建築家の大事な大事な役割って?
投稿日時:
2018-01-08 08:47
昨日、とある家創りの打合せに行ってきました。
基本設計も大詰め。
次回には、基本設計図面をひと通り準備して提示したら、
いよいよ概算となります。
予算とのバランス確認が大事になるので、
しっかり詰めていきたいです。
そのお客様との話の中で。。
家創りの中で、建築家が果たす、
とても重要な役割についてお話ししました。
建築家っていうと、
どうしても、デザイナーという印象が強いですね。
(実際デザイナーと言い切る方もいるくらいなので)
もちろん。
それも大事な役割の一つなのですが、
もっと、もっと大事なことがあるんです。
何だと思いますか??
実は、工事の監理なんです。
ただ、ここでいう監理は、現場管理とは違います。
現場の段取りをしたりする現場管理は、
現場監督の役割です。
工事の進行状況、コスト、品質を監理します。
品質。
大事ですよね。
建築家は、施主と契約して、現場をチェックします。
つまり、施主の代理なんです。
設計と工事が一緒の場合と比べると
そのチェック具合が異なるのはイメージしていただけますよね?
しかも。
施主が頑張って勉強しても、現場が最適に動いてるのかを
掌握したり、指示するのは、とても難しいです。
建築家でも、ある一定以上経験がないと
適切なタイミングで、適切にチェックや指示ができませんので。
品質をしっかりと確保する。
それは、建築家に与えられた、大事な役割なんです。
そういった視点も持って、
パートナーの選定をしていただくと、
よりよい家創りができると思います。