自宅を新築するにあたって、間取りのご相談や設計案をお願いするということはできますでしょうか。 祖母が亡くなり、母から譲り受けた土地(世田谷区)に家を建てることになりました。とても狭い土地です。現在は私の夫の仕事関係での知り合いの工務店にお願いをしています。しかしながら、注文住宅に強い工務店ではないこと、また、私の夫が建築関係の仕事をしている理由から、夫が数点の間取りのスケッチや、要望をお伝えして決めていくということになりました。しかしながら、夫も注文住宅の専門家ではありません。 私としましては、注文住宅の設計(できましたら狭小住宅)に慣れていらっしゃる設計士の方にご相談をしたり、間取りのご提案をいただいたり、私自身の希望などもお話しして、できること、できないことなどを伺って決めていきたいと思っているのですが、そのようなことは出来ますでしょうか。 お忙しい中、恐縮ですがよろしくお願いいたします。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
一軒家のリフォーム設計のみをお願いできる事務所を探しています。施工会社は決まっています。場所:京都府京都市********現在、空き家建物は現在住宅2階建で、1階をお寺の管理事務所、2階を住まいのに変更の全リフォーム 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
「車椅子を使う家族のために、まずは玄関の段差をなくしてスロープをつけたい」「お風呂やトイレを広くして、使いやすくしたい」
こういった部分的な改修工事は、比較的取り入れやすいので、多くのご家庭で最初に検討される選択肢なんだと思います。
確かに、その場の不便を解消するには効果的です。しかし、部分改修だけではどうしても見落としてしまう「生活動線の盲点」があると考えています。
1. 部分的な便利さが、別の不便を生む例えば、玄関にスロープを設けたとします。
確かに。外から家には入りやすくなります。
でも、そのスロープが玄関スペースの多くの占領していたらどうでしょう。
便利になったはずなのに、玄関内での転回が難しくなったり、介助の方が困ることもあったりすると思います。
こういったことって、部分改修をすると、起きてしまうことが多いです。
2. 家族全員の動線とのすれ違い車椅子を使う本人にとって便利な改修が、他の家族にとっては不便になる場合もあります。
例えば、トイレを広くした結果、家族の生活スペースが圧迫されてしまう。キッチンやリビングへの通り道が狭くなる。
「使いやすいはずが、家族全員のバランスを欠いてしまう」
車椅子を優先することが大事なのはわかりますが、全体を見る視点が必要なんだと思います。
これも部分改修の落とし穴といえます。
3. 将来の変化に対応できない子どもが成長する、介助する親の体力が変わる、介助の有無が変わります。暮らしは時間とともに変化します。
部分改修は「今の不便」を解決することに重きを置きがちですが、将来を見据えた動線設計までは考慮されにくいのが現状です。場当たり的というか。。
結果として、数年後には再度大がかりな工事が必要になることも。
4. 本当に必要なのは「家全体でのシミュレーション」生活は、点ではなく線でつながっています。
「玄関からリビングへ」「トイレからお風呂へ」「寝室から家の外へ」――。それぞれがスムーズにつながるからこそ、快適に暮らせるのです。
部分改修では、この「線のつながり=生活動線」が考えきれません。
だからこそ、改修を検討するときには家全体を俯瞰した動線のシミュレーションをすることが大事かなと思っています。
まとめ部分改修がよくないということではないんです。
ただ。そこだけで安心してしまうと、かえって別の不便が生まれたり、将来の暮らしに対応できなかったりするリスクがあります。
本当に大切なのは、「家族全員の暮らし」「今と未来の変化」までを含めた、家全体の生活動線を設計する視点です。
その視点があるかどうかが、部分改修と本当の意味での「暮らしやすい家づくり」との、大きな違いなんだと考えています。
車椅子のことを考えた家づくりを検討したいと思ってる方は、こちらをご覧になってみてください。
車椅子と暮らす家づくり~子供の未来を考えた~ただのバリアフリーでなく子供が自分らしく過ごせる家
「最近、週の半ばになるとぐったりしてしまう」「週末は疲れを取るだけで終わってしまう」
そんな声を、特に40代以降の方からよく聞きます。
朝はスッキリ起きられず、午後になると集中力が途切れ、週末は“回復するための休日”。
そんなサイクルに不安を感じている方って多いんじゃないでしょうか。
そこから抜け出すきっかけになる方法の一つとして「週3回のサウナ習慣」を提案します。
サウナは一度入るだけでも疲れを取る効果がありますが、定期的に取り入れることで、体そのものが「疲れにくい状態」に変わっていきます。
なぜなら、サウナには3つの継続効果があるからです。
血流の改善が定着する サウナ→水風呂→休憩を繰り返すことで血管の反応が鍛えられ、 全身に酸素や栄養が行き渡りやすい体に。 結果、日常の疲労が溜まりにくくなります。
