(株)松栄堂 京都本店

●設計事例の所在地: 
京都市中京区烏丸二条
●面積(坪): 
2687.564㎡(812.99坪)
●建物の種類(大分類): 
商業施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

創業以来、300年以上の長きにわたり、この地で歴史を重ねてきた、「香老舗 松栄堂 京都本店」。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

薫習館」改修工事にあわせて、「京都本店」も新しくリニューアルOPEN致しました。以前の店舗の雰囲気を継承しながら、広くなった店舗スペースは数寄屋造りを基調とした、上品なデザインで統一されています。

京都本店ならではの豊富な品揃えと、ゆったりとした店内は、「香」の魅力をゆっくりと楽しめる空間となっています。今回、店内には時節に合わせたご提案をする多目的スペースも新設されています。京都散策のひととき、お近くにお越しの際は、お気軽にお立ち寄りくださいませ。

その他の画像: 

(株)松栄堂 薫習館

●設計事例の所在地: 
京都市中京区烏丸二条
●面積(坪): 
2687.564㎡(812.99坪)
●建物の種類(大分類): 
商業施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

ギャラリースペース「松吟ロビー」では、時節にあわせた、さまざまな企画展が行われています。香にまつわる事柄をはじめ、京の催事・文化に至るまで、伝統から現代まで幅広い展示がおこなわれています。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

2018年7月。京都・烏丸二条に「(株)松栄堂 薫習館(くんじゅうかん)」が新しくOPEN致しました。昭和34年建設、築59年の鉄筋コンクリート造 地上5階建てのオフィスビル。永く地域のランドマークとして親しまれてきたビルディングの再生事例です。主要構造部に丁寧に耐震補強を施しながら、装いも新たに日本の香文化により広く深く触れていただくことのできる、情報発信拠点として生まれ変わりました。館内には松栄堂の香りを体験できるスペースや、香りと人との交流の場となるギャラリーやホールなどが整備されています。

エントランスホールには大きな吹抜があり、和傘をモチーフにした「日吉屋」の大きな照明が設置されています。更にインフォメーション機能を持つ円形カウンターは漆塗で仕上げられ、光あふれる開放的なロビー空間となっています。

その他の画像: 

「香りのさんぽ」では、実際に鼻で香りを体験することができます。お香の原材料の香り、調合技術でできあがっていく香り、身近にある香りなど、散歩をするように様々な香りを楽しむことができます。香木のことや、現代と百年ほど昔のお線香の製造工程の模型などもご覧いただけます。

若葉町ウォーフ

●設計事例の所在地: 
神奈川県横浜市
●面積(坪): 
133
●建物の種類(大分類): 
商業施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

劇場。もともと銀行だった天井高のある空間を利用

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

「ひとが集まる ひとが出会う ひとがつながる」
横浜市中区若葉町の街並みに自然に溶け込んで見える、昭和の風情を残す築50年のビル。

この建築は、町の商店会が力を合わせて立ち上げた自分たちのための金融機関の本拠地でした。役目を終えひっそりと町の歴史を伝えるこの建築を、越境者が集う「埠頭 WHARF」として再生し、新しい物語の幕をあけようとしています。
座・高円寺 芸術監督の佐藤信氏が、企画・運営をおこなうゲストハウス、スタジオを併設した劇場への改修プロジェクトです。

もともと銀行受付であった吹き抜けを有する1階を階高を活かし、劇場空間へと転用しています。看板サイン、金庫扉、設備配管、建築のあちらこちらにはかつてのおもかげも残る中で、建築にあたらしい命を吹き込み、ひとが集い・出会い・つながる場所をつくりました。

duffle 鈴木哲郎、香月真大建築設計事務所と協働

その他の画像: 

東御市立田中保育園

●設計事例の所在地: 
長野県東御市
●面積(坪): 
485
●建物の種類(大分類): 
医療・福祉施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

