外壁後退とバルコニー

ユーザー 南俊治建築研究所 南俊治 の写真

用途地域によっては外壁を敷地境界線より1Mセットバックする指導の場合があります

法律は例外もあり、次の条件を満たす場合は、外壁後退の緩和措置を受けることができます。
後退ラインからはみ出す部分の外壁の周囲の長さが3m以下であること
軒の高さが2.3m以下で、かつ外壁後退線よりはみ出す部分の床面積が5㎡以下であること。

また建ぺい率の算定ではバルコニーの奥行が1m以上ある場合には建ぺい率算定に
含まれることになりますので、外壁後退と合わせて扱いを留意する必要があります。

一級建築士 南 俊治