リフォームに建築士は必要か

ユーザー エヌスペースデザイン室 佐藤 直子 の写真

住宅のリフォームとして述べます。
リフォームといっても、規模や要望、既設住宅の様子などで、建築士が関わらなければならない物件もありますし、かかわったほうがベターな物件、必要ない物件があります。
営繕や修繕的なものや、化粧直し(クロスの張替えなど)、住宅設備の取り換えのみの工事には建築士は大してやることはありません。
関わらなければならない物件として、増築や改築の場合は、一定以上の規模のもの。
関わったほうがベターなものとして、耐震、省エネに関わるリフォームです。
所得税の減税措置や、時々の補助金などを受けるためにも建築士のお墨付きが必要です。
使いやすく、住みやすくするためのアイデアも、構造がわかっている建築士でなければ自由な発想はでてきません。
たとえ設計料がかかったとしても、そのクオリティーや満足度の対価として、決して高いものではないと考えています。