遊戯室

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

長野県の東部、上田市、小諸市に隣接する東御市における市立保育園です。滝設計との共同による指名プロポーザルでの最優秀賞選定を経て建築となりました。敷地のある場所はしなの鉄道田中駅の南口から程ない場所にあり、四周に開け、遠望に浅間山をはじめとした連なる山々が眺望できるロケーションです。そのような敷地において、敷地を最大限利用した木造平屋の建築、送迎用の駐車スペース、自然との触れ合いを重視した芝生の園庭が慎重に配置計画されました。園舎は長野県産材の木を多様したぬくもりのある内外部の空間の設えとし、外観は周囲に山野に呼応する伸びやかな曲面の大屋根を建築の象徴としています。

その他の画像: 

I-2175、伝統邦楽専門の劇場の設計(東京都)

ユーザー NagautaBoxProject の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
文京区
依頼内容: 

■依頼したい仕事:伝統邦楽専門の劇場の設計
■建設予定地:東京都内
■時期:2020年6月にオープン
■土地・テナントの所有・賃貸状況:現在中古物件を選定中
■建物についての希望
・150席程度
・生音、生声を聴かせる音響設計
・カフェを併設
・劇場の上階は収益性物件(オフィスを想定)
・使いやすい楽屋、器材搬入
・伝統邦楽専門に設計された舞台
■ご予算:全体では数億円規模
■その他
・伝統邦楽劇場のフラグシップとしての劇場を目指します
・邦楽の中でも演目の中心は「長唄」
・建物全体の外見、および劇場の設計を依頼します(オフィスゾーンは対象外)
・基礎工事の施工会社はすでに決定済
・プランをいただいたうえで、数社でコンペとする想定
・東京都内で打ち合わせが可能な方
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

家の大事な性能の一つに、断熱性能があります。

夏の暑さ、冬の寒さに対して、

外気の影響を少なくするために、とても重要なんです。

あの断熱材がいいとか、ダメとか。

ネット上で、いろんな情報が錯綜しています。

一度、調べてみたことがある方であれば、わかりますが、

調べれば調べるほど、わからなくなるようです。

それもそのはず。

自社の断熱材をよく見せることが目的の記事なので、

お互いがいいこと言ってますからね。

でも。実は。

断熱材単体で、優劣はありません。

グラスウールはダメ!なんてことは全くありませんよ。

すべての断熱材を使ったことがあるので、わかります。

どれも、適切に使えば、いい断熱材なんです。

どちらかといえば、素材より、「適切に」が重要です。

一枚目の写真。

ネットで見つけたのですが、すごいことになってます。

これでは、隙間風はくるし、断熱性能が保てません。。。

これは特殊な例なんでしょって思った方。

特殊な例でもないんですよ。。

私が監理する現場ではありえませんが、

初めてお付き合いする工務店で、ここまでひどくないにせよ、

メーカーの施工マニュアル通りに施工できる会社って、

どちらといえば、少ないほうです。

こういったマニュアルがしっかりあるんですよ。

それなのに。。

施工する側の意識もそうですが、

チェックする側も知らないと、チェックできませんからね。

工事監理者でも、詳しく見たことない方もいると思います。

ちなみに。

こちらは、とある家創りの現場です。

隙間なく、しっかりと断熱されているのがわかりますか?

施工マニュアルを共有し、施工者の監督、社長、そして私が

全箇所を、くまなくチェックしているんです。

漠然と見てもだめです。

しっかりとマニュアルがあるので、その通りに施工されてなければ

ダメなんですよ。

私は、特に快適さは大事にしているので、

それを実現するための断熱気密工事は、

人一倍慎重にチェックします。

自分の家だったら。

という視点で。

もし気になる方がいらしたら、

グラスウール+施工マニュアルで検索してみてください。

でも。

チェックは、やはりプロがいいと思いますが。

建築家(といいつつ、私だけかもしれませんが)が

工事監理すると、こういったところもしっかりチェックしてくれます。

なので。オススメです。

大事な大事な家創りですので。

箕面森町の家

●設計事例の所在地: 
大阪府箕面市箕面森町
●面積(坪): 
27.85
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

大阪府箕面市の箕面森町に計画された木造2階建て住宅です。ほぼ平屋の構成でまとめられ、2階は1部屋のゲストルームで成り立っています。傾斜面に建てられていて、傾斜下部には、遠くの山々が広がる景色を望めます。外部に対して、開きすぎず、閉じすぎず。慎重に計画された窓から、自然を感じられる構成を考えてつくっています。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

