高台にダイナミックで心地よい空間の家・芦田 成人 建築設計事務所 蘆田 成人さん


 
高台の家は眺望が期待できるので、その点を生かす事でダイナミックで心地よい空間を手に入れる事が出来ます
 
高台の家について芦田 成人 建築設計事務所 蘆田 成人さんに伺いました。
 

お話を伺った建築家

 

ユーザー 芦田 成人 建築設計事務所 蘆田 成人 の写真
丹波市青垣町東芦田452番地
0795-87-0632

 

貴社が高台の家を手がけるようになったきっかけがありましたら教えて下さい

 
住まい手さんの「高台に住みたい」との一言から今回の住まいづくりは始まりました。
土地探しからのお付き合いでしたが不動産屋が扱う数件の候補地を一緒に見て回りました。
 
高台の開発地に絞って探すことを最初に決めておられましたが擁壁が古かったり、予算に見合わなかったり中々、これと言った土地に巡り合うことが出来ず数か月を費やしました。
 
ある時、住まい手さんの発案で、それまでの考え方を変えることにしました。
これまで見てきた区画を諦めて、この地域で一番最初に開発された古い区画を見て回ることにしました。
 
そこは、古い区画故に、空いている土地は少なかったのですが、住まい手さんの希望に叶う空き地が数件ありました。
しかし、どれも不動産屋の看板は掲げられていませんでしたので知恵を絞って粘り強く探し求めた結果、運よく土地を手に入れる事が出来ました。
 

高台の家のメリット・デメリットを教えて下さい

 

メリット

眺望が期待できるので、その点を生かす事でダイナミックで心地よい空間を手に入れる事が出来ます。
幹線道路から離れるために車の往来が少なく静かな環境で暮らすことが出来ます。
 

デメリット

高台ですので周囲に遮るものが何もない環境です。
風が強い日には、その影響をまともに受けることもあります。
 
同じ並びの数件隣のお住まいは、麓から看板が飛んできて家に当り被害を受けたそうです。
 

 

高台の家で注意する点があれば教えて下さい

 
既に擁壁がある土地を購入する場合、擁壁の老朽化や劣化具合を確認しておくべきですね。
擁壁が崩れて下の住まいなどに損害を与えた場合は擁壁を所有する側の責任となりますので
 
又、擁壁に寄せて建物を計画する場合、擁壁の底盤に地盤改良が抵触することもあり得ますので建物の配置計画は重要です。
 

高台の家の間取りで注意する点があれば教えて下さい

 
幹線道路から比較的近い高台の場合は、外からの視線を気にしておく必要があります。
高い故に道路から丸見えになるようでは、ずっとカーテンを閉めたまま生活をせざる得ないような事になると高台のメリットを生かしているとは言えません。
 
大きな窓を設けるにしてもたとえば跳ね出したバルコニーのような物があれば、下からの視線を遮るのに役立ちます。
前記は一例ですが、何か工夫が必要になると思います。
 

高台の家の駐車場で注意する点がありましたら教えてください

 
道路と敷地レベルに差がある場合は、その差を埋める工事が必要になります。
思わぬ出費で資金計画に狂いが生じることもあるため、土地購入からお考えの場合は、その辺りの見極めも重要です。
 

 

高台の家で老後に備えて注意する点がありましたら教えてください

 
土地購入から検討される場合は買い物や病院などへのアクセス、将来もし車に乗れなくなった場合、公共交通機関などが整っているかなどを確認しておく必要があると思います。
 

高台の家で地震に備えて注意する点がありましたら教えてください

 
高台で開発された土地は切土側の敷地と盛土側の敷地がはっきりする場合も多く、特に盛土側の敷地では地盤が軟弱になる傾向があります。
地盤調査によって間違いの無い補強方法を検討して下さい。
 
又、擁壁傍の建物の場合も大きな地震による擁壁の損傷で建物にも大きな影響を受ける可能性がありますので、基礎の根入れ深さもしっかり確保して下さい。
 
各行政庁では地震や大雨などの災害による被害の影響を受けそうな地域を予測したハザードマップを用意していますので、そう言った物を活用して土地探しをされるとより安全なエリアを選択できます。
 

高台の家の階段で注意する点がありましたら教えてください

 
家の中の階段は高台関係なく蹴上20㎝以下、踏み面22㎝程度とし出来るだけ緩い傾斜となっている方が将来にわたって使い易いのですが道路と敷地に大きなレベル差がある場合は、必ずしも道路面が1階である必要はなく
土地が道路よりも低い場合等は2階にエントランスを設けることを考えるべきでしょう。
  
又道路面よりも建物の建つ地盤面が遥かに高い位置にある場合は、外部にエレベーターを備えるなどして高低を無理なく移動できる対策を講じておくのも一つの手段です。
 

「高台の景色を生かしたピアノ教室のある家」で工夫した点がありましたら教えて下さい

 
高台から眼下に広がった眺望を特等席から見下ろせるようにリビングダイニングの配置とその見え方に気を配りました。
 
又、住宅街にあるピアノ教室ですので、ピアノ教室以外のプライベートスペースや隣近所への音の配慮し、防音対策を徹底しました。
 

 

土地探しから相談にのっていただけますか?

 
今回も土地探しからお付き合いをさせていただきました。
土地は必ず不動産屋から買う必要がある訳ではありません。
賢い選択が、その先の資金計画にゆとりをもたらすことがあります。
 

高台のマンションなども設計していただけますか?

 
勿論、マンションもお受けいたします。
 

高台の家を建てたいと思っている方になにかアドバイスがありましたら教えて下さい

 
高台での建築は、買い物や病院、最寄りの公共交通機関までのアクセス・擁壁や崖地条例など気を付けなければいけない点も多いのですが、そのメリットを生かす事が出来れば、街中の平坦地に建てるよりも遥かにダイナミックで心地よい空間を手に入れることが出来ます。
 
そのためには、資金計画と要望の整理が必要になります。
 
 

芦田 成人 建築設計事務所 蘆田 成人さんの高台・設計事例

   

画像 建物の名称 紹介文
高台の景色を生かしたピアノ教室のある家

防音、断熱両方の性能を満たせると言う事で1階ピアノ室周りはセルロースファイバー断熱材を使用しています。又高台の好条件をより生かすために生活のメインスペースを2階に配置しています。

 

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