I-5083、旅館業開業の手続きにあたり……(新潟県)

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旅館業開業の手続きにあたり、建物の用途変更が必要ですと上越地域振興局地域整備部 建築課より連絡を頂き
建築物の検査済証の作成依頼です
 
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I-5082、カーポート2台を建築したい(神奈川県在住・建設予定地は茨城県)

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神奈川県
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依頼内容: 

茨城県守谷市でカーポート2台を建築したいと計画しております。
 代行費用がどのくらいかかるか?知りたいです。
 建物は、すでに立っておりその横の駐車場へ屋根をかけたい。
よろしくお願いいたします。
 
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■ どこに相談すればいいのか?
家を建て替える、あるいはリフォームを考えたときに、最初に迷うのが「どこに頼むか」です。
検索すると、設計士、工務店、ハウスメーカー……とさまざまな選択肢が出てきます。

でも実は、この3者には得意・不得意がはっきりあります。
価格だけで選ぶと、後になって「思っていたのと違った」ということにもなりかねません。

それぞれの特徴を理解することが、納得のいく家づくりの第一歩です。

■ ハウスメーカーの強みと弱み
ハウスメーカーの最大の強みは安心感とスピード感です。
全国展開しており、モデルハウスや標準仕様が明確。工期も短く、品質も一定に保たれています。

一方で、自由度が低いという弱点があります。
決まったプランや仕様の中で選ぶ仕組みのため、「自分らしい家をつくりたい」という希望には向きません。
また、広告費や展示場維持費が価格に含まれるため、同じ予算でも空間の質より“ブランド料”が上乗せされている場合もあります。

■ 工務店の強みと弱み
地元密着型の工務店は、価格の柔軟さと施工の確かさが魅力です。
現場に近く、ちょっとした修理や追加工事にも対応してくれる安心感があります。

ただし、提案力には差が出やすいのが実情です。
施工は得意でも、デザインや動線設計、将来を見据えたプランニングは不得意な場合があります。
「言われた通りに造る」はできても、「暮らしを一緒に考える」は難しいこともあるのです。

■ 設計士(建築設計事務所)の強みと弱み
設計士の強みは、暮らしをゼロからデザインできる自由度の高さです。
間取り、素材、光の入り方、将来の暮らし方までトータルに考え、家族に合わせた“オーダーメイドの家”を実現できます。

また、建て主の立場で予算や施工を管理し、複数の工務店を比較できるため、コストコントロールにも透明性があります。
ハウスメーカーや工務店にない「中立の立場」で、施主の味方になってくれる存在です。

一方で、打ち合わせに時間がかかるという面もあります。
ただ、それは「しっかり話し合いながらつくる」というプロセスの裏返し。
完成したときの満足度は、その時間に比例します。

■ あなたに合うのはどれ?
決められた中から早く選びたい人 → ハウスメーカー

コストを抑えながら地元業者に任せたい人 → 工務店

自分たちらしい暮らしを一から形にしたい人 → 設計士

どれが正解ということはありません。
ただ、50代・60代で「これからの暮らし方を見直したい」という方には、
“対話を重ねながら理想を形にできる”設計士という選択が、最も満足度が高いと言えます。

■ ナイトウタカシ建築設計事務所のスタンス
私たちは、決まった型を持たない設計事務所です。
「施主の人生を建てる」という信念のもと、対話を重ねながら、暮らしの背景までデザインします。

ハウスメーカーのようなスピードや規格はありません。
でも、“今のあなた”と“これからのあなた”に寄り添い、唯一の答えを一緒に見つける。
それが、私たちの家づくりです。

I-5081、カーポートの設置を考えており……(愛知県)

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愛知県
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お世話になっております。
新居に引っ越したため、カーポートの設置を考えており、
建築確認申請をお願いしたいと考えております。
※自分で建築確認申請を進めようとしましたが、資格が必要ということがわかり、
 極力、自分でできるところは自分で行い、建築確認申請にかかる費用を
 押さえたいと考えております。
 設置希望のカーポートは決めており、施工業者もほぼ決めた状態となっております。
 