土地探しからのご相談をいただきました。建築費が限られていたこともあり、購入できる土地にも限りがありました。ご相談から数ヶ月経過した頃、連絡をいただきました。土地の仮契約を済ませたので、現地を見て欲しいとのことでした。早速、確認させていただくと、敷地のほとんどが傾斜地というものでした。そこから、予算内にどうやって建てるかを考えることになりました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

WEBサイトをご覧いただき、メールにてお問い合わせいただきました。何度かメールでのやりとりを行った後、土地の仮契約のご報告をいただき、そのまま基本設計に入りました。基本設計の時点で、初めて夫婦そろって打合せをさせていただきました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

大阪府が開発を行なう、箕面森町での新築工事です。​300㎡を超える大きな敷地ですが、そのほとんどが傾斜地で占められています。予算が限られていることから、間取りを考えることと並行して、いかに基礎工事にコストを掛けることなく、建てるかを考えました。周辺に建てられている同じ敷地条件の住宅は、基壇として大きなコンクリートヨウヘキをつくるもの、また、傾斜地の下部から上部までを基壇で固めて階を重ねてつくるなど、どれも予算内に入るような建て方ではありませんでした。さまざまな検討、また依頼主さまとのメールで重ねられたやり取りの中から、依頼主さまが平屋建てに感心があることがわかり、平屋建てを基本として成り立たせる方向に向かいました。基礎の面積が増えてしまい、割高となることもありますが、建物本体を木造在来工法とすること、また建物の高さを出来る限り抑えること、何よりシンプルにつくることを心掛け、結果、基礎の掘削を最小限に抑えることにもつながり、​コストバランスを整え、完成に至りました。

依頼者の声: 

完成した家は、和風でもなく洋風でもない佇まいになりました。その佇まいをとても気に入ってくださいました。そのことがとても嬉しく、今も覚えています。完成後に、庭の植樹や柵などDIYをされています。少しずつ手を加えられて、大切に暮らしてくださっています。

その他の画像: 

傾斜下の道路から見上げています。傾斜部は、植樹スペースとして、徐々に手を加えられています。

傾斜上部の道路から見ています。こちらが正面となります。正面は、閉じた佇まいとして、内部に入ると、遠くの山々に視線が開かれる、というイメージで設計しています。

この写真は、完成後数年が経過した頃の様子です。周囲の住宅とは、少し佇まいが異なるこの家が好きです。

1階のLDKを見ています。天井は、構造材あらわし仕上げとしています。キッチンは、TOYOキッチンの既製品を使用しています。

掃き出しのアルミサッシから、遠くの山々を見ることができます。夕焼けの綺麗さや、夜空の月を眺めることができる素敵な住空間です。

2階に計画したゲストルームを見ています。瞑想にふけられるような空間をつくりたいと思いました。一人になりたいときや、ゆっくり本を読みたいときなど、心地よい空間です。

玄関を見ています。急な来客にもゆとりを持って接客できる玄関スペースをつくりたいと考えました。写真には、写っていませんが、右手には、ベンチ付きの出窓があって、遠くの山々を眺めることができます。

玄関ドアを見ています。お施主様こだわりの木製ドアを探しました。板チョコレートのような模様が良いということで、なんとか探し出したのが、この既製品の木製ドアです。上部のヒサシは、スチールで製作しているオリジナル仕様です。

玄関を見ています。右手には、造り付けベンチ付きの出窓を計画しています。

大阪の注文住宅 三国の住宅

●設計事例の所在地: 
大阪市淀川区三国本町
●面積(坪): 
33.50
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

大阪市淀川区。阪急三国駅から徒歩10分。3階の窓からは、梅田スカイビルが見える立地に建てられています。仕事、遊び、子育て。夫婦+子供3人、素敵な都市型住宅の暮らしが始まります。黒いガルバリウム鋼板を継ぎ目のできない長尺一文字葺きで仕上げています。新製品のアイジー工業の既製品を採用しています。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