自律神経が整う サウナの温冷刺激は、自律神経の“筋トレ”のようなもの。 交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズになり、 ストレス耐性や回復力が向上します。
深い睡眠が習慣化する 週3回の夜サウナで、寝つきが良くなり睡眠の質が向上。 翌日の疲労回復が加速し、朝から軽やかに動けるようになります。
実践法はシンプルです。
月・水・金の夜に10〜15分サウナ 週のリズムに合わせてサイクルを作ると継続しやすいです。
1セットでも十分 無理に長時間入る必要はありません。
寝る2時間前までに終える 快眠につなげるゴールデンルールです。
ちなみに。
自宅にサウナがあれば、この習慣は驚くほど続けやすくなります。
仕事帰りに施設に寄る手間もなく、夜の時間にスッと取り入れられるからです。
「疲れを取る」から「疲れにくい体になる」へ。週3回のサウナは、そんな体質改善の習慣です。
年齢を理由に疲れを諦めるのではなく、サウナという小さな習慣で、毎日をもっと軽やかに楽しんでみませんか。
自宅にサウナがあったらいいな。。
そんな方は、こちらを参考にご覧になってみてください。
最高の「ととのい」を日常に自宅サウナでいつでも「ととのう」暮らしを。
家づくりや模様替えのとき、誰もが一度は思うんじゃないでしょうか。
「白い壁って、きれいだけどちょっと寂しいな」
って。
白は光を柔らかく反射し、清潔感を与える万能な色。だからこそ、そこに何を飾るかによって、空間の印象が大きく変わります。
でも、「アートなんて難しそう」と躊躇する方も少なくありません。
そんなときは、初心者でも安心して楽しめる、いくつかのスタイルから始めてみましょう。
1. シンプルなポスターアートまずおすすめは、グラフィックポスターやタイポグラフィ。白い壁との相性が良く、選ぶだけで部屋がぐっと都会的に見えます。額縁をブラックや木目で統一すると、インテリアとしてまとまりやすくなります。
「好きな言葉」や「シンプルな形のデザイン」を選べば、毎日目にするたびに心が整うでしょう。
2. 写真で“物語”を飾る白い壁は、写真を際立たせる最高の背景です。旅行の思い出や家族のスナップを飾ると、日常に物語が息づきます。
モノクロにすればシックに
カラーなら明るくポップに
複数枚を並べてギャラリー風に
飾るだけで、暮らしの中に“自分らしさ”が自然と滲み出てきます。
3. 自然モチーフでやさしい印象に植物や風景を描いたアートは、初心者にとって安心感のある選択肢です。葉っぱの一枚を描いた水彩画でも、抽象的な山並みでも、白い壁がやさしく包み込みます。
あるいは、押し葉やドライフラワーをフレームに入れるのも素敵です。自然の色と形は、どんな部屋にも柔らかさを与えてくれます。
4. 小さな立体でアクセントをつけるアートといえば平面だけと思われがちですが、立体的なものも壁に映えます。陶器のプレートや、木でできたオブジェ、あるいはリース。
少し壁から浮き上がるだけで、空間に動きと奥行きが生まれます。
5. 入れ替えを楽しむ“気軽なギャラリー”初心者のうちは、「一度飾ったら固定」ではなく、気軽に入れ替えることをおすすめします。
季節や気分に合わせてポスターを変える。子どもの作品を新しいものに差し替える。
そうすることで、白い壁が“暮らしのギャラリー”に変わっていきます。
白い壁は、最初はただの余白に見えるかもしれません。でも、その余白は、あなたがどんな暮らしを描くかを受け止めてくれるキャンバスとも言えます。
大切なのは「特別に難しいアートを選ぶこと」ではなく、好きだと思えるものを気軽に飾ることです。
最初の一枚を壁にかけた瞬間から、暮らしは少しずつ豊かに動き出します。
ぜひチャレンジしてみてください。
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足首が痛くなったみーくん@建築家紹介センター(63歳)です。ある朝、起きたら足首が痛くなっていました。だんだん痛みが強くなってきたので、歩けなくなる前に早めに病院に行きました。
レントゲンなど取ってもらって骨にはとくに大きな異常はなかったので安心しました。
「若い頃にスポーツやっていた方は 年を取ってから古傷が痛むことがある……」みたいな説明を受けました。
とにかく数日はできるだけ安静に……ということなのでここ数日は湿布を貼ってできるだけ安静を心がけています。
8月も下旬ですね。残暑が厳しいと思います。「夏バテで食欲が無い…」とならないように、さっぱり食べられる 冷ややっこにネギやショウガを添える とか、レモンを使った料理 などを取り入れると、体も気分もリフレッシュできますよ。
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■建築家紹介センター通信 2025-08-24
【収支効率のよいマンション】