建築確認申請のご支援をいただけますと幸いです。
 
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I-5080、家の建て替えを計画しています(東京都在住・建設予定地は静岡県)

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東京都
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①静岡県伊東市で家の建て替えを計画しています。木造二階建てで27坪の家を考えました。家と標準の基礎で1500万円程度で建築出来ないでしょうか。素人の案ですが、図面はあります。
家の他に浄化槽の作り直し、駐車場の整備、庭のやり直しなどの追加工事が別途必要になりますので家の費用を抑えたいのです。
②現在は温泉を使用していますが、セメント、タイル貼りではなくて普通のユニットバス風の部屋にプラチックの浴槽と水、湯、温泉の三個の蛇口を出すだけの風呂場を作ることは出来ないものでしょうか?バスメーカーが温泉の利用を禁止しているとか、聞きました。
 
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二世帯住宅を検討するご家族から、よく聞かれる質問があります。
「二世帯住宅って、光熱費が高くなるんですか?」

答えは一言で言えば「設計次第」です。
同じ二世帯住宅でも、暮らし方と設計の工夫によって、光熱費の差は月に数千円〜1万円以上になることもあります。

では、どんな工夫をすれば快適さを保ちながら光熱費を抑えられるのでしょうか?

1. 二世帯住宅の光熱費が高くなりやすい理由
一般的に、二世帯住宅の光熱費が上がる理由は3つあります。

① 世帯が増える=稼働時間が長くなる
親世帯が在宅時間が長く、子世帯は夜に活動するため、照明・冷暖房・給湯などの使用時間が単世帯より長くなります。

② 水回り・キッチンが増える
完全分離型の場合、キッチンや浴室が2つになるため、電気・ガス・水道の消費量が増えます。

③ 電気契約が世帯別で割高になることも
二つの世帯で別々に電気契約をすると、基本料金が2倍になります。これは意外と見落としがちなポイントです。

こうした条件が重なると、「思ったより光熱費がかかる…」と感じることになります。

2. 光熱費を安くする設計のコツ
では、設計の段階でできる工夫は何でしょうか?

● 断熱性能を高める
もっとも効果的なのは、家全体の断熱性能を上げることです。
壁・窓・天井の断熱をしっかり行うだけで、冷暖房費は年間で1〜2割ほど削減できます。
特に窓は熱損失が大きいため、トリプルガラスや樹脂サッシを採用すると効果的です。

● 暖房・給湯を共有する
同居型や一部共有型なら、給湯設備や暖房設備を共用化する方法も有効です。
給湯器を2台設けるよりも高効率給湯器1台を共有した方が、ランニングコストは下がります。

● 太陽光発電を活用する
二世帯住宅は屋根面積が広くなりやすいため、太陽光パネルの設置効果が大きいのが特徴です。
発電した電力を自家消費すれば、電気料金をさらに削減できます。

● 生活リズムに合わせたゾーニング
親世帯と子世帯で活動時間が異なるなら、冷暖房エリアを分けて制御できるようにしておくとムダがありません。
それぞれの生活リズムに合わせてエネルギーを使える間取りにすることがポイントです。

3. 日常生活でできる節約の工夫
建てたあとも、ちょっとした意識で光熱費を抑えることができます。

共用スペースはLED照明+人感センサーで自動消灯

給湯温度を1〜2度下げる

冷蔵庫やエアコンの位置を日射の影響を受けにくい場所に配置

家族全員で「使わない時間帯」を決めて電気をOFF

こうした積み重ねが、年間では大きな違いを生みます。

4. 家計にも環境にもやさしい二世帯住宅へ
二世帯住宅の光熱費は、工夫次第でむしろ一世帯住宅より効率的に抑えることが可能です。
断熱・設備・暮らし方のバランスを取れば、「広いのに光熱費が安い家」も実現できます。

