寝室での居心地を大切に、ベッドルームだけに限った話しではありませんが、過ごし方のデザインはそういう範囲にも住環境の改善に大切なデザイン設計の感度。
注文住宅独特の
暮らしの空間を上質に整えてみませんか?
※寝室デザインの実例(ラグジュアリー志向でのインテリアデザイン)
よく考えられた家を建てると
暮らしが楽しくなる・・・・・。
日々の生活の中でも睡眠は、
人々の健康や精神状態に
大きく影響しますよね。
一日の疲れを取るには
質のいい睡眠が必要になりますが、
眠りの質を左右するのは
布団や枕などの
寝具だけではありません。
寝室の環境を整えることも
重要なポイント。
家の中で寝室に選ぶ
レイアウトの検討は大切です。
睡眠中はできるだけ
静かな環境が必要なので、
車や人通りが多い道路の近くの部屋
などは避けるようにします。
同様に家の中でも
水回りは音が出やすいので、
トイレや浴室・キッチンの隣も
避けたほうがいいと思いますよ。
家族の人数が多い場合には、
玄関の近くも
音が気になってしまう
可能性が高いので注意・・・・・。
また寝室は夜
しっかりと暗くなるように、
周囲の明かりが入ってこないような
工夫も必要です。
外部の明かりが入ってこないように
遮光性の高い厚めのカーテンや
ブラインドを窓につけるように。
ですが朝は日差しが入るようにすると
目覚めがスムーズになります。
寝起きがすっきりしない時は
日差しを浴びるのも効果的なので、
朝日が入りやすい方角の部屋を
寝室にするのもおすすめです。
ですが夏場の朝は早ければ
午前4時台には日が昇ります。
実際、窓だけ壁だけの外部周辺デザインだと
直接日差しがきつく早朝から入ってくるので
生活の時間や行動を意識して
計画を練らなと大変です。
デザインとしては、
外部周辺で庭木や庇、屋根、中庭等
緩衝帯をデザインしたり
設備的には、電動シャッターで
タイマーセットしておき
日常的に活用するシャッターとして
窓際をデザインしておくことも参考に。
寝具の色や壁紙の色、
家具のバランスも睡眠に影響します。
寝室は落ち着いた雰囲気にするといいので、
選ぶものはあまり
原色が強いものやカラフルなもの、
極端で派手なものは
選ばないほうがいいのです。
夏は水色や青などの寒色系を選ぶと
暑い夏でも涼しく
感じることができますし、
冬はピンクやオレンジなどの
暖色系を選ぶと
暖かさを感じることもできます。
室温を快適にすることも大切なので、
エアコンなどで
室温調節を視野にしつつ
寝室は睡眠中の人の汗が
寝具に残って、
湿度が高くなりやすく、
そのままにしておくと
寝具がカビてしまったり、
家具の裏や壁紙にまで
カビが発生してしまうような
原因にもなります。
エアコンの除湿や
換気を活用して
空気の通り道を作るように。
日当たりの悪い部屋や
小さな窓しかない場合は、
除湿器などを適切に
活用するようにして
湿気を溜め込まないようにする
必要があります。
反対にクーラーや暖房器具を
頻繁に使ったりした時や、
冬場は乾燥しやすい
場合もあります。
特に冬場は乾燥したままにしておくと、
喉をいためたり
ウィルスの影響を
受けやすくなってしまいます。
湿度が低い時には
加湿器などを使って、
適度な湿度を保つように。
自分が過ごしやすい
疲れが取れると感じる
寝室をつくることが大切なので、
観葉植物などの緑を置いたり
間接照明を取り入れるなどの
インテリアを
こだわるのもおすすめです。
人は環境に左右されて
心身にも影響を受けます。
従来よりも家で過ごす時間が
長時間になる事で
今迄見過ごしてきた問題に
気付きも生まれていませんか?
でも・・・家は
本来そういった場所です。
食事をすることも入浴する事
リラックスして過ごす事
睡眠を取る事・・・・・etc。
全て生きる時間として
家での過ごし方が
基本を生み出しますからね。
住み方のデザインは
人生を変えますよね、
劇的に・・・・・。
良い意味で
暮らしに影響があるように。
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やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
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