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の依頼者・おがわ4814様から成約のご連絡をいただきました。 ・お仕事を依頼した建築家: 株式会社アトリエ創一級建築士事務所 ・建築家相談依頼サービスに投稿する前にどんなことで悩んでいましたか?: 検査済証のない建築物の用途変更に関するノウハウと力量があり、相談に乗ってもらえる建築士がいなかった ・なにで建築家相談依頼サービスを知りましたか?検索エンジンからの場合は検索に使ったキーワードを教えていただければ幸いです: 検査済証がない ガイドライン調査 用途変更 建築士 ・建築家依頼サービスを知ってすぐに投稿しましまたか? もし投稿しなかった場合はどんなことが不安になりましたか?: 本拠地が福岡だったことで、どのような建築士が登録しているのか、全国対応できるネットワークがあるのか、よく分からない部分もあって投稿までに多少の時間を要しました。 ・いろいろなサイトがある中でなにが決め手となって 建築家相談依頼サービスに投稿しましたか?: 特に決め手はないが、知人の建築士に断られたため、知人を当たったりネット検索してみたりしたが、適任と思われる方が見つからず、他に建築士を知る手段がなかったので試してみようと考えました。 ・実際に投稿してみていかがでしたか?: 反応が早く、すぐに数件のオファーがあり、皆さんが積極的な姿勢だったので、期待に沿うものだと感じました。 ・現在はどの段階でしょうか?: 業務を発注し、これから実務を進めていただく段階です。
■当サイト会員建築家の設計事例
▼愛知県 A邸 砂原設計室 奥村由美┗ https://kentikusi.jp/dr/node/18564?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
今回、紹介する設計事例は愛知県の「A邸」です。
依頼者は建物を建てる前は
「老夫婦の終の住処を木を意識して欲しい 落ち着いていて、近くにある公園ともなじむ外観にしたい……」
と悩んでいました。
そこで
「聞き取りとプランに時間をかけていただきました。 私たちに寄り添って、要望をベストな形で 提案していただきましたので……」
と砂原設計室 奥村由美さんに依頼しました。
奥村さんは在来工法で、土壁、瓦桟葺の平屋を建てました。
「老夫婦お二人のお住まいですが、 御主人様の個人スペースを取ったり、 玄関は広く縁側のような作りとなりました。
和室はあえて1段上げて客間使いですが、普段は開け放ち、 イス替りに腰掛けられるようになっています。
また、和室の床下は全て物入として引き出しを設けました。 設備類以外は全て自然素材を使用しております」
と言っています。
依頼者には
「冬暖かく、夏涼しくてほとんどエアコンを使わない」「孫がお友達を連れて、よく遊びに来るようになった」
と言っていただきました。
終の住処を建てたい方はぜひ建築家相談依頼サービスをご利用ください。
------------------------会員主催のイベント情報----------------------
▼2025.08.30 生き方から考える住宅相談会 神奈川県 2025年08月30日 11:00┗ https://kentikusi.jp/dr/node/30724?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼SO建築設計 家づくり無料相談会のお知らせ 東京都 2025年07月05日 16:00 to 2025年08月31日 18:00┗ https://kentikusi.jp/dr/node/30554?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
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<家の老化は人の老化より早い?>「最近、階段の上り下りがちょっとつらくなってきたな」「朝起きると腰が重い…」
50代を迎えると、多く野人が、少しずつ体の変化を意識するようになります。
ただ。
実は、それ以上のスピードで“老化”しているのが、あなたの住まいかもしれません。
築20年、30年と経つと、見えないところから少しずつ家は疲れていきます。
水回りの配管や設備の劣化
断熱性能の低下で「冬寒く夏暑い」
サッシの隙間からの冷気や結露
床のきしみや壁のひび
こうした症状は、ある日突然やってくるのではなく、静かに少しずつ進行していきます。まさに人間の体と同じように。
ただ一つ違うのは、人間の体は年齢相応に衰えていくのが自然ですが、家はメンテナンスやリフォームをすることで「若返らせる」ことができるという点です。
たとえば、水回りを最新の設備に替えるだけで暮らしの快適さは格段にアップします。
断熱を整えれば、冬の寒さや結露から解放され、冷暖房費も節約に。段差をなくすリフォームをしておけば、将来の転倒リスクを大きく減らすこともできます。
50代という年代は、自分の老後を少しずつ意識し始める時期です。
同時に、家の老化スピードを考えると「まだ体力も気力もある今のうちに」暮らしを整えることが、これからの20年30年を安心して過ごすための賢い選択といえます。
