レッドシダーを外壁に採用する時は。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、現場DAY。

少し前までは、週の半分、現場に行っていましたが、

最近は、ずいぶんと竣工してきて、落ち着いてきています。

間もなく竣工する現場がふたつ。

そのうちの一つがこちらです。

名古屋市内で、とっても利便性のいい場所にある

木造3階建ての都市型住宅です。

ちょうど、足場を解体中で、

いよいよ外観があらわになってきました。

ブラックのガルバニウム鋼板が青空に映えます。

といいつつ、この家の特徴でもあるんですが、

レッドシダーの外壁が、これからになりますね。

1階は、全面、レッドシダーとなります。

すんごい愉しみ。

こんな街中で、採用したことがないので!!

全面レッドシダーというのもいいなぁと

思われた方もいるのではないでしょうか?

実際可能ですよ。

でも。。

メンテナンスどうします??

グレイッシュになっていくのを愉しむのでもよいのですが、

塗装する場合、結構大変です。

通常の塗装よりもメンテの頻度が高いですので。

その辺も踏まえて、脚立でできる範囲、

つまり、1階だけをレッドシダーにしたんです。

見た目だけでなく、そういったことも考えていきましょう。

別の現場のワンショット。

真っ白で、上品なキッチンのバックセットです。

その壁面に、ボーダータイプのタイルが張れていました。

いろいろと検討されたこともあって、

とってもいい風合いになっています。

ボーダーが細かったり太かったり。

タイル一枚に少し表情があるのですが、

全体としては、まとまってみえたり。

プレーン過ぎず、主張し過ぎず、

とっても上品な感じに仕上がっています。

キッチンの白さゆえに、

このタイルの持つ優しい色が引き立っていました。

こちらの家。

ほんと、お客様らしい、品のある、優しい家になりました。

これから、最終段階に入っていきます。

とっても愉しみですね。

設計のプロセスも好きなのですが、

現場も、それ以上に愉しいんです。

3月から、いくつか現場がスタート予定なので、

またまた愉しませていただけそうです。

感謝ですね。