束石というのは、図のように木造の建物などで、1階の床を支える部材の一つで、コンクリートで出来ているものです。現在では鋼製束というものを使うことが多いので、コンクリート製のものはあまり見かけませんが、ウッドデッキなどを造る際には使うこともあります。いろいろなサイズのもの、また形状も様々なものがあります。和風の住宅などで玄関前の独立した柱を支えるための天然石のものもあります。
弊社はオフィス内装工事業を営む会社となっております。大阪にて社員寮からホテル業へ用途変更、基準を満たす図面作成をお願い出来る建築士様を探しています。出来れば大阪付近の方を希望しますが、作業に支障が無いという場合であれば所在地にはこだわりません。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
松波の家#2のお隣さんの敷地に、南側の空き地のコンクリートブロック塀の一部が先日の強風の影響で落下しました。人的被害が無かったから良かったものの、人がいたらと思うとゾっします。
建築基準法では、補強などの措置がないコンクリートの塀の高さは1.2m以下と決められています。熊本地震で同じような状況下で、塀が崩壊して、一人が即死、もう一人が大怪我を負った人災がありました。塀の所有の方、このような塀の側にお住まいの方、どうか、一刻も早い是正を進めてください。
ちなみに、松波の家#2は写真手前が敷地です。計画当初から隣地持ち主にクライアント及び土地仲介業者から是正するように依頼していますが、、、
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地元自治会で防災会会長をまかされています。うちの自治会は児童公園がないので、防災倉庫を近所のコンビニの空きスペースに置かせてもらってました。ところがそのコンビニのオーナーが代わり、諸事情から防災倉庫が置けなくなりました。 そこで隣接する自然公園の空きスペースに新たな防災倉庫を設置することで、千葉市から許可をとり、2畳の大きさの新しい倉庫が2週間前に完成。
中の防災備品を移して、使いみちが無くなったこれまでの倉庫を自治会役員の家で使ってもらうことになりました。そのために、先日その役員さんと自治会会長、私の3人で、解体、移動、再組立しました。日本の物置きの作り、精度の良さをまじまじと見ることがてき、貴重な体験になりました。 私のブログ「建築閑話」もお時間ある時にでもご覧ください。ゆるりと11年続けています(笑http://atelier24blog.blog91.fc2.com/
松波の家#2が無事に上棟しました。スキップフロアー、屋上テラスなどあり、やはり手間取りましたが、陽が落ちる前に登り梁が全て架かって建て方完了です。おめでとうごさいます!
昨日、とある家創りの現場へ行ってきました。
天然石の壁に、植栽、そして、ブラケット照明。
とても上品な仕上がりですね。
こちらの家。
建物はすでに引き渡しが済んでいて、
お客様は暮らしてらっしゃいます。
ただ。
敷地がとっても大きいことや、天然石をふんだんに採用した
こともあって、引き渡しの後、外構工事を続けています。
こちらを担当してくれていた、左官屋さんが
こんなことを言ってました。
「この現場で、天然石を一生分張ったかもな」
これだけの面積を、コツコツと丁寧に張っていただく機会は
よほどないんだと思います。
タイルと違って、相当苦労されているのもみているので、
その言葉の重みを感じました。
ほんとお疲れ様といいたいです。
栽も、ほぼ完了して、いい雰囲気を作り出しています。
庭園灯も、全体の雰囲気に合わせて、
白木目のポールにしています。
このポールですが、普通にシルバーにしてしまうと
想像以上に浮いたように見えてしまうんですよ。
外構にも、建物のコンセプトや、デザインの方向性を
しっかり共有して、統一感を持たせたいですね。
建物の両側の人から見えない場所には、
防草シートと白玉砂利を敷き詰めます。
このシートがあるだけで、ずいぶんと草の生え方が違いますよ。
しかし。
白玉砂利は、すんごいきれいでした。
というか、ここまで大粒で、たくさんの白玉砂利を
敷き詰めたのは、初めてかもしれません。
とっても清潔感のある上品な仕上がりでした。
来週には、外構の工事が完了しそうです。
とっても、とっても素敵な家に仕上がりました。
そんな家創りに関わらせていただけたことに感謝ですね。
