家の当たり前を考え直してみる(65)(外構⑦)

よく考えてみると、家って、いろんな当たり前を
積み重ねてできています。
その当たり前を外してみると、自由な家づくりになる
ということで、長いこと話をしています。
いろいろと新しい発見があったらいいですね。
昨日は、ウッドデッキを使うシーンを想定して
気になる点として、日差し対策について
お話しました。
パラソルやタープであれば、取り外しできるので、
痛んだ時の対処や撤去したい時の自由度が高い。
そんなお話でした。
今日は、その続きです。
日差しをコントロールするという目的であれば、
さらにいくつか方法があるんです。
一つ目はこちら。
壁から庇が出てます。
そうそう。
カフェとかで見かけたりしますよね。
オーニングといいます。
壁に固定されてはいますが、壁側に庇を
格納できるんですよね。
パラソルやタープみたいに、使わない時の収納を
考えなくていいのですから。
ちなみに。
オーニングは、電動と手動がありますが、
電動がよいかもしれませんね。
理由は。
開閉させるための動作に対して、開閉速度が
驚くほど遅いので。
せっかちな人は、イライラするかも(笑)
それと、オーニングの出幅には限界があります。
すごく大きなデッキの場合は、全てを覆いつくせない
かもしれません。
そもそもあまり長いと、風が吹いた時に、
バタバタと動いて、壊れやすいので当たり前かも。
もし、もっと大きなデッキに日差し対策をしたい
ということであれば、こちらはどうですかね。
建物とは別にある独立型オーニングといいます。
スパンは決まっていますが、連棟していけば
どこまでの大きくできますよ。
それと。冷静に考えてみて。。
ウッドデッキが、家から少し離れた位置にある
そんなこともありますよね。
その場合は、この独立型オーニングが最適ですね。
いろんな方法があるので、ご自身に最適な方法を
比較検討してみてくださいね。
