施主検査ってどうすればいいの?

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

優しい色合いのフローリングですよね。

こちら。

クルミという樹種の無垢フローリングです。

柔らかすぎず、ほどよい堅さもありながら、

優しい肌触りが特徴です。

柔らかい樹種は、肌触りがよい分、傷がつきやすい。

堅い樹種は、傷には強い分、肌触りが冷たい感じ。

クルミは、程よくバランスの取れた樹種なんです。

最近、とても人気があって、採用する機会も多くなってきました。

気になる方は、検索して、サンプルを取り寄せてみてください。

それはさておき。

改めて、写真ををご覧いただいて、何か気が付きましたか?

ヒントはグリーンです。

もちろん、写真は狙ってるので、わかりますよね(笑)

床に張られたグリーンのテープ。

張って剥がせるテープなんですよね。

実は。

昨日、朝イチから、とある家づくりの現場で、

お客様の検査に立ち会いだったんです。

検査の時のチェック箇所に、このグリーンのテープを張っていくんです。

最後確認したら、すごい量になってました。

お客様の検査なのですが、

いつも、相当じっくりと実施させていただいてます。

例えば、昨日は、およそ4時間ほど!

時間がポイントなのではなくて、内容ですよね。

私の場合、じっくりと、しっかりと、隅々まで

チェックしていただいてます。

それこそ、床を見るときは、這いつくばるほどです!

チェックの項目は、汚れや傷、建付け不良など、いろいろ。

こんなことも言っていいのでしょうか??なんて聞かれますが、

とにかく、気になった点は、テープ張ってもらってます。

それが、工事として最善であれば、そこまでですし、

補正すべきであれば、しっかりと補正してもらいます。

工事の限界であれば、それはそれで、お伝えしています。

ざっくりとしか見ていただいてないとか、

遠慮してチェックしないとか。

それでは、後で、困りますから。

当たり前に聞こえるかもしれませんが、

しっかりと、納得いくまで、検査していただいてます!

来週までに、一通り補正して、引き渡しの予定です!!

夕方からは、建て替えを検討されているご夫婦と

お会いしてきました。

以前、ご相談を受けていたのですが、そのご相談をもとに、

役所との協議や概算をとったり、図面をつくったり。

その結果をまとめて報告するという流れでした。

そもそも、そこで建て替えなのか?

それとも、別の敷地で建て替えなのか?

端的には、そんな内容です。

ビジネスで考えれば、今すぐ建て替えといいそうなもんですが、

私のコメントは。

両方を並行して検討すればよい。

でした。

いろいろ平行して検討する中で、最善を決めればよいはず。

急いで意思決定する内容でもないので。

将来の家族の暮らし方を考えることと同じなので

じっくりと、納得して進めていただきたいですから。

昨日の御提案は、とても参考になったといっていただけたので、

私の大事な役割は担えたのかかなと思います。

大事な大事な家づくりですから。