設計の段階で「親世帯と子世帯の光熱費をどう共有するか」を決めておくことが、快適で経済的な暮らしへの第一歩です。

まとめ
光熱費は設計と暮らし方で変わる

断熱・共有設備・太陽光でコストを抑える

活動時間の違いを間取りで吸収する

家族が増える分、エネルギーも増えるのは当然。
でも、“家の設計力”が光熱費を味方にするのです。

二世帯住宅は広くても、賢く設計すれば家計にも環境にもやさしい家になります。

I-5079、共同住宅から旅館業へ用途変更(東京都)

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現在、豊島区**のマンション一棟(16部屋)を住宅宿泊事業にて運営しております。
豊島区の民泊の改定案が出たことに伴い、旅館業へ移行したく、保健所には事前相談を行い済みで、共同住宅から旅館業へ用途変更(申請に必要な図面も含む)をお願いしたいです。
 
商業地域で、保健所からは部屋等は問題無しと言われております。
消防関連(5項イ)で消防検査済みとなっております。
防災関連は契約している業者さんがおりますので、
防災関連で必要な追加設備がありましたら、
できればこちらで業者さんに依頼させて頂きます。
図面は意匠図、機械図、構造図、電気図があります。
宜しくお願い致します。
 
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I-5078、土地購入を迷ってます(神奈川県)

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横浜市で土地購入を迷ってます。
13×12mの土地ですが12m側のみ2m高の大谷石擁壁(30年程度?見た目まずまず)でこちら側の所有となっており、下側の家の庭に面しています。
4m近く擁壁から離れれば家屋建築可能なのは承知していますが、無駄な敷地にはしたく無いので深基礎や杭打ちで1.5m程度まで擁壁に寄せられ認可がありるものでしょうか。
なお擁壁再建設は高額でしょうし、かつ両側にも連なっているため難しそうです。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





I-5077、物件の設備や老朽化具合を調査していただきたい(東京都)

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お世話になります。
 
法定耐用年数を過ぎた築古の収益マンションを購入するつもりです
こちらの物件の設備や老朽化具合を調査していただきたいと考えております
また、現地調査の際同行させていただけますか
 
築古の物件を購入するのは初めてです
調査及びアドバイスのほどお願いできますでしょうか。
 
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住宅取得世代の賃金

いつの時代も、家を建てたり購入したりするのは大きな出来事です。
人生最大の買い物とも言われるだけに家庭の事情だけでなく、社会情勢や経済環境にも大きく影響されます。
中でも直接的に影響が大きいのが、住宅購入の礎となる世帯年収です。
株式市場が史上最高値を更新するなど経済上向きと言われるいま、恩恵は家計まで届いているでしょうか。

グラフ1 40-44歳 雇用形態別賃金10年間推移

グラフ1 40-44歳 雇用形態別賃金10年間推移

住宅取得のボリュームゾーンは、初めて住宅を建築・購入する一次取得世帯です。
「*住宅市場動向調査」によると、世帯主の年齢は40~44歳に当たります。
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」で、40~44歳の賃金を見てみましょう。
企業や事業者が決まって支払う一ヶ月の賃金・手当等を年間に換算した数字で、ボーナスは別項目です。
グラフ1は、性別・雇用形態別(男性正社員、男性正社員以外、女性正社員、女性正社員以外の4カテゴリー)の、直近10年間の推移です。
この10年、カテゴリーにより多少の浮き沈みがありますが、40-44歳の賃金は総じて、ほぼ変わっていないようです。
常識的には、物価の上昇分程度に昇給しないと可処分所得が減少して、生活実感は下降するのではないでしょうか。

