照明計画ってどうしたらいい?⑤(ペンダントライト続)

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、ペンダントライトの事例をいくつかご紹介しました。
素材で、ずいぶんと印象違いましたよね。

もっと見たい。
そんなご要望をいただいたので、
もう少しだけ、ご紹介していこうと思います。
(ただし今日でおしまいですけど)

一つ目。
トイレに設置した二つのペンダントライト。

実はメインの照明として、別に間接照明があります。
こちらの照明は、どちらかというと、雰囲気づくりが目的。

二つは同じデザインかと思いきや、
よく御覧いただくと、違いがありますよね。

一つは、気泡の入ったガラスのセード。
点灯すると、気泡が影になって壁に映り込みます。
そしてもう一つは、ひび割れたガラスのセード。
そのひびが、模様となって、壁に映し出されてます。

ちょっとした違いなんですけど、映し出された影が
違っていて、ユニークな表情を与えてくれています。

壁に寄せて設置すると効果的ですよ。

二つ目。
こちらもトイレに設置したもの。

これくらいのスケール感であれば、
天井からぶら下げても、問題ない感じですし、
よほど背の高い方でなければ、頭もあたらないです。

立体的な星型のペンダントライト。

写真では、あまりうまく映し出されていませんが、
実際は、壁のいろんな方向に光が当たって、
部屋全体に光が拡散していきます。

主照明としてもしっかり活躍できる明るさ。
それも魅力かもしれませんね。

三つ目。
これまたトイレ(笑)

壁側にずれて配置されたペンダントライト。
インテリアに合わせて、ブラウンの色ガラスのセード。

レトロな雰囲気でもありつつ、モダンな印象もあって
ユニークなデザインですよね。

ガラスのセードが、雲のような形をしていることと、
壁際の設置していることで、不思議な陰影ができています。

このライト一つで、トイレ空間の雰囲気を
つくりだしてくれていますね。

たまたまトイレのペンダントライトでしたが(笑)

壁の近くに設置できるという意味では、
ペンダントライトとの相性がいいんでしょうね。

ライト単体のデザインも大事ですが、
ガラスの場合は、映り込む影を愉しむのも
一つの方法かなと思います。

ぜひ、いろいろ探してみてくださいね。

明日は、別の照明のお話ししていきます。