は、部分的な対策に頼ってしまうことです。
遮音材や吸音材といった素材に偏ったり、「とにかく静かにすればいい」と考えたり──。

本当に必要なのは、

遮音・吸音・構造・換気を含めた総合的な防音計画

楽器に合った音響環境のデザイン

家族の暮らしや将来を見据えた住宅全体の視点

防音室は“箱”ではなく、“家族の音楽を支える環境”です。
防音室だけを切り離して考えるのではなく、家づくりと一体で考えることで、
初めて「失敗しない防音室」が実現します。

「遮音材を使うかどうか」ではなく、家族と音楽に合った暮らしをどうデザインするか。
それこそが、防音室づくりの本当の鍵なのです。

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