襖紙にだって、こだわりたい!
投稿日時:
2017-09-06 07:41
何だかわかりますよね?
そうなんです。
襖紙です。
和室に押入を創りますよね。
どんな和室にするのかで、
その戸のデザインや仕上げは変わってきます。
格式だった堅めの和室ですと、
こういった襖紙を採用することもあります。
もしくは、無地の白でもよいと思います。
どうですか?
しっかりと縁取りした感じは、
緊張感がありますよね。
来客をおもてなしする機会が多い方ですと、
こういったカタチを採用します。
ただ、最近では、
もう少し優しい感じの和室を創らせていただくことが多いです。
実は、現在工事中の家創りで採用するため、
昨日、いろんなメーカーの襖紙を比較しながら
選定していました。
そのほとんどは、最初の画像のようなデザインです。
でも。
そんな中で、こういった柄もあったりします。
よく見ていただくとわかるのですが、
細かく、葉の模様が入っているんです。
その表現が、とても和を感じさせてくれます。
しかも。
マットなものから、少し光沢のあるものだったり、
いかにも「和」ではなくて、「和」を感じさせてくれる
デザインが施されているのは、とっても魅力的なんです。
だからといって、これを先ほどのように
黒枠の中に採用してもいけません。
枠を白木にしたり、太鼓張(枠無)にしたりして、
その良さが引き立つようにしたいですね。
たかが、襖。
されど、襖。
ちょっとしたことのようですが、
雰囲気を創りだしてくれる大事な要素ですよ。
襖紙にだって、こだわりたいですね。