いざ!気密測定!
なんだか見慣れない機材ですよね。
いやいや。
音楽関係じゃないですよ(笑)
こちらは。
家の気密性能を計測する機材なんです。
昨日、とある家づくりの現場で測定したので、
お客様含め、みなで計測を見学してきました。
こちらの家。
お客様が、断熱性能に加えて、気密性能にも
しっかりとこだわりを持った方なんです。
断熱性能には、数値で基準があるのですが、
気密性能は、はっきりとした基準がありません。
おそらくですが、基準をつくってしまうと
達成できない会社ばかりになってしまうかもしれないですので。
こちらの家では、相当高めの数値が目標値になっているので、
現場監督がピリピリしながら隙間をチェックしてきました。
もちろん。
私も、気になるポイントは共有し、確認はしました。
今までの経験上、感覚的に相当な気密性能になっているので、
昨日の測定を、とっても楽しみにしていました。
計測をスタート!!
じっくり待つこと、数分間。
ドキドキ。ワクワクしますね。
「ピーッ!」
うん?
なんだか少し変わった音のような。。。
測定した方が一言。
「数値が安定していませんね。」
なに???
みなの目が点になります。
それではもう一度と始めていますが。。
うまく結果が出てきません。
ただ。
いろんな数値を見てみると、相当いい結果の様子。
でも。
測定値が出てきません。。
納戸かチャレンジしたのですが、最後まで
しっかりとした数値に出会えませんでした。
理由は。
外の風が強かったことのようです。
よく考えたら、計測できなかったことは初めて。
今まで、たまたま強い風の日がなかったみたいです。
なんだかな。。。
ということで、もう一度日程を調整して、再計測となりました。
楽しみは、持ち越しです。
計測の後、わざと強く空気を引っ張って
隙間を探したのですが、サッシから入ってきてたので、
やはり、相当な気密性能になってることは予想できました。
次回、計測したら、こちらで数値を紹介しますね。
ちなみに。
今回のような気密を相当よくするには、
それ相応のコストがかかります。
その辺は、しっかりと予算に想定しておいてくださいね。