木に包まれて暮らす!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

気持ちいい空気になっているって。

ご覧になって感じていただけましたか??

こちら。

とある家づくりの現場のワンショットです。

壁だけでなくて、天井にまで、木を張っています。

しかも。

木の樹種は、桐なんです。

桐?!

はい。あの桐箪笥の桐ですよ。

とても柔らかくて、肌触りがよいですね。

さらに、湿気や乾燥した空気の時にも、寸法が安定してるんです。

不思議な素材です。

寸法が安定しているからこそ、箪笥に使われるんでしょうね。

熱を通しにくくて、保温性があったりしますね。

なので、ある意味、断熱材のような効果もあったりします。

いろんな樹種を採用したことがありますが、

全面が桐というのは初めて。

その空気感。たまりません。

ちなみに、この桐の仕上げは、お客様のこだわり。

しかも、この部屋は、ご主人の書斎!

この空気感のなかであれば、心地よく、快適に、

ご自身の時間を過ごしていただけそうです。

この部屋の優しい感じ。

お客様らしいなって思いました。

こちらの家では、玄関先に、屋根が大きくかかっています。

下屋(母屋にかかる小屋根)の出は、1.8m以上!

軒の出は、90cm以上もあります。

和を意識した外観だからこその軒の出なんですよね。

そして。

その下屋を支える柱は、節のないきれいなヒノキの柱。

さらに。。

ここに、目隠し格子を設置する予定なんですよね。

外壁の工事が着々と進んでいるのですが、

足場が外れるのが、楽しみで仕方ありませんね。

来月には、ドドーンと外観が現れる予定です。

楽しみにしておきましょう!!

夕方に、とある家づくりのため、図書館へ調べものをしてきました。

新しい情報は、現場やネット、本屋なんかで手に入るのですが、

過去の情報や歴史に関係するようなことだと、

図書館が最適です。

古い文献だから、情報が古いでしょう。なんて。。。

古い考え方を知ることで、今の考え方を理解できたり、

どう改善されてきたのか変遷を知ったりすると、

今後どうしていくのかが、ハッキリします。

いろいろ資料をあさってみたら、探していたことを発見できました。

なるほどねって。

ほんと図書館って、大事だなって思いました。