実施設計の打ち合わせのポイントは?

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、とある家創りの打ち合わせへ行ってきました。

実施設計という、詳細設計の真っただ中です。

詳細な設計をしていく中で、

大まかな図面でうまくいっていたことが

納まっていなかったりすることがあります。

そういったことをチェックして、変更が必要なら

お客様と相談しながら決めていきます。

ただ、実施設計の大事なポイントは

それだけではありません。

実施設計の中で、一番大事なのは、展開図を

もとにした打ち合わせです。

展開図とは、各部屋の壁4面を見た図面のこと。

建具の高さや、窓の大きさ。

棚板やカウンターの高さや

タイル壁の範囲、キッチンパネルの範囲等。

平面図では、イメージしにくかったことが

図として提示されます。

その図面をもとに、一つずつ確認していきます。

大したことなさそうですか??

そんなことないんですよ。

イメージしていたものと違っていたり、

棚の高さなんかが高すぎたり。

図として出てくると、ずいぶんとハッキリしてきます。

昨日、そして前回の打ち合わせで、

すべての部屋の展開図で

一つずつ、しっかりと確認しました。

いくつか変更点も出てきましたよ。

この時点での変更はウェルカムです。

しっかり図面に反映していきます。

工事が始まってからですと、タイミングによっては

変更が効かなくなってしまうので、注意が必要です。

この段階でしっかり打ち合わせしておきましょう!

大事な大事な家創りですから。