基礎工事はチェックポイントがいっぱい!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、現場の日でした。

こちらの現場では、基礎を工事しているところです。

先日、配筋検査は完了しているので、
鉄筋に関しては問題ありません。

検査の後、基礎床面のコンクリートを打設。
今度は、基礎の立ち上がりとなります。

このプロセスでは、特に第三者の検査はないのですが、
結構大事なポイントがあります。

基礎と土台を緊結するアンカーボルト。
基礎と柱を固定するホールダウンアンカーボルト。

正確な位置に配置されているのか。
深さは問題ないのか。
アンカーボルト自体が問題ないか。
コンクリート打つ時に、ずれたりしないようしっかり固定されているか
等々。

この時期ではないとチェックできません。

私のチェック、施工者のチェック、職人のチェックで、
見落としを防ぎます。

このアンカー。
後で設置するのは、至難の業なので、
しっかりチェックしておきたいですね。

ちなみに。。

先日ご紹介した、プレカットの打ち合わせが
この段階で、しっかり完了していないと、
アンカーの位置も変わってくるところがあります。

基礎だけのことではなくて、
骨組みにも関係するんですよね。

これって、私からすると当たり前のことなんですけど、
過去にお付き合いした工務店の中には、この
関連性を確認しないところもあったりしました。

基礎は基礎屋さんに任せて。
骨組みはプレカット屋さん任せ。

その整合を確認するのって、大事だと思いませんか??

そもそもですが、
第三者的な視点から、チェックできる人がいないと、
こういった大事なポイントが抜けてる可能性もありますよ。

そういう側面での建築家の役割って、大事と思います。