狭小住宅のインテリア

ユーザー 三浦尚人建築設計工房 三浦尚人 の写真

「狭小住宅」とは一体どのくらいの規模の住宅を指すのか、明確なものはありません。

一般的にいう「狭小住宅」とは、延床面積が80平米以下でしょうか?

このような狭小住宅では、インテリアにおいて色々と工夫するポイントがあります。

例えば、床面積に算入されない出窓を設けたり、ストリップ(スケルトン)階段を採用したり、
壁面と一体になった造り付け収納を設けたり、壁面に窪み(ニッチ)を設けてちょっとした小物や写真を飾ってみたりするなど、限られた空間をインテリアによってより広く感じることが可能になります。

また、カウンターなども固定式ではなく、折り畳み式にして普段使わない時は畳んで閉まっておくことにより、空間を有効活用出来ます。

室内建具も引戸を多用することにより、用途に応じて仕切って閉じて使ったり、引戸をオープンにして大きなスペースとして使用したりして、複数の使い方を可能にします。