グラフ2 40-44歳 企業規模別賃金推移

グラフ2 40-44歳 企業規模別賃金推移

もう少し長期で見てみましょう。
グラフ2は2005(平成17)年から約20年の推移で、こちらは企業規模別集計です。
男女別に、従業員1000人以上の大企業、100人以上の中企業、10人以上の小企業で、フリーランスや零細企業は含まれません。
一見して、全体に微動しつつほぼ横ばい、と言えそうです。
驚いたことに、男子大企業は2005年から2021年まで連続して減少でした。
この数年で回復したものの、2024年ではまだ2005年水準に届かないようです。
男子大企業の賃金低下は、事業再編による実質賃金の低下や評価基準の見直し、役職の減少など、企業の構造改革が背景にあると言われます。

表1 40-44歳 大卒・大学院卒の実質賃金推移と消費者物価指数

表1 40-44歳 大卒・大学院卒の実質賃金推移と消費者物価指数

”物価高感”の理由

たとえ賃金が下がっても、物価も同じように下がれば消費行動に影響はないはず。
表1は40-44歳の大学・大学院卒男女の実質賃金と、2020年を100%とした消費者物価指数の比較です。
賃金は男女共2005年から2021年にかけて減少を続け、数年上昇に転じましたが2005年水準には戻らず。
一方で消費者物価指数は、2005年から緩やかながら上昇が続きました。
賃金は下がり物価は上がる、消費税や社会保障費の負担は増加。
実質も体感も、マクロ経済で見ると世帯の使えるお金は減少し続けた、みんな一緒に貧しくなったのです。
生活の圧迫感が増すなか、住宅建築や購入の検討を先延ばしにする世帯が増えるのは当然の帰結でしょう。

グラフ3 OECD5カ国 実質賃金の推移

グラフ3 OECD5カ国 実質賃金の推移

ダルマさんがころんだ

この現象を世界の中で位置付けるとどうなるか。
グラフ3はOECD加盟5カ国の1990年から2024年の、実質賃金推移です。
30年超の長期では為替の変動が大きくあくまで参考値ですが、フランス・ドイツは1ユーロ=145円で、イギリスは1ポンド=195円で、アメリカは1ドル=125円で算出してみました。
1990年代には5各国中で優位にあった日本の賃金は約30年ほぼ変わらず、この10年程は最下位を保っています。
フランス・ドイツのユーロ2カ国はリーマンショック後のヨーロッパ金融危機で大きく落ち込みましたが、回復も早かったようです。
リーマンショック震源地のアメリカに至っては、ほぼ一貫して上昇。
もちろん、失業率の高い欧米と、低賃金労働が広がり有業者数が増えた日本を単純比較するのは無理がありますが、浮かび上がるのは慎重過ぎた日本経済の姿。
30年前と同水準の賃金が続いた日本はまるで、「ダルマさんがころんだ」で停止したまま歳をとってしまった、そんな風に見えます。

グラフ4 OECD5カ国 2024年実質賃金

グラフ4 OECD5カ国 2024年実質賃金

住宅市場の活性化には

報道によると新政権に対して物価対策を求める声が大きいようですが、インバウンドブームが示すように、日本の物価の安さは折り紙つき。
一方で、日本の賃金の安さは明らかです(**グラフ4)。
喫緊の経済課題は物価対策というより、先進国並みの賃金を被雇用者全体に行き渡らせる、賃金上昇ではないでしょうか。
日本経済活況といわれるいま、1980年代のような賃金水準や学歴や性別による賃金格差を解消し、店舗に消費者を、住宅市場に建築主を取り戻すことで、時代は大きく前進すると思われます。

グラフ1.2、表1:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」から作成
グラフ3.4:OECD DATAから作成
* 国土交通省 令和6年住宅市場動向調査
** グラフ4: 1ユーロ=175円、1ポンド=200円、1ドル=150円で換算

建築家の注文住宅 高気密高断熱住宅を京都から アーキシップス京都 古前極

このコラムは、注文住宅を計画する方の参考になることを目的に、アーキシップス京都の経験に基づいて書き下ろします。
トピックス、技術、経験の内容は、主観に基づくことをご了承ください。

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