土地探しのポイント(道路)⑩

先日からは、土地探しの中で大事なこととして
前面道路の幅員についてお話しています。
昨日は、道路幅が4mを切っている場合、
考えなくてはいけないことが増えます。
特に、道路中心線がハッキリしないと困る。
そんなお話でしたよね。
昨日は法的な内容ついてお話しましたが、
今日は、実際どうなのか?についてとなります。
有効4m幅あれば、法的に敷地への影響はありません。
だったら、4mあるかないかをチェックすればいい。
というわけでもない場合があります。
例えば。
4m幅の場合で、一方通行ではないとしましょう。
両側から車が来たら、すれ違いたいですよね。
4mあればできるでしょう。
って思った方は、ぜひトライしてみてください。
車の幅って、車種によりますが、2m弱。
理屈上はできますが、片方の車の寄せ方が悪いと、
有効幅が厳しくなります。
しかも。
両側にブロック塀があったり、植栽があったりすると、
車が擦ってしまいますから。。
さらに。。
電柱があったりしたら、もっと困りますよね。
また、その道路の長さが短ければ、どちらかの車が
バックしてすれ違いすることも可能なんですけど、
距離が長いと、バックするのも大変ですから。
それこそ、バックしてる時に、ぶつけてしまいそうです。
ただし。
もしこの道路が一方通行であれば、すれ違いがないので、
その意味では、問題ない場合も出てきます。
だったら、4mで一方通行ならいいんでしょう?
って安易に思わない方がよいかもしれません。
もし。
駐車場を、道路に対して直角方向にレイアウトする
という場合には、少し考えないといけません。
突然ですけど。。
ショッピングモールなどの駐車場を想像してください。
車が通る通路の両側に、駐車場が直角に並んでます。
その通路部分って、幅がいくつあると思いますか?
4mじゃない?
なんて、当てずっぽうでいわないでください(笑)
実は。
あの幅って、5-6mほどはあるんですよね。
その幅あれば、車のすれ違いも大丈夫ですし、
直角に駐車する時に、うまく切り返せますよね。
あれ?
4mの道路で大丈夫ですか??
明日に続きます。