分譲マンションを購入し、暮らされていましたが、双子のお子様が誕生したことをきっかけに、新築一戸建てを検討されました。条件にあう土地物件を見つけられた時点で、クープランニングに相談にお越しくださいました。分譲マンションの売却と新たな住宅ローンの審査を心配されていましたが、平面プラン、概算見積りのお手伝いをさせていただきながら、問題なく住宅ローン審査に通ることができました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

WEBサイトをご覧いただいていて、事務所にてお話をさせていただいた後、引き続き、現場確認および土地購入の資料などをチェックさせていただき、そのまま住宅ローン審査の書類作成を行わさせていただき、並行して、平面プランの検討をさせていただき、設計監理契約までに至りました。メールでのお問い合わせに始まり、初回面談、その後の作業へとスムーズに進めさせていただくことができました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

小さな子供3人が安心して暮らせるよう、そして成長を見守れるよう、平面及び断面計画を配慮しています。それぞれのスペースは、コンパクトにまとめながらも、ちょうど良い距離感を保つことで、ゆとりを感じていただけるプランです。1階 LDKに配置されたキッチンとダイニングテーブルは、Coo Planningオリジナル。​ステンレス、スチール、ナラ材、タイル。丁寧に素材を合わせています。

依頼者の声: 

大きなストレスなく、順調にメールを中心とした打合せを重ね、プランをまとめることができました。小さなお子様が3人おられるので、家族5人参加の事務所での打ち合わせは、なかなか集中できないこともあり、お施主様のお住まいに伺って打合せをさせていただいたりもして、希望のプランにまとめられるよう配慮しました。おしゃれなご夫婦で、キッチン廻りの希望や、壁掛けテレビの配置、天井付けスピーカーの施主支給など、たくさんこだわりが詰まった家にまとめられています。

その他の画像: 

1階にレイアウトされたLDKスペースの様子です。南側には、小さいですが庭を計画し、彩り豊かな植樹を設計しました。季節を感じられる素敵なLDKになっています。

キッチンおよびダイニングテーブルを見ています。ともに、クープランニング で設計を行い、オーダー製作しています。テーブルには、奥様が希望された、食器洗い専用のシンクと食洗機をビルトインしています。こだわりいっぱいで仕上げることができました。

1階は、2階の3つの子供部屋に面した吹き抜けを計画しています。南側からの自然光が差し込み、明るい住空間となりました。コンパクトにまとめながらも、吹き抜けで上下をつなげることで、ゆとりを感じるリビングになっています。

2階の吹き抜けおよび廊下を見ています。吹き抜けには、施主支給品のシーリングファンを設置しています。シーリングファンは、ゆっくりと風を起こすことで、冷暖房ともに効率が上がる効果があります。吹き抜けの手すりは、スチールで製作しています。小さなお子様のケガに配慮し、手すり間隔と取り付けには十分な注意を施しています。

2階の子供部屋を見ています。それほど大きなスペースではありませんが、ベットスペースとして、ロフトをつくっています。その下部は、収納スペースに使っています。コンパクトにまとめていますが、天井を高くして、落ち着きのある子供部屋になっています。

3階に計画された洗面.浴室を見ています。3人の子供達が一緒に入れるように、TOTOシステムバスの1620タイプを採用しています。合わせて、洗面室もゆとりを持たせています。

3階に計画された主寝室を見ています。寝室には、夫婦のワークスペースを2つレイアウトしています。窓からは、空中庭園を見ることができます。

3階に計画されたインナーバルコニーです。最近は、屋外のバルコニーでなく、屋内の物干しスペースを求められるお施主様も多くなりました。日当たりの良い横長のスペースは、家族5人の洗濯物を干すことができます。

トイレは、1階と3階に計画しています。この写真は、1階のトイレを見ています。お施主様からご希望をいただいた、TOTOネオレストを採用しています。

住吉の住宅

●設計事例の所在地: 
大阪市住吉区遠里小野
●面積(坪): 
27.6
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

既存の住宅を解体したあと、木造2階建て住宅を新築しています。間口の狭い敷地に、駐車スペースと玄関スロープを計画しています。老後のことを配慮し、1階部分で日常生活が完結できる間取りで構成しています。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

