懸案事項は、言葉でしっかりと共有!!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、とある家創りの打ち合わせからスタート。

こちらの家創りでは、着工に向けた準備をしつつ、

最終で、変更について調整しています。

実は。

全館空調を採用しているのですが、

家の断熱性能を踏まえた機種選定をする方針に

変更しました。

そうすることで、機械室が必要なくなったんです。

その機械室を、物置にと思ってご提案していましたが、

そのスペースの囲いをなくして、ホールの一部にしたいとのこと。

その壁の一部に、耐力壁が。。

耐力壁をとってオープンにするのか。

残して物置にするのか。

耐力壁が変更になるということは、構造計算を再度

実施する必要が出てきてしまいます。

つまり、構造計算費用がもう一度かかってしまいます。。

私としては、それが懸念材料と考えて、

変更をするのかどうかをお客様に打診していました。

じっくりとご検討されている様子でした。。

でも。

よく話を伺ってみたら。。

お客様は、構造計算費用がもう一度かかるのはOKですが、

耐力壁をとってしまうと、バランスが悪くなってしまうのが

懸念材料だと思っているとのことでした。

耐力壁をとってしまうのであれば、

そこに耐力壁がない前提で、再度バランスをとるような

計画をすればよいので、私からすると何ら問題ありません。

そうなんです。

お互い、別の懸念材料をもとに、検討していたんですよね。

しっかりとコミュニケーションをとっているつもりだったのですが、

ちょっとしたズレで、こんな風になるんだなぁと痛感しました。

何か懸案事項が出た場合は、何が問題になっているのかを

しっかりと言葉にして共有していくことが大事だと思いました。

いい気づきを与えていただけて、よかったです。

感謝ですね。