様々な素材をインテリアへ取り入れるには?

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、こちらの壁のある家について、

サイトへ掲載するため、いろいろとりまとめしました。

こちらは、その家の玄関の壁です。

大判の磁器質タイルを採用しています。

タイルの創り出す、石目の表情がなんともきれいです。

結構大胆な使い方で、高級感にもつながりますが

一歩間違うと、ゴテっとした品のない感じになったりします。

でも。

玄関にお客様をお招きして、

そこに、こういったアクセントがあるって素敵かもしれません。

こちらの家。

いろんな素材を使っているんですよ。

例えば、こちらは、リビング正面の壁になります。

ジョリパットという仕上げ材で、

左官仕上げ(塗り壁)となっています。

実は。。

もともとタイルだったんですが、現場が発注してみたら、

そのタイルが欠品。。。

ということで、急遽入れ替わったんです。

でも。

実は、このマットな質感が、とても上品だなと。

タイルの艶やかさもいいんですが、

こういった、塗り壁が醸し出す陰影や表情って、

深みがあっていいんだと思います。

しかもこの色。

いわゆるグレージュなんですが、

絶妙なトーンで仕上げることができました。

こちらは、キッチンの側面に採用したキッチンパネルです。

キッチンパネルっていうと、なんとなく、白っぽい印象を

持たれている方も多いんですが、実はそうでもありません。

主要メーカーでキッチンと一緒にセレクトすると、

無難な色合いしか準備がないので。。

実は、同じ役割をするキッチンパネルって、

いろんな色柄があるんですよ。

木目や金属風、石目等。いろいろです。

こちらの家では、レザー調の雰囲気。

他の場所で、優しいグレーをベースにセレクトしていたので

こちらもそういった系統の色合いになっています。

全体でしっかり統一感があるんですよね。

これらの素材は、とてもバランスよくアクセントとして

採用しています。

それ以外のところは、徹底的にミニマルな納まりで、

プレーンになyってるからこそ、引き立つんだと思います。

そうそう。

これらのアクセント素材の色合いは。

お客様が最終的にセレクトされているんですよ。

センスいいですよね。

お客様らしい、上品な家に仕上がっているんです。

サイトでの公開は、もう少し先になります。

お客様へのインタビューも参考になる意見がいっぱい。

ぜひぜひお楽しみに!!