築40数年のご実家です。雨漏れがひどくなり、修理の相談を受けましたが、傷みが大きく修理費用もかさむこともあり、建て替えする方向で話がまとまっていきました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

WEBサイトの完成事例をご覧いただき、大阪市内の狭小住宅の事例もあることで安心して任せてくださいました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

ご実家の建て替えの設計監理をさせていただきました。間口4メートル、奥行15.6メートルの細長い敷地に建てられています。クルマ1台分のスペースと将来に備え、玄関にはスロープを設けています。1階には、LDKと洗面.浴室.トイレを配置し、1階のみで生活が完結できるよう配慮しています。2階には、3つの個室を設け、家族構成の変化にゆとりを持たせています。

依頼者の声: 

当面は親子2人での生活となりますが、今後家族が増えること、またお母様の老後のことにも配慮された間取りを希望されました。敷地面積にゆとりがあるわけではありませんが、駐車場を借りるのも勿体無いので、車1台分のスペースを確保するよう希望されました。また、今後クルマ椅子が必要になった際にも、出入りが楽なように、玄関までのスロープを希望されました。内部については、1階にLDKと洗面.浴室.トイレを配置し、1階で生活が完結できるように配慮しました。2階には、3つの個室を設けています。また、屋根裏を利用した収納を確保しています。外壁の素材は、窯業系サイディングを採用しています。比較的若いお施主様の場合、ガルバリウム鋼板を希望されることが多いのですが、年齢層が高いことを考え、落ち着いたデザインのサイディングを提案させていただき、採用しています。全体的に気に入っていただいて嬉しく思っています。

その他の画像: 

角地のように見えますが、隣家の私有地に面しています。1階と2階のサイディングを変え、大きく見えがちな建物ボリュームに配慮しています。

周辺では、建売住宅のような住宅が並んでいます。それらは、片流れ屋根が多かったので、異なった佇まいを見せたいと思い、三角屋根を採用しています。

駐車スペースおよび玄関スロープを見ています。ギリギリの配置ですが、希望通りにまとまり喜んでいただきました。

玄関です。床フローリングは、すべて共通で、西南カバ桜を使用しています。ウレタン塗装で保護しています。

2階の個室を見ています。壁、天井ともクロスで仕上げていますが、全室天井のみ木目調として雰囲気をあげています。

2階の個室ですが、お母様の寝室として計画しています。3畳ほど畳敷きとしています。この部屋だけ、壁クロスを変えています。隣家とのプライバシーに配慮し、天窓から自然光を取り込んでいます。

2階ベランダを見ています。広いスペースではありませんが、日当たりも良く、洗濯物を干すにはちょうど良いスペースとなっています。

1階のキッチンを見ています。使い勝手の良いクリナップの既製品を使っています。面材は、木目調としています。キッチン背面には、食器棚を設置するスペースを残しています。

タテカグの家

●設計事例の所在地: 
広島市
●面積(坪): 
87.34m2(26坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

建物と内装と家具をトータルでデザインした平屋住宅です。各室はすべて2つの庭に接しており、通風や換気、採光を確保しています。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

建物の諸条件は決まっていましたが、空間のイメージが具体的になく悩んでおられました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

建物のラフスケッチやラフレイアウトなどを何パターンも作成し、提案を重なる中で方向性が固まっていきました。ある程度の方向性が固まった時点で、模型やCG・ウォークスルーで空間の確認をして頂きました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

建築と内装と家具をトータルデザインし、使用する木材を統一することで、建築や内装の端材から家具をつくることで、木材のロス率を下げる設計としました。素材を絞ることで統一感のある空間となりました。

依頼者の声: 

「オリジナルの造作家具とベットやソファー、テーブルに椅子なども建物や内装とつくったため、新しく家具を購入する必要がありませんでした。壁面造作家具は建物の構造補強にもなっており、地震に対しても安全性が高いとのことで安心して暮らしています。」

その他の画像: 

リビングの大開口部。

木製サッシ。

和室からの眺め。

建具により個室に間仕切れます。

中庭からの採光。

オープンな浴室。

脱衣室。

寝室。

夜景遠景。

夜景。

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