遺跡発掘でなく、地盤の。。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

なんだか遺跡の発掘現場みたいです(笑)

もちろん、もぐらたたきでもありません(笑)

点在している丸いマーキング。

落書きではなくて、とっても重要なもの。

こちら。

建物を支えるため、地盤を補強するものなんです。

地面って、沼地とかでない限り、堅そうですよね。

人がドタバタした程度では、堅さはわからないのですが、

地盤の強さを測定すると、堅そうに見える地面が

弱かったり、強かったりするんです。

建物って、とっても思いので、弱い地盤の上に立つと、

長きにわたって、沈んでいってしまいます。

<恐怖ですよね>

さほど遠くない昔には、調査したりもしなかったので、

大工さんの勘で建てたりしていたそうです。

<こわい。。>

でも。

最近は、地盤の強さの調査、そして、その強さが不足する場合は、

補強をするように決められています。

表面だけ弱いのか。

4mくらいまで弱いのか。

10mまで弱いのか。

によって、その補強の方法が違ってきます。

写真にあったのは、2番目の方法になります。

コンクリートの柱を、4mほど打ち込んでいるんです。

その頭が見えてます。

深さ、大きさ、配置がとっても大事なので、

現場で、図面通りなのかをしっかり確認してきたんです。

基礎をつくってしまうと、見えなくなる箇所なのでね。

10分程度の滞在だったんですけど、

とっても重要なことなので、必ず行くようにしてます。

ちなみに。

地盤の補強工事って、家づくりのパートナーによって、

金額が全然違うので、ご注意ください。

私が相談受けた中で、一番すごかったのは、

実際の10倍!?の金額でした(ビックリしました)

といっても、金額わからないですよね。

コストにも詳しい建築家や工務店に確認するといいですよ。

ともかく。

地盤は、とっても大事ですよ。