水害対策

ユーザー 岩間誠治一級建築士事務所 岩間誠治 の写真

水害対策として設計をする際に、ハザードマップの確認をします。また、購入前の土地であれば雨の日に行ってみる事で雨水の流れを確認できます
木造はコンクリート生の基礎と木材によってできていますが当然木造の部分は水に弱いです
そのため、水害等の履歴がある土地では建物の床面を上げる等の対策が必要となってきます
建物地盤を上げることはなかなか難しいですが、基礎の高さを上げる事は予算が許せばさほど難しいことではありません。ただ、高さを上げると言う事は家入る階段やスロープが発生すると云う点に注意が必要です

1メートル程度までの地盤面からの床上げは割高にはなるものの不可能ではありません。過去に水害を経験したときの建て替え等では基礎の高さを上げる方向で新の設計をする必要があります

1メートルを超えるような水害が発生した地域は、建物自体で水害処理をするには1階をピロティーにする等、大掛かりな計画の変更が必要となるため住宅を建てるのには不向きな土地となる為他の土地を探す事をお勧めいたします。