狭小間口の家づくりにて。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、とある家づくりの打ち合わせへ行ってきました。

写真をみると、いろいろと資料が出ています。

こちらの家づくり。

昨日は、基本設計の最終プロセスだったんです。

前回、予算と計画のバランスが取れたんですが、

変更した内容を図面に反映させてきて、

それを順次確認していきました。

こちらの家づくり。

狭小間口に建つ予定。

通常であれば、できるだけ隣地境界線までのクリアランスを

絞り込んで、家の幅を確保するのですが。。

こちらのお客様は、今お住まいの家が、敷地ギリギリに

建っていて、メンテナンスに苦労されたとのこと。

それゆえ、今回の家づくりでは、メンテナンスがしっかりできるように

したいというのが、根幹にある強いこだわりなんです。

その辺を貫くため、狭小間口なのですが、

隣地とのクリアランスをしっかりと確保。

さらに、足場の邪魔にならないよう、できるだけ軒の出を

なくす計画にしていました。

外観パースをもとにお話ししていたのですが。。。

打ち合わせ後に、ご夫婦で最終の検討をされたようで、

軒の出がないのは、雨仕舞や汚れの観点からやはり

厳しいので、ちょっとでいいので軒の出を出してほしい

という内容になっていました。

ちょっとをいくつにするのか。。

工務店は、すでに決まっているので、その担当者と

日を改めて、メンテナンスのできるギリギリのラインについて

協議をすることにしました。

ギリギリのラインを探します!

家づくりは、何を大事にするのかで、ずいぶんと方向性が変わります。

しっかりと、じっくりと打ち合わせを重ねて、

一つずつに納得しながら、進めていきたいですね。

大事な大事な家づくりですから。