基礎の鉄筋を見るときのポイントは?

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日も、すごくいい天気でした。

が。。

昼間は30度を超える夏日。。

現場は、大変な暑さになっていました。

ただ。

この季節は、気温は暑いのですが、風が爽快なので、

日影にいると、涼めるのがいいところですね。

昨日は、とある家創りの現場へ。

こちらの現場では、ちょうど鉄筋が組みあがったところ。

ということで、その鉄筋の太さやピッチが

設計通り(構造計算通り)入っているのかを検査してきました。

(配筋検査といいます)

あまり見慣れていない方が多いと思いますので、

その良さがわからないと思うのですが、

この基礎屋さんは、とてもうまい。

規則正しく、均等に、しっかりと鉄筋が入っています。

鉄筋同士もしっかり緊結されていて、ぐらつきもありませんでした。

しかも。

床の鉄筋が下がってしまわないようにコンクリートの塊を

設置するのですが、それすらもきれいに配置されています。

(ブロックみたいな白い塊のことです)

鉄器のの下面には、防湿目的で、ビニル製のシートを

貼るのですが、その接手に、しっかりテープが貼ってあるのも

大事なポイントだったりします。

もっともっと細かなポイントもあるのですが、

マニアックすぎるので割愛しますが。。

ある意味、鉄筋は、必要な太さが必要な本数入っていれば

強度上は、大きく問題になりません。

ただ。

ここまできれいに設置されていると、

コンクリートが隙間まで入っていきやすいので、

結果、しっかりとした基礎が出来上がりますよね。

いろんな基礎工事を見てきたのでわかりますが、

ほんと、仕上がりは、千差万別なので、

しっかりと建築家に検査してもらってくださいね。

そうそう。こちらの基礎。

頑丈そうですよね。

鉄骨造の基礎みたいなんですが、

木造ですよ(笑)

構造計算すると、こういった梁が必要な個所があったりします。

よくこちらでご紹介しますが。。

構造計算って結構大事。

構造計算しているのか。

簡易計算程度なのか。

で、耐震性能は、明らかに違ってきますので。