束は床構造の一部を成す大引などを受けるための垂直部材です。その束を載せる石を「束石」と呼びます。木材である束を直接、地面に接するように置くと水分を吸収しやすく、蟻害にも遭い易くなります。そのために地面を固め、その上に束石を固定し束を載せます。
昔は自然石を束石として採用することもありましたが、後年工業製品である束石が販売され、安定した形状と価格の明朗さによって後者が普及したように思います。
しかし、束石と大引との間の距離が一定でないこともあり、束は現場で一カ所ずつ長さを測り、現場で長さを調整していました。この作業は建物が大きくなればなるほど結構、手間暇が掛かります。
その労力を軽減するための材料として、鋼製束やプラスチック製の束が販売されるようになりました。これらの材はネジで材自体の長さを調整できるようになっていて、とても便利であるため現場でもかなり普及し、束石に取って代わったと言っても過言ではありません。
しかし、現在でも束石を採用する個所はあります。縁側の柱を受けるのに自然石の束石を採用したり、東屋や、古民家の柱を受けるために採用したりと完全に無くなった訳ではありません。
飲食店のリノベーション代替わりにともない、客層の変化にあわせてリラックスできる空間へコンバーションしました
お見えになるお客さまが2人でお見えになることが多くなったため、2人でまったりするために植栽と2人の関係をデザインしたり、大人が落ち着いて居られる場所とその店構えをデザインしていますその他、建築のみでなく家具なども施工しています
廻縁(まわりぶち)というのは、壁と天井との接点部分に設けられる見切り用部材です。壁と天井の仕上げ材の違いはこの部材があることでうまく処理することができます。入隅(いりすみ)や出隅(ですみ)は建築では美しく仕上げるために注意を要する部分ですが、廻縁は入隅で壁に設けられることが多いです。最近は壁、天井をクロス仕上げというのが多いでしょうが、このクロスの色や柄が違うという場合も多いと思います。その場合にこの廻縁があると仕上がりがきれいに行きます。木製の他にアルミやプラスチックのものもあります。フクビというメーカーがアルミやプラスチックのものを多く出していて、廻縁そのものが目立たないようにできる製品を作っています。写真のものはパナソニックのベリティスという商品で、H寸法は30mmです。壁と天井は同じクロスなのですが、仕上がりがきれいになるように廻縁を付けました。色は目立たないように白いものを選んでいます。下の写真は和室の場合です。米松の廻縁です。H寸法は33mmです。和室の場合は柱と壁との納まりなどにも関連するのでディテールの検討をしっかりとしないときれいに仕上がりません。
幅木というのは、床と壁との接する部分で壁の最下部に設けられる所謂見切り用の部材です。床と壁は同じ素材で造ることは少ないですから、そこに緩衝地帯としての小さい部材を造ることはとても多いです。この部材を設置することで、お掃除のときには壁を傷めることも少なくなり、お掃除しやすくなります。和室などではこの部材は作らないことが多いですので、壁が左官仕上げなどのような場合はお掃除のときには手を添えて壁を保護しながらお掃除するということが昔は行われていました。近年はそのようなことも少なくなりましたので、和風旅館などでは設計にひと工夫が必要になります。床が無垢材のフローリングなどでは、それが収縮をしますので、その収縮が見えないようにするためにも幅木が必要になります。幅木の下の部分でフローリングが収縮するのであれば、それは見えないわけですから、そのためにも必要なものです。写真は床が無垢の樺材で幅木は米松、いずれもオイルフィニッシュです。幅木のせい(H寸法)は45mmです。このH寸法は設計者によりいろいろですし、既製品でもいろいろなサイズがあります。だいたい50mm前後が多いと思います。胸の出(見込み寸法、壁からの出巾)は7mmですが、これもいろいろあります。もう一つの写真は、床と同じ素材(豆砂利の洗い出し)で造った幅木です。
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セルフビルドを手掛ける建築士さんもいらっしゃるとの記述に期待して申し込みましたが、全くの無反応に終わってしまいました。残念です。やはり、日本の建築業界の現状では、...
建築について知識がなく困っていましたが、メッセージ等いただいて相場などがわかりました。現実を知ったのでこれからどうするかを考えていきたいと思います。本当にありがとうございました。