容積率のお話(^^)/~~~
投稿日時:
2016-10-04 11:59
容積率とは…建築物の各階の床面積の合計の敷地面積に対する割合です!
現在、基準の詳細は、建築基準法52条で定められていますが、容積率の規定が導入されるまでは、建築物の形態制限については、市街地の密度を規制するため、従来は建ぺい率と建築物の高さの制限によって定めていました。
しかし導入後は、地域の種類に応じて容積率を定める方法が全面的に採用されることになりました。
都市計画区域内では、用途地域の指定のないところでは10分の40、用途地域の指定のあるところでは、その種類に応じて低容積率から高容積率に至るまで定められています。
都市計画によってその決定基準が定められており、大都市の既成市街地内で高層の住宅建設を促進すべき地区…都心や副都心…さらには市街地再開発などの都市計画が定められる地区などの高度利用を図るべき地区では高い容積率が採用されてはいます。
しかしその反面、都心地区にも2階建てのような住宅等、高い容積率指定にはなじまない建物用途があり、実際には大きな建物に囲まれるような形で谷間ができるなど、居住環境面で問題がおきているのも現状です(T_T)
街並みの美しさをつくるためには…この地区は三階建てまでとか…高さ何メーターまでとか…もっと単純に都市計画を考えた方が良いのではといつも思いますが…(^^)/~~~