家の当たり前を考え直してみる(58)(電気⑦)
よく考えてみると、家って、いろんな当たり前を
積み重ねてできています。
その当たり前を外してみると、自由な家づくりになる
ということで、長いこと話をしています。
いろいろと新しい発見があったらいいですね。
昨日は、コンセントのお話第四弾。
テレビ周りのコンセントについてお話しました。
時代とともに、変化していく様子が、最も
わかりやすい場所なんですよ。
他にもいろいろありそうですよね。
例えば。
トイレとか、脱衣に冬場の寒さをしのぐために、
ヒーター用のコンセントがほしい。
そんな要望もありましたが。。
ここ数年、建物の断熱気密性能があがったし
全館空調の採用も増えてきていることもあって、
必要なくなってるケースが多いかなと思います。
それと、もう一つだけ。
キッチンの背面部のコンセントについて。
最近は、電気調理器等、便利家電が増えていて
コンセントがより多く必要になってきています。
なので。
コンセントの数を検討する場合は、
今手持ちの家電以上にコンセントを準備する
ということをお勧めします。
今日は、少し話が戻って、スイッチのお話。
一つお話するのを忘れていたことがあったので、
補足でお伝えしようと思います。
皆さんが思い出すスイッチって。。
どんなデザイン+色ですか??
きっと今のお住まいのスイッチをみたはず(笑)
昭和な時代は、スイッチを左右に押すことで、
つけたり、消したりしていましたが、最近では、
スイッチの押す部分が大きいタイプが主流です。
そうそう。それです。
なんて声が聞こえてます。
でも。
最近は、いろんなスイッチがあるんです。
スイッチの主要メーカーでもあるパナソニックの
サイトをご覧いただくとわかります。
いくつかのシリーズがあってデザインが異なります。
スッキリ見せるものから、レトロなものまで。
ご覧いただくとわかりますが、色も白だけでは
ありませんから。
そもそも。濃い色の壁にしたのに、白って。。
浮いちゃいますからね。
グレーとか黒もあるので、すごく便利ですよ。
もし、スイッチを目立たせなくないのであれば、
壁のトーンに合わせて色をセレクトすると
いいと思います。
何も伝えないと、白になってしまうので、
壁の色を考えながら、色を変えたい場所は、
設計士さんに伝えてくださいね。
明日に続きます。