第15回JIA環境建築賞「公開審査会＆シンポジウム」v

日程：2014年11月22日（土）
時間：公開審査会10：00－15：00（開場9：30）／シンポジウム15：10－17：15
会場：建築家会館　本館ホール（東京都渋谷区神宮前2-3-16）
定員：各100名（会場先着順）
申込：事前申込の必要はありません
参加費：無料
CPD：CPD認定プログラム申請中

◆公開審査会　10：00－15：00（開場9：30）
第1次審査（書類審査）、第2次審査（現地審査）ののち、第3次審査（公開審査）に進んだ作品の設計者によるプレゼンテーション、審査委員との質疑応答があります。公開審査会の中で、最優秀賞・優秀賞・入選が選定されます。

◆シンポジウム　15：10－17：15

1.「応募作品のこれまでの分析から見えるもの」JIA環境建築賞タスクフォース 分析チーム
賞応募時に提出された環境データシートのうち、直近5年分、全164プロジェクトのエネルギー消費量とコストのデータ分析結果を報告します。さらに近年の受賞作の特徴的な環境取組の具体例を紹介するとともに、次回応募者へのアドバイスを行います。

2.「JIA環境建築賞のこれから－15回目の節目を迎えて－」小玉祐一郎×安田幸一×宿谷昌則
20世紀に私たちが陥ったエネルギー－化石燃料さらには原子力－への過度の依存は、中毒あるいは呪縛といってもいいほどに、社会や文化のパラダイムにまで深い根を下ろしています。人間と自然との関係をどのように再構築するかは環境建築の重要な課題であり、環境建築の文脈はますます多様になりつつあります。JIA環境建築賞では、環境負荷の多寡のみならず、地域独自の文化や、精神的な豊かさなど、次の世代のライフスタイルへ向けた提案も重視されます。公開審査の後、環境建築の新たな意義をめぐって考え、人と自然との関係から人と人との関係までをも含めた意見交換を行います。