「旗竿地のコートハウス」の玄関アプローチ

ユーザー 三浦尚人建築設計工房 三浦尚人 の写真

先月竣工した「旗竿地のコートハウス」では、玄関アプローチを長くして、
あえて正面にはドアと窓を設けずに、突き当たりを直角に折れたところに
玄関ドアを設けました。
アプローチの正面に玄関ドアがあると、そこが玄関だということがすぐに
わかってしまい、訪れる人が身構えてしまうだけでなく、防犯上もあまり
よろしくないと考えたからです。

こうしたのには、私が京都で最も好きな建築のひとつである大徳寺の
塔頭、高桐院のアプローチ部分が少なからず影響しています。