建物はカンバス。絵は依頼者が描く。

ユーザー 株式会社ヨシダデザインワークショップ 吉田明弘 の写真

建物は引き渡し後に建築家の手を離れますが、数年して現地を訪問すると竣工時では感じなかった感動の場面にしばしば出会います。多くの場合、引き渡し後に設置される家具や小物の選定、植栽にまで口を挟むことができませんが、依頼者の素晴らしいセンスと慎重な選択で選ばれ、配置された家具や小物類を見ると、クライアントの建物に対する愛が感じられます。
建物はやはりカンバスで、クライアントが完成させるのだ、ということに気付かされます。

テラス 大開口 静物を置いていただいた。

バルコニーにそっと静物を置く。数、大きさ、距離感がすばらしい。

本箱を生花や静物の展示棚として活用していただきました。

本箱として設計した棚ですが、生花や静物のセンスの良い展示台に変わっていました。