製作建具の魅力について①

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日まで、薪ストーブと無垢にこだわった
和モダンな家について、いくつかご紹介しました。

画像も素敵なんですけど、お客様にしたインタビューが
これから家づくりをする方には参考になると思います。

ぜひご覧くださいね。

さて。
今日から、全然違うお話。
テーマは製作建具の魅力についてです。

そりゃオーダーだからいいでしょう。
って思うかもしれませんが、漠然とでなく、
具体的な内容をお話していこうと思います。

まず最初は。。
そもそも、製作と製作じゃないものが何なのか
をハッキリしておきましょう。

リクシルとかパナソニックとか、ダイケンとか。。
主要な建材メーカーでは内部のドアや引き戸として
規格品の建具をもっています。

規格っていうと、なんとなく自由度がなくて、
シンプルなデザインしかないと思いがちですが。。

各社いろいろ工夫していて、いろんなデザインを
規格として持っています。

どちらかというと、たくさん種類があるので、
セレクトするのに迷ってしまうほど。

しかも、サイズは特注対応もできるので、
天井までの戸にしたり、幅を自由にできたりします。

しかも。
表面に張ってある化粧シートのクオリティが
かなり高くなっているので、一般の方であれば、
本物なんだろうと思ってしまうかもしれません。

なので。
製作建具でなくても、かなり自由度はあります。

そうであれば、製作建具にする魅力って何か?
って思いますよね。

ということで。
その魅力について、いろいろとお話していきます。

まず最初にわかりやすいところといえば。。
扉の色柄についてです。

建材メーカーの場合であれば、量産を前提にしてるので
表面の化粧シートは、種類が限定されています。

たくさんあるので、よほどいいかなと思いつつ、
こんな樹種がいいんですとか、周りの色に合わせて、
もっとこんな色がいいとか。。

そういうことには、対応できません。

なので。
周りと合わせたりする場合であれば、どちらかというと、
建具の色に合わせて、周りを選ぶことになります。

周りの壁等の色柄の方が種類が圧倒的に多いので。

もし、この壁の色が好きで、それに建具も合わせたい!
なんて場合であれば、対応できるのは魅力のひとつです。

どんなふうに合わせるのか。
明日その辺をお話していきます。