都市型住宅の間取り

ユーザー アトリエそらまめ 落合晋也 の写真

交通の便も良く、駅周辺には店舗や医療施設もまとまっているため、都市エリアの土地を希望される方は多いかと思いますが、人気のエリアともなりやすいため、もし敷地購入からの計画ともなると間口の限られたコンパクトな敷地に建築計画をするということにもなり得やすいかと思います。  
一概に都市型住宅=コンパクトな敷地ということではありませんが、便のいいエリアでの敷地はコンパクトな敷地で効率の良い建て方を相談いただくことが多いです。
限られた間口の中での計画は先立って、駐車場計画と玄関の計画で1つ山があるかと思います。予算が許せばビルトインガレージにして人通りの多い地域だからこそ車にいたずらをされないように配慮をしたり、ビルトインの計画にしない場合でも、玄関配置をどのように計画するのかを地上階として十分に配慮計画するかとが求められると思います。仮に三階建の計画だとすると、二階にLDKを計画。(水回りは敷地とのバランスから検討し、一階もしくは二階に計画することが多いかと思います。)そして、三階に各居室。
 
このような、都市型の住宅で生活する場合、階段での上下階の移動が大変になることも考えられるので、こちらも予算次第ではありますが、住宅用のエレベーターを計画できればベストかと思います。
 
また、建築の観点で考えると縦長に構成された空間に面白みを持たせるというところも良いかと思います。間取りにうまく合うようであれば、リビングの上部等に吹抜けを計画し、ダイナミックな空間的アプローチを計画するのも面白いかと思います。

駅近くともなれば周辺には高層のマンションや建物が多く立ち並ぶエリアもあるかと思います。
そのエリアであっても、屋上に出られるように計画し、自分だけの空を楽しむのもいいですね。