人は年を重ねることを止められません。
ただ、家は、手をかければ“未来に合わせて生まれ変わる”ことができるのです。
「体の変化に合わせて家も変えていく」
それが、これからの世代の新しい住まい方なんじゃないかと思います。
これからの暮らしを考えた方がいいかもな。
そう思われた方は、一度こちらをご覧になってみてください。
これからの暮らしを50代から整える同世代の建築家と描く、あたならしい暮らしへ
LDKと寝室がひとつだけの小さな平屋の住宅です。敷地は丘の斜面の下にあり、斜面側外壁は、擁壁も兼ねた厚みのあるコンクリート造です。
隣地擁壁が高いので、東京都安全条例がかかってくること、前面道路が狭いなどの条件で平屋を建てたいが、どのくらいのボリュームになるのか。狭くならないか。既存の建物にあったステンドグラスを再利用したい。
自然素材を使用しながら、光と風を狭小住宅でも取り入れる工夫をした住宅を建てていること。現場敷地と事務所が近いこと。
隣地擁壁が東京都安全条例がかかってくること、前面道路が狭いために斜線がかかってくることなど、隣地側とは距離をとらなければならない中で、法的にできるだけ可能な面積を確保しました。室内は平屋ですが、無垢フローリング、和紙のクロス、引き戸とし、天井高さも高くして小さくても広がりがあり、明るく温かみのある空間にしています。ご要望の既存建物にあったステンドグラスも再利用でき、喜んでいただきました。
駐車場側からの外観
リビングダイニングとキッチン。対面キッチン。
リビングダイニングからキッチン方向をみる。造作のカウンター収納。天井高さは高く、無垢の梁も見せています。
リビングダイニング。杉の無垢フローリング、壁は和紙のクロス。
コンクリートの壁部分に木造部分と段差がありますが、そこに小さなものを飾れるスペースになっています。
シンプルな寝室。
玄関。造作の玄関収納。
いざ、二世帯住宅を考えようとする場合、みなさんは、どんなことを気にされますか?費用面も大事なんですけど、すごく大事なポイントがありますよね。
それが何かというと。「間取りが家族関係をつくる」ということです。
私自身、10年以上二世帯住宅で暮らし、また建築家として数多くの二世帯の家づくりに携わってきました。
その経験から言えることは、どんなに立派な家でも、間取りが住まわれる方にフィットしてなければ、家族関係にしわ寄せが来てしまうということです。
鉄則1:距離感をデザインする二世帯住宅で最も多いトラブルは「近すぎる距離感」です。
玄関や水回りを共有にすると、一緒にいる時間は増えますが、その分プライバシーの確保は難しくなりますよね。
逆に、完全分離にすると「せっかく同居したのに顔を合わせない」なんて話にもなりがち。
なので。家族に合った距離感を最初に定義し、間取りに落とし込むことが大事だなと思います。
例えば、玄関は分けつつ、リビングだけはつながる設計。あるいは、キッチンを別にして「食事の時間」を自由に選べるようにする。
こうした工夫で「干渉しすぎない安心感」と「交流できる安心感」を両立できます。
鉄則2:生活リズムを吸収する親世帯と子世帯では、生活リズムが異なるのが普通です。
早寝早起きの親世帯と、夜遅くまで働く子世帯。音や光の影響が積み重なると、関係はぎくしゃくしてしまいます。
そこで大切なのが、寝室とリビングを近づけない間取りです。
また、上下階で生活リズムが重ならないよう、水回りの配置を工夫することも効果的です。
設計でリズムの違いを吸収できれば、暮らしのストレスは驚くほど減ります。
鉄則3:将来を見据えた「余白」を残す今の家族構成や生活スタイルに合わせるだけでは、数年後に使いにくい家になってしまいます。
子どもは成長し、親は年齢を重ね、いずれ介護が必要になるかもしれません。そんな変化に対応するには、余白を持たせた設計が欠かせません。
例えば、将来は仕切って独立させられる多目的スペース。今は子ども部屋、10年後は親の寝室、さらにその先は趣味の部屋に。
柔軟性のある間取りが、家族の変化に寄り添ってくれます。
まとめ二世帯住宅は「家を建てる」のではなく「家族関係を設計する」ものだと私は考えています。
距離感、生活リズム、将来への備え。この3つを押さえた間取りこそが、家族の笑顔を守る設計の鉄則です。
間取り一つで、家族の関係性は大きく変わります。
もし「わが家に合う距離感ってなんだろう?」と迷われているなら、実体験をもとにアドバイスできる建築家に一度相談してみてください。あなたの家族にとってベストな間取りを、一緒に見つけていきましょう。
詳しくは、こちらをご覧になってみてください。
二世帯住宅。私たちにできるかな?そんな不安を建築家と共にワクワクへ。
がけ条例にかかる土地です。千葉県佐倉市***********に1DK程度でも建築出来ないでしょうか。広めなら尚ありがたいですが。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
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