タイルの外壁といってもいろいろ!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

先日、こちらでご紹介した、外壁のタイル。

以前まで、タイルというと、

二丁掛タイル(22.7cm×6cm)というレンガと同じような

サイズが多く使われていました。

最近、マンション等で使われるタイルは、

45二丁タイル(45mm×95mm)が、まだまだ主流。

見た目は、なんとなく面白みの少ない仕上げでした。

最近では、細いボーダータイプのタイルも多くなってきました。

ただ。

細いタイプは多くなっていますが、

一枚目の写真のような凹凸のあるタイルは

さほど多くはありません。

カタログのイメージ写真等で見たとき、

少し派手に見えていたのですが、

実際、シックな色合いにしたこともあいまって、

とてもいい仕上がりになりました。

想像していた以上の仕上がりでした。

二丁掛のタイルだからといって

スタンダードすぎるわけでもありません。

こんな風に、時を経たような風合いの仕上がりで

かつ、色がいわゆるレンガ色以外であれば、

とても新しく見えますよね。

細かなタイルだけではありません。

こんな風に、大判のタイルを外壁に張るのも

高級感があっていいと思います。

写真なので、わかりにくいのですが、

このタイルは、一枚の大きさが、800X400もあったりします。

こういった大判のタイルを採用する場合は、

あまりフラットな感じにしないことが大事。

ベタっとしてしまいますので。

大判ゆえに、凹凸感は出しにくいのですが、

一枚の中に、表情のあるタイルを組み合わせると

いい風合いに仕上がります。

タイルの外壁って、他の素材にはない、

独特の風合いを表現してくれます。

一部でも、全部でも。

採用してみると、ユニークな外観デザインの実現に

つながっていくと思います。