配筋検査

ユーザー 桑原建築設計室 桑原 廣 の写真

熊本地震で明らかになったことは、住宅にとって、地盤がいかに重要で
あるかといことを認識したのではないでしょうか?地盤の次に、基礎が
重要です。基礎の強度を支えるのは、鉄筋の配置とコンクリートの質
では、ないせしょうか?特に、鉄筋の大きさと配置は、重要です。
コンクリート打設前に、配筋検査をしますが、事前の準備が必要です。
配筋検査は、あくまでも、設計図の仕様通りに、配筋しているか調査を
することです。設計図が、無い場合は、検査出来ません。検査項目は、
鉄筋の種類、太さ、間隔、型枠や床面との距離などです。最近では、
住宅の瑕疵担保保険に加入が義務づけられていますので、保険会社の
検査員が、基礎の配筋検査をします。しかし、設計担当が監理業務
として、配筋検査を行う事が必要です。工務店等に、工事を頼む場合は、
セカンドオピニオンとして、他に検査だけを依頼すべきです。建築主が
検査する方法もありますが、専門知識がかなりないと分からないと
思います。

基礎配筋