玄関ポーチからゆとりを感じる!
縦格子が創り出す、和の雰囲気。
何だか落ち着きますね。
こんな格子のある玄関ポーチって、素敵じゃないですか?
こういった格子は、見た目をよくするために採用するのではなく、
目隠しとして使うケースがほとんどです。
こちらの家の場合は、向かって右側が、駐車場、そして道路です。
歩道もある道路なので、人通りも結構あります。
玄関から出たときに、その姿が道路から丸見えというのもどうか
ということで、この格子を採用しています。
こういった格子のいいところは、閉じすぎないこと。
格子のところに、壁を立ててしまうと、結構な圧迫感になりますが
格子であれば、さりげなく遮りつつ、風通しも確保できます。
もちろん光も。
そういった目的であれば、玄関ドア部分だけでいいんじゃない?
と思われるかもしれませんが、それだと取ってつけた感じに。。
目隠しという機能的な側面は、しっかりと押さえつつ、
外観デザインのバランスもよくしておきたいですよね。
玄関のところだけだと、この格子の幅は、1/3になってしまいます。
なかなかイメージしにくいと思いますが。。
かなり中途半端でな見え方になりますよ。
こちらの家では、和をベースにした外観だったこともあって、
この縦格子が、とてもいいアクセントにもなってます。
この辺のバランスは、家づくりのパートナーにしっかり相談しながら、
きめてくださいね。
ちょっとした違いで、見た目が大きく違ってきますから。
ちなみに。
この格子。とても繊細で華奢に見えるかもしれませんが、
思っているより、太い材料を採用しています。
この格子がアルミでしたら、もっと細くてもいいのですが、
無垢の木材の場合、反りが出ると大変になるので、
できるだけ、ゴツイ部材がオススメ。
ゴツい素材を使っても、繊細に見せることもできますから。
こちらの家では、玄関ドア正面の壁を格子とせず、
壁にしています。
格子にしなかった理由として。
外観のテーマが、和を感じさせるデザインではなかったことと、
こちらの場合は、ポーチの広さを確保できたことにあります。
先ほどの事例に比べて、こちらのポーチは、45cm広くなっています。
ゆったりとしたスペースなので、壁にしても圧迫感につながりません。
また、壁を立てた分、それ以外の部分については、
しっかりと開放していることも、効いてます。
これだけ広くできると、その一部を自転車置き場とか
屋外のちょっとした遊びスペースとしても使えそうです。
玄関kポーチから、多目的スペースとしての土間に変身します。
効率的な間取りというのも魅力的ですが、
無駄に見えるけど、ゆとりを感じさせる、こういったスペースも
考えてみてはいかがでしょうか?