一般的な建物の床スラブ厚さ200mm前後です。 ボイドスラブ工法では、コンクリート床スラブに筒状に穴をあけて中空にして計画します。 穴をあけるため床スラブの厚さは250~350㎜ほどになります。 この結果、 ① 床スラブ自体の剛性・強度が優れたものになります。 ② スラブ全体が主梁の役目を担うため、主梁以外の小梁を無くすことができ、室内空間の天井面がフラットに仕上ること。 が大きな利点と言えます。 ③ スラブ厚さが出るため、遮音性も高くなります。 マンションの計画に採用すると、より利点を生かした計画につながります。