ハレの和室4題

ユーザー TAM建築設計室 新井敏洋 の写真

お客さまをお招きしたり、法事を行ったり、茶会を行うハレの和室です。

1.古材を利用した和室

床柱や欅柱の古材を利用した和室です。書院窓も再生利用をしています。
古材の力強さに負けぬように、赤味秋田杉、漆和紙、手漉き楮紙や聚楽土壁など吟味した材料で引き締まった空間を演出しました。
天井一体照明は製作です。

2.明るく落ち着きを演出した和室

黄聚楽色の壁、敷目天井、若草色の畳縁、襖紙はきらら版木押し、造作は檜で明るく落ち着きを演出した和室です。

3.月と波を表現した和室

床の間の壁は下弦の月、書院は雲間の満月、障子の桟で波を表現しました。
カシュー塗の赤と黒。揉み和紙の金と銀が質感を高めています。

4.茶室仕立ての和室

縁側に水屋のある茶室仕立ての和室です。
壁は黄土塗の大壁づくりです。

水屋