がけ条例と防護壁

ユーザー 南俊治建築研究所 南俊治 の写真

崖の上に建物があるのか、崖の下に建物がるのかによって変わってきますが、仮に崖の上に建物がある場合には自分の建物の基礎を深基礎にしたり、適切な長さの杭を設置することで対処が可能となります。
一方、崖の下に建物がある場合には崖が崩壊したときに自分の建物が押しつぶされないようにするために防護壁として一般的に建物をコンクリート造として対抗することが有効です。木造であっても崖と建物の間にコンクリートの防護壁を設置できるなら対処は可能です。ただし、防護壁の最上端が安息 角線以上の高さに達 していることや開口部を設けて はならないなどの制約があります。

一級